1.藤野/石楯山(新年山行) 

期 日:1月6日(土) 日帰り 晴

参加者:L佐藤邦弘、SL大貫文正、森田隆仁、小原紀子、木村真知子、前田省吾、矢澤孝二、派田正、松宮俊彦、宮澤恵子、助廣弘子、市川静子、本山まり子、竹田早苗、黒澤寿子、峰尾欽二、鎌田文子、堤理恵子、小磯登志子、横川芳江、萩原克己、神谷敏裕、神谷友子、山本正、岩田孝支、服部健、中村和江、赤沼隆司、江上力男 計29名

コース:藤野駅945―緑のラブレター1022―古峯山10511100―一本松山1118―名倉峠1133―石楯山11501320―石楯尾神社1327―藤野駅1415

藤野駅に降り立つと青空が広がり、柔らかな陽が射し、適度な冬の寒さがかえってすがすがしい。相模川に架かる弁天橋を渡り、山の中腹に横たわる「緑のラブレター」を目指す。藤野駅付近から目につくおなじみの巨大なオブジェ。造形作家の作品で1989年に完成したものだという。上から覗きこめるピークには「愛の鐘」と石の祠。「緑のラブレター」は上から見るとまるで巨大な廃棄物が山の斜面に置かれているという感じで、遠くから眺めるものであった。

傾斜の急な道を登りきると古峯山。眺望がすばらしく、高尾、陣馬、生藤山と続く山なみにしばし見とれる。一休みするには絶好の山だ。京塚山への分岐にでて、次の一本松山へ向かう。柔らかい陽が山道に射しこみ、冬枯れの山は気持がちよく足取りは軽い。三角点のある一本松山は標識は見当たらず、木に赤テープが巻かれ、そこにマジックで山名が書かれていた。

名倉峠から最終目的地の石楯山へ。鎖が張られている急角度の道を降り、少し登り返すと石楯山の山頂だ。ベンチが多数置かれ、「しあわせの鐘」が吊られている。眺望は負けず劣らずだ。先に出発した女性3人と合流。風が弱く日当たりのよい場所を選び、でおでん鍋の準備に取り掛かる。鍋をベンチの上に3個をセット。持ち寄ったおでんを適量投げ込む。温まる間に持参したお酒を小さい紙コップに注ぎ、この一年の健康と安全を願い、みんなで乾杯。おでんは数回にわけて温め、めでたく完食。

下山はあっという間の6分程度で一般道路に降りる。降りた場所のすぐ近くには名倉の石楯尾神社。新年の参拝を兼ねて立ち寄る。参道の急な石段を慎重に降り、ひたすら舗装道路を歩いて藤野駅に向かった。

新春の山行にふさわしく穏やかな快晴に恵まれ、多数の方の参加によりにぎやかで一層楽しい山行となりました。今年も元気で楽しい山行になりますようみんなで力を合わせていきましょう。(佐藤邦弘)


古峯山への道

古峯山山頂

冬枯れの明るい道

一本松山山頂

石楯山でおでんパーティー

石楯山でおでんパーティー

今年も元気いっぱい

石楯尾神社で参拝

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2.丹沢/大室山~犬越路

期 日:1月13日(土) 日帰り 晴

参加者:L安瀬はる江、SL神谷敏裕、前田省吾、峰尾欽二、山口音子、大貫文正、萩原克己、山本正、服部 健、中村和江、繁村純夫、繁村美知子 計12名 

コース:みなもと体験館8:1025―久保分岐9:25―大室山11:2512:00―犬越路13:1025―用木沢出合14:35―西丹沢自然教室15:0540=バス=新松田16:45

橋本駅発6:20三ヶ木行バスで三ヶ木、月夜野とバスを乗り継ぐ組。6:53発バスで三ヶ木に行き、そこからタクシーに乗車する組。2組に分かれて、集合場所の久保小入口バス停に向かった。結果的にはタクシーの方が早く、月夜野からのバスが発車する時にタクシーが通過していった。降車予定の「久保小入口」バス停が「みなもと体験館」に変わっていて、通り過ぎ、両組とも戻るハメになった。

 今回の茅ノ尾根は昭文社地図では最近破線路になったコースだ。道形もはっきりして、道標も立っていた。南西方向の大室山山頂に向かってほぼ一直線に登っていく。変哲もない杉林の薄暗い尾根を黙々とひたすらに歩を進める。少々飽き飽きした頃、明るい冬枯れの自然林が開ける。標高は1000mを過ぎていた。急な所はつづらになっていた。尾根は徐々に広がり、西方には南アルプスや八ケ岳の綺麗な白嶺が見え隠れする。古木の巨大なブナが繁り、その枝振りには逞しい躍動感があった。そして山頂直下の急登もなく、穏やかに山頂に到着した。登山口から丁度3時間だった。

東西に長い山頂は木々に囲まれ展望がない。昼食を摂っていると、一人、二人登山者が登ってきたが静かだった。犬越路に向かい下山し始めるとすぐに、加入道山への分岐で、大きな富士山が眼前に迫った。この辺りでは大勢の登山者と行き交う。そこからすこし下がった場所で、しばし、歩を止め撮影タイムとなった。この先は西方に富士山を眺めながらの稜線で、気持ち良い歩行になった。

少々の急下降をこなし降り立った犬越路には避難小屋が建っている。中を覗くと小綺麗に使われていた。今山行の目的、今年の干支「犬」にたどり着けた。そこは四方からの登山者で賑やかだった。ゆっくり休憩をして、記念撮影後、用木沢出合に向かい下山にかかった。歩き始めると、少し先で大きな音とともに大岩が落ちていった。斜面に目をやると、不安定そうな大岩がゴロゴロしている。足早にそして静かに通過した。7,8年振りに歩く用木沢の谷は懐かしく、丹沢の懐の広さを感じた。そんな中、いくつもの桟橋を渡っていくと、崖上に長く伸びた氷柱が日射しを受け輝いていた。

常に後続を気遣ったSLの好リードで、みんなが安心して歩き、ほぼコースタイムで収まりました。終わってみると登りと下りが陰と陽の対象的な尾根で興趣あるコースでした。積雪がなく心残りでした。(安瀬はる江)


気持ち良い自然林

犬越路からの下山

辛抱の上り

大室山山頂

富士山に感激

干支「犬」越路

氷柱

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3.房総半島/伊予ヶ岳(関東百名山)

期 日:1月13日(土)日帰り 晴れ

参加者:L岩田孝支、SL竹田早苗、江上力男、支部外、牛久保実枝、馬場良久 計6名

コース:JR八王子駅南口華の舞ファミリーマート前700=(レンタカー)=アクアライン海ほたる92040=平群天神社102030-冨山分岐110005―南峰展望台114045―伊予ヶ岳(北峰)11:5258(標高336.6m)―冨山分岐122025―平群神社駐車場1250―道の駅13251430(食事休み)=アクアライン海ほたる151030=中央道八王子IC=八王子駅南口1700

天候は晴れ、風無し、スイセンの花が綺麗に咲いていた。平群天神社の駐車場は広く10台くらいと大型バスが駐車していた。トイレは平群天神社の境内にあり、綺麗であった。トイレ後ストレッチをして出発した。登山開始は境内の横を通り登りは始めは穏やかだ、すぐに樹林の中に入り視界は効かない、丸太の階段と柵が取り付けられた遊歩道を30分位で富山分岐、休憩と衣類調整。展望台に出る。伊予ヶ岳の頭が見上げられる、山頂直下の岩場はロープが有り、団体が40名程下りてきた。間もなく南峰展望台着、眺望がすばらしい。富士山が見えて、遠くに伊豆半島が見えた。写真撮影後北峰登頂した、

帰りは高速が順調に来て海ほたる~1時間半で八王子駅に着いた。参加者に喜んでいただいた。

サブリーダーの竹田早苗さんお世話に成りました。(岩田孝支)

所要時間2時間20分(正味歩程2時間)

費 用:レンタカー、交通費1名3700円、参加費200

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4.甲府周辺/蛾ケ岳

期 日;1月20日(土) 日帰り 晴れ

参加者:萩原克己、SL山口音子、SL峰尾欽二、堤理恵子、宮島陽子 計5名

コ-ス:市川本町915=タクシ-四尾連湖駐車場945一大畠山分岐1018一西肩峠1110一蛾ケ岳11281205一四尾連峠1316一仏岩1353一市川本町1445

天気予報だと晴天でしたが、身延線から稜線を山頂付近は曇り気味で、タクシ-で登山口の駐車場に着くと既に1台の車があり(この車が後で1月に入会した安田さんのでは?)、大畠山の分岐までは雪もなく厚く積もった落葉を踏みしめながら快調に大畠山の分岐に着き、その後は尾根伝い平行な縦走路を行けば六地蔵が鎮座している西肩峠に着き、峠から急登を登ればほぼ360度lの頂上です。南アルプス、富士山もよく見えました。頂上は以外に寒かったですね!下りは女性陣のご要望によりちょっとしたバリエ-ションル-トを取りました。Mさんが下りが危なっかしいのでYさんがシュリンゲを出す場面がありましたが!正規の登山道に出ると安田さんにばったり!

四尾連峠までの下りで正規のル-トを外し修正する場面もありましたが、仏岩の分岐に着いてピークに行ってみると岩らしいものもなくがっかり!

市川本町の駅まで単調な下りを電車の時刻に間に合うように急いで下りました。雪山を期待していたのですが、ほとんど雪がなく長閑な山歩きを楽しみました。(萩原克己)

 

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5.丹沢/向山~雨乞山

期 日:2月4日(日)日帰り 晴時々曇

参加者:L安瀬はる江、SL前田省吾、榎本美智子、矢澤孝二、長谷千秋、宮澤恵子、佐藤邦弘、山口音子、大貫文正、若松節子、服部 健 計11名 

コース:田代坂上バス停8:509:00―愛川町農村環境改善センター9:10―富士居山9:2530―向山(375.210:2035―志田峠10:4555P41711:25―雨乞山(志田)(429.311:5012:15―串川12:50―県道13:2030―天王山稜線13:45―展望台14:1525―雨乞山(土沢)(32014:3040―雲居寺15:25―津久井日赤病院前バス停15:4044=バス=橋本

真冬の低山歩きに宮ヶ瀬湖付近の向山尾根(富士居山~大峰)と、その北方にある二つの雨乞山を繋げるルートを計画した。二つの雨乞山は地域住民に志田と土沢で区別されている。県道を挟んで南北に対峙している。田名坂上バス停には本厚木、淵野辺、橋本の各駅から各々バスで集合した。

山行実施前に2回の降雪があったので、総じて雪道だった。アイゼンは練習も兼ねて一部希望者が付けた。向山、桜山山頂は吹きだまりになっていて20㌢程あった。その綺麗な雪にみんなでトレースを付けた。

向山尾根は昭文社の破線ルートで明瞭な道があった。一部急登もあるが、適当なアップダウンで気楽に歩けた。二つの雨乞山を繋げるため大峰往復は端折り、向山山頂から志田峠に下りた。清生光の入り口から取付きP417mに向かう。この先で三増峠からの登山道と合流して志田の雨乞山山頂に導かれた。狭い山頂は樹林に囲まれ展望はないが、日溜まりになっていたので、そこで昼食を摂る。

下山は関東ふれあいの道を進み、途中、桜山の道標で北西の枝尾根に入る。樹林帯を抜けると桜山山頂で、一気に展望が開け気持ちが晴れた。足下には市街地が広がり、土沢の雨乞山も確認できた。一帯には桜が植樹され、春先、薄ピンクに染まる様は一見に値する。

串川の里におりて、土沢まで地図読みして近道を行く。県道にでてコンビニ脇の舗装道を下る。曲り角で山道が延びている。途中から道形はないが10分程で天王山のハイキングコースに合流する。天王山は津久井湖の南西に位置する山稜の総称で、土沢の雨乞山はその一つのピークだ。

稜線上の供養観音の先で土沢の雨乞山に分岐する。気持ち良く下っていくと伐採地があり、切り株に腰掛け、展望を楽しんだ。西側は相州アルプスが、東側には志田の雨乞山と向山尾根も見える。そこから最後の目的地、土沢の雨乞山山頂は5分だった。丘の様な山頂には河津桜が植樹されている。志田の雨乞山が山名板の上に顔を出し、記念撮影に一緒に収まった。こちら側から見ると綺麗な円錐形で立派な山だ。ここからは丹沢山系が望め、白馬尾根の馬の雪形も鮮明だった。

満足して県道まで10分の道標に従って下山するが、途中、予定外のコースに入ってしまい、沢に突き当る。上流に左岸からの緩やかな斜面があり、木々の間に巡視路の黄色いポールが見えた。雪が付いた急な崖を慎重におりた。沢を渡渉して対岸の道にあがり、この先で県道沿いの雲居寺に出た。庭先には樹齢250年のシダレ桜が聳えている。こちらも開花時は見応えがある。(安瀬はる江)


向山尾根

串川の雪田

富士居山山頂

展望地

志田の雨乞山山頂

桜山周辺

土沢の雨乞山山頂

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6.南高尾縦走

期 日:2月10日(土)日帰り 晴れ

参加者:L岩田孝支、SL佐藤邦弘、江上力男、赤沼隆司、篠崎文雄、平本由美子 計6名

コース:相模湖駅800839(神奈中バス八王子駅北口行乗車)=大垂水峠900905(アイゼン取り付け後登山開始)―大洞山94045―見晴らし台103550(ここでアイゼン外す)―三沢峠(休み5分)―草戸山12201315(昼食休み、集合写真)―鉄塔下休み(5分)―高尾山口ビジターセンター着1450(解散)

所要時間:5時間45分(休み計1時間25分)歩程4時間20分

費 用:バス代270円、参加費200

参加者は6名。心配していた天気も、曇りから晴れた。気温は10度くらいで風も無く穏やか。

大垂水峠~大洞山迄は122日に降った雪が凍っていてアイゼンを要したが、装着して足もとしっかり気持ちの良い歩行。途中見晴らし台で休憩してアイゼンを外した。ハイカーのすれ違いも少なく静かなハイキングを、会話をしながら楽しくゆっくり歩いた。

草戸山で昼食をして新入会員歓迎山行の思い出話等をした。温かくて気持ちが良かった。下山にアイゼンを装着するか確認に佐藤サブリーダーが見に行きアイゼン無しで大丈夫との判断で、慎重に下った。予定通りの時間で、高尾山口ビジターセンターに着き、アイゼンを洗い、靴を洗い、解散式をした。

佐藤サブリーダーお世話に成りました、皆さん楽しい山行有難うございます。丁度良い歩程と喜んでいただいた。又のご参加よろしくお願いします。ビジターセンターを見学して、コーヒーを飲み、そのあと赤沼さん、篠崎さん岩田の3名で八王子駅南口の焼き鳥金太郎で打ち上げして盛り上がった。岩田の山行後は必ず打ち上げをしますから、是非お付き合いください。来月は317日(土)秩父/日和田山です、皆様奮ってご参加下さい。(岩田孝支)

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7.丹沢/シダンゴ山(川崎支部合同) 

期 日:2月11日(日・祝日) 日帰り 晴

参加者:L佐藤邦弘 小原紀子 木村真知子 前田省吾 矢澤孝二 宮澤恵子 助廣弘子、市川静子 峰尾欽二 杉江秀明 大貫文正 服部 健 花崎 豪 中川英子 計14名

コース:新松田駅=寄バス停945―宮地山分岐1030―宮地山104046― 往路戻る―宮地山分岐1054―タコチバ山1110―宮地林道分岐1125―林道秦野峠分岐1155―シダンゴ山12051335―分岐1408―防護柵1425―寄バス停1452

3回目の川崎支部との交流を図る合同山行。今年は順番で川崎支部が計画を担当。一週間前の天気予報では雨マークが点灯して実施が心配されたが、前日の予報では雨は朝方には止み、その後は晴れるとの見込み。新松田駅9時05分発の寄行のバスは多数の乗客が並び、臨時便がでた。そのため臨時便に乗るものと定時のバスに乗る者とに分かれる。

参加者全員(川崎支部15人参加)が揃い、寄バス停前の広場で川崎支部の寺田支部長の挨拶や注意事項が話され、出発。空は黒い怪しい雲が浮かび、お天気は今一つだ。最初に宮地山を目指して登って行く。雪が溶けたのかぬかるんでいる悪路を通過。宮地山分岐までひたすら登る。分岐から宮地山へは傾斜が緩く、すぐに到着。眺望はなく、鹿除けのフェンスが目立つ地味な山であった。

往路を戻り、シダンゴ山に向かう。残雪もなく歩きやすい山道が続く。途中、木の幹に黄色いテープが巻かれ、タコチバ山と書かれていた。気付かずに通過してしまいそうな山だが、意味不明の面白い山名だ。

 林道秦野峠分岐から階段状に造られた急登が続く。山頂はもう間近だが、簡単に到達することを阻んでいるようだ。息を整えながら一歩一歩踏ん張る。山頂はアセビで覆われ、大勢のハイカーで賑わい、先着組はすでにテーブルを囲み、「豚汁」づくりは始まっていた。

下ごしらえされた食材と両支部女性陣の要領のよさで順調に「豚汁」か完成。四つの鍋からは湯気が立ち、各人の食器に移されて、胃袋におさまっていく。食べ放題の「豚汁」をたっぷりと味わい、みんな満足げな表情。展望は360度。朝の怪しい雲は消え、陽射しを受けて、すばらしい眺望が広がる。檜岳山稜や鍋割山、塔ヶ岳などの丹沢の山なみと箱根連山、相模湾も浮かんでいる。富士山も姿を見せてくれた。揃って支部旗を掲げて記念写真におさまり、山頂を後にした。

順調に出発地点と同じ寄に下山。寄ロウバイまつりの開催中で、いくらか待ったが臨時バスに乗り込む。新松田駅前の居酒屋を貸し切っての懇親会は当支部は7名が参加。予定開催時刻より1時間早い16時より始まり、和気あいあいと楽しく交流し、親睦を深め、来年は当支部の担当を約束して無事終了となった。皆さま一日お疲れさまでした。(佐藤邦弘)   


宮地山を目指して

宮地山からシダンゴ山へ

豚汁をセットする

豚汁の出来上がりを待つ

豚汁の出来上がり間近

最後のひと口

シダンゴ山山頂にて

シダンゴ山山頂から丹沢のやまなみ

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8.箱根/岩戸山~十国峠

期 日:2月17日(土) 日帰り 晴

参加者:L佐藤邦弘、SL矢澤孝二、榎本美智子、前田省吾、派田正、峰尾欽二、杉江秀明、大関史郎、大貫文正、萩原克己、神谷敏裕、岩田孝支、篠崎文雄、服部健、足立明子 計15名

コース:JR湯河原駅840―千歳橋856―見返し地蔵933―七尾峠1021―岩戸山登山口1040―鉄塔171124―岩戸山山頂11291200―湯河原分岐1229―東光寺1231―十国峠12451305―東光寺13181325―湯河原分岐1327―林道140010―日金山登山口1430―万葉公園「独歩の湯」1507―こごめの湯1513

 冬場のハイキングには温暖な気候の湯河原の山が思い浮かぶ。以前3月初旬に湯河原三山を計画したので、今回は静岡県に属する岩戸山~十国峠とつなぎ、湯河原側に下山することにした。湯河原駅はこの時期、幕山公園の梅林の花見客で込み合うが、今年は寒波の影響で開花が遅れているとのことで駅前の混雑ぶりはそれほどでもないようだ。

駅から歩いて相模湾を間近にする千歳橋を渡ると潮音寺、ここがハイキングコースの始まり。簡易舗装の道を高度上げていくとみかん畑が広がる。眼下に相模湾が横たわり、真鶴半島や初島がはっきりと目に映る。さらに登って、見返し地蔵を見る。間もなくして簡易舗装の道は終わり、山道となる。気持ちのよい樹林帯の中を歩いて県道に出た。右の脇には洒落たペンションが建つ。このあたりが七尾峠か。道標を見る。サイドに高級感のある大企業の保養所などが建ち並ぶ道を歩き、岩戸山の登り口へ。

掘り起こされた山道。イノシシが掘ったものではないかという。岩戸山山頂手前の開けた鉄塔に飛び出ると大きな富士山が目に飛び込む。十国峠からの富士山の姿に期待が膨らむ。岩戸山山頂はテーブルが一つあり、先着者はなく、我々で独占して昼食。展望は180度。熱海の青い海岸や街が手に取るようだ。伊豆大島も姿を現した。

山頂と別れ、十国峠へ。笹に覆われた道を歩き、明るく開けた分岐(笹の広場)に着く。東光寺方向を示す真新しい標識の矢印はどう解釈したらよいのか?無視して進む。湯河原への分岐が現れると東光寺はすぐ。簡易舗装の緩やかな道を上がっていくと霊園。さらに坂道が高みに延び、十国峠の山頂に出た。広々とした草原。冷たい強風が吹きつけるなか、デッカイ富士山に近づくようにケーブルカーの駅方面に進む。そこは360度の大展望地。富士山が鎮座し、駿河湾が光っている。とがった山なみの沼津アルプスが目立つ。

下山は往路を湯河原分岐まで戻り、北面の丁仏のある道を降る。前月に降った雪が残り、慎重になる。沢が流れ、沢音がとても気持ちがよい。林道を横切り、しばらく歩くと日金山登山口で舗装道路に出た。丁仏を目にしながら落合橋方面を目指して降っていく途中、道路脇下から捕えたイノシシをロープをかけて軽トラックにつなぎ、引きずり上げる場面に遭遇。樹木の間から息絶えた哀れな姿が現れた。

希望者は湯河原温泉「こごめの湯」で一浴し、20分程度歩いて地元の魚屋さんが営むアットホームな海鮮料理店を訪ねて打ち上げをおこない、帰路についた。皆さま一日お疲れさまでした。(佐藤邦弘)


七尾峠に向かう

岩戸山に続く道

岩戸山を目指す

岩戸山山頂からの熱海の街と海

岩戸山山頂にて

明るい笹の広場(分岐)

十国峠山頂から

十国峠山頂にて

十国峠山頂にて

十国峠登山口

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9.笹子/からかさ岩~本社ヶ丸

期 日 : 2月21日() 日帰り 曇り

参加者 :小磯登志子、佐藤邦弘、山本正、繁村純夫、繁村美智子 計5名

コース : 都留市駅8:35=タクシー=宝鉱山バス停8:50―登山口8:571076mP9:4050―からかさ岩10:4252―本社ヶ丸12:0535222号鉄塔13:25―角研山13:4750―黒野田林道14:52―笹子駅15:55

      *都留市駅~宝鉱山バス停 タクシー代 2980円×2

曇り空の一日であったが風は無く寒さは感じなかった。タクシーを下車後5分ほど歩くと橋がある。その手前に登山口があるのだが、指導標は無かった。雪のない巡視路の急登をひと頑張りで鉄塔に着いた。左側に三つ峠のピークを見ながらの尾根は明るく、前方には本社ヶ丸や角研山の稜線も見え隠れしている。1076mピークで一休み。所々に雪が現れてきたが、まだアイゼンを着けるほどではない。雲が厚くなったようで気温も下がってきたが歩いていれば汗が出てくる。

からかさ岩は思っていたよりも小ぶりな岩だった。ここから進路が左に振れ檜の植林帯をトラバース気味に進むのだが、積雪が一気に増えてトレースも消えていた。小さなデブリも2~3ヶ所あったりで慎重に進む。主稜線の分岐から伸びる尾根に乗ってからはアイゼンを効かせながら急登を黙々と登った。主稜線の登山道はトレースもはっきりしていて岩場を越えると本社ヶ丸の頂上だ。狭い頂上なのに山名板が3本も立っていた。

貸切の頂上でゆっくり昼食を済ませ角研山に向かう。時折り薄日も射してきた。角研山からの尾根も急で落ち葉の下が凍っているので気が抜けない。800m位でようやくアイゼンを外す。駅までの林道歩きも凍結していた。

今回、6本爪アイゼンが3名、チェーンスパイクが2名だった。私も最近は低山歩きにチェーンスパイクを使う場合が多くなった。

特に雪があったりなかったり、階段や木の根が出たりという登山道ではチェーンスパイクのほうが足首が安定して歩き易いように思う。ただ深雪には弱い。あと歯が小さいので凍結部ではしっかり乗る必要がある。

他にはコンパクトで装着が簡単、アイゼンを外すタイミングを気にしないで安全と思う場所まで着けたまま歩けるという点も気に入っている。(小磯登志子)


からかさ岩

積雪が増えた植林帯

主稜線に合流

本社ヶ丸頂上

楽しい雪上ハイク

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10.奥武蔵/旧正丸峠

期 日:2月24日(土)日帰り 晴れ

参加者:L助廣弘子、SL佐藤邦弘、前田省吾、宮澤恵子、竹田早苗、山口音子、大貫文正、山本正、服部健、花咲豪、中村英子 計11名

コース:芦ヶ久保駅9:35­―赤谷分岐10:00―大野峠11:2555―カバ岳12:20―七曲り峠12:50―二子山1305―867M圏13:15―虚空蔵峠14:00―サッキョ峠14:35―旧正丸峠15:0515―八坂神社16:05―正丸駅16:1537

連日寒い日が続いたが、今日は14度になるとの予報にほっとして1年ぶりの支部L山行。以前、芦ヶ久保から何度かあちこちの山へ歩いたが、当時はあまり山の案内標識はなかった。最近は、山ブームなのか、地域おこしの一環なのか、山の標識の整備が進んでいるようだ。大野峠へ向かう赤谷分岐にも大きな看板があり、集落の間の細道にも矢印があって迷わず登山道に入ることができた。植林帯の中を緩やかに登って行く。大野峠は車道の交わる地点で、ここから丸山へ向かう人が何人かいた。東屋の外の陽だまりで昼食をとる。しばらく車道を歩いてまた山道へ入り、再び車道へ出て戻ることを繰り返してカバ岳へ。その直前でアイゼンを付けたが、この辺りは岩場の細尾根があって要注意。私のアイゼンが外れて竹田さん、山口さんのお世話になり、面目なかった。二子山から東の刈場坂峠へ向かうコースが一般的のようで、南へ尾根通しに行くコースは雪に覆われて踏み跡はなかったが、上がっていくと867Mピークが確認できた。20Mほど下った鞍部に道が来ていて、はじめ東へ辿ってみたが、刈場坂峠へ向かうようなので戻って西側の道を進み、途中から南側の尾根に乗って目指す車道へ出た。鞍部からまっすぐ南へ尾根を降りても良かったと思われる。車道を進んで虚空蔵峠へ。集合写真を撮って山道へ戻る。780M、737Mのピークは巻いてサッキョ峠へ。雪のついた急な階段が3つあり往生した。旧正丸峠へ到着。ほんとうは西へ15分ほどの正丸山(川越山)へも行きたかったのだが、往復30分皆さんを待たせることもないとあっさり諦めて、ここでケーキを切って大休止。それから植林の中を下り、鉄パイプ製の橋で何度も沢を渡りながら車道へ出て正丸駅へ着いた。めぼしい山のない地味な峠つなぎの山行にお付き合いくださった皆さまに、感謝。(助廣弘子)

 


芦ヶ久保駅からスタート

赤沼分岐

馬頭観音

氷結した沢

大野峠

カバ岳

雪の斜面を行く

虚空蔵峠にて

旧正丸峠

正丸駅へゴール

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11.八ツ/硫黄岳

期 日:3月3日(土)~4日(日)一泊二日 快晴

参加者:L矢澤孝二、SL神谷敏裕、松宮俊彦、山口音子、峰尾欽二、堤理恵子、繁村純夫 計7名

コース:八王子7:29=茅野9;0830=美濃戸口10:1520-美濃戸11:1545-堰堤広場12:4050-赤岳鉱泉13:88(泊)~7:05-赤岩ノ頭8:559:05-硫黄岳9:3045-赤岩ノ頭10:0015-赤岳鉱泉11:1555-美濃戸13:0520-美濃戸口14:0545-茅野15:2550=八王子17:31

費 用:赤岳鉱泉 一泊二食 9,000円+個室5,000

10年ほど前まで、当支部では3月に赤岳や硫黄岳といった冬の八ヶ岳への山行が毎年実施されていた。自分も入会早々参加させてもらい、本格的なピッケルやアイゼンの使い方、歩き方を先輩方に教えていただいたことを、今でもありがたく思っている。

その3月の硫黄岳を久しぶりに自分が計画したところ、6名の方々が参加してくれた。八ヶ岳や冬山の経験豊富な方、正式な冬山訓練を受けたメンバーもいて、心強い限りだ。

バス終点の美濃戸口から所々凍った林道を進み、美濃戸の茶店前で昼食。天気も良く、暖かい陽気だ。今日は直接鉱泉へ行く北沢を採る。堰堤上からは積雪が多くなったが固まっていないので、アイゼンは着けずに大丈夫だ。大同心が迫力ある姿を現すと、ほどなく本日の宿、赤岳鉱泉に到着した。

今日はかなり混んでいるが、1階の個室に落ち着いて、部屋前の談話室で夕方のひと時を過ごす。5時からの夕食では、ボリュームのあるOGビーフの陶板焼きに、みなびっくり。

翌朝は5時に起床。6時からの朝食を済ませ、アイゼンをしっかり着けてさあ出発。玄関先の寒暖計は、マイナス5℃を指していた。

膝くらいの雪の中、樹林帯のしっかりしたトレースを追って行く。今日も気温は高く、残雪期の山のようだ。尾根に取り付き標高を上げると、朝日を浴びたオレンジ色の阿弥陀岳が、眩しいくらいに輝いていた。森林限界になるとルートは直登になり、最後は巻くようにして赤岩の頭に出た。やはりここまで来ると風が強い。硫黄岳の登りは雪が飛ばされた岩稜を歩いて行く。

硫黄岳の山頂も雪はなく、ケルンが風に鳴っている。さすがに身を切るような冷たい風だが快晴のもと、見渡す限りに山々が望まれた。横岳から赤岳、阿弥陀の右には北岳と甲斐駒。御嶽山は雪をかぶって静かな表情に見える。北アルプスも槍穂連峰から鹿島槍、白馬まで青空にくっきりと白いスカイラインを引いていた。

赤岩の頭まで戻ってコーヒーブレイク。その後も雪道の下りは早いものだ。1時間で赤岳鉱泉に戻り、ゆっくり昼食。置いておいた荷物をピックアップして昨日来た道を下る。林道もこの土日で凍結も緩み、轍に流れる雪解け水を避けながら美濃戸口へ向かった。

絶好の日和に恵まれた2日間の山行だった。(矢澤孝二)


雪の斜面を登る

硫黄岳頂上 風が強い

赤岳を望む

硫黄岳をあとに

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12.奥多摩/浅間嶺 

期 日:3月10日(土)日帰り 曇り時々晴れ

参加者:L助廣弘子、SL前田省吾、本山まり子、鎌田文子、大貫文正、服部健、繁村美知子 計7名

コース:上川乗バス停9:40―登山口9:42―浅間嶺11:0025―人里峠11:48―浅間石宮12:11―一本杉(一本松)12:2128―サル石12:43―数馬分岐12:51―林道を横切る13:07―数馬峠13:15―仲ノ平分岐13:42―仲ノ平バス停14:2852

3日前に急に予報が変わって晴れとなり、一安心。武蔵五日市駅のバス停には登山者が列を作っていたが、臨時便が出て全員座っていけた。上川乗からのコースは昭文社の赤線一般道ゆえ要所には標識が立ち、少しも心配はいらない。

浅間嶺に上がると、辺りはガスで真っ白、時々ガスが上がって檜原村の家々が見下ろされた。浅間尾根は、おおむねよく手入れされた杉の植林帯の中を行く。まだ春の花は見当たらず、シュンランもつぼみだった。峠ごとに古くからのお地蔵さんや馬頭観音がいい風情をだしている。今回歩いて判明したこと:古い昭文社の地図で「一本松」とある920M圏は実は「藤倉分岐」で、その南東の930M圏が「一本松」だということ。ただし、今は松が枯れて杉に変わり、「一本杉」という標識に変わっている。昔、藤倉から一本松を目指してしゃにむに登ってきたはずなのに、様子が違うと不思議だった謎が解けた。数馬峠から先はダラダラした登りで結構きつい。仲ノ平分岐は、今日の最高地点1018M。ここからの急な下りは慎重に歩いた。100Mほど下って斜度がゆるんだところでケーキ・タイムをとり、ようやく陽が差して明るいバス停でビールで乾杯した。(助廣弘子)


上川乗バス停からスタート

浅間嶺にて

浅間尾根を行く

一本杉(松)峠にて

峠のお地蔵さん

馬頭観音

数馬峠にて

古くなったツチグリ

里にはロウバイが咲いていた

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13.前道志/倉岳山

期 日:3月14日(水)日帰り 晴

参加者:L安瀬はる江、SL杉江秀明、榎本美智子、前田省吾、上野進、黒澤寿子、大貫文正 計7名 

コース:梁川駅7:050―瑞渕寺8:2025―塩瀬川二股9:0510―P509m9:3565010:1015―矢平山10:5011:00―800m鞍部12:0025―鳥屋山13:1015―立野峠13:55―倉岳山14:2545―立野峠15:15―唐栗橋16:20―梁川駅16:3543

初夏を思わせる天気に足取りも軽く染川駅を出発する。瑞渕寺を目指していくが、途中2回程迷う。寺の右手裏の山道はすぐに舗装道に合流した。右折して塩瀬沢に架かる橋の手前まで進む。土を被った階段にトラロープが垂れていた。ここから入山する。道は塩瀬沢の右岸沿いにあり、堰堤の所で左岸に徒渉する。沢から少し上がり、枝尾根を何本か巻いていく。足下は緩いが随所にトラロープがあり、助かる。小滝の上で道は沢に戻った。滑床状の所を再び徒渉する。その上で沢は二股に分かれていた。ここが矢平山北西尾根の取付きだ。ここだけ、立木にテープ類があった。

尾根は急な砂礫地で四肢をフルに使っても下がっていく。道形は所々薄くなる。それでも明るい自然林の下で陽光を浴び、元気がでた。600m前後で尾根は益々痩せて、浮いた露岩が混ざる。さらに難易度が高くなり、神経を使う。そんな中、全員が「黙」と「忍」で真摯に登る姿を見て、感動した。

小広い矢平山山頂に着き、深い安堵感を覚えたのも束の間、縦走路はいきなり急下降から始まった。150m程一気に下る。その後は小気味良いアップダウンで低山とはいえ稜線漫歩だ。急登の疲れがほぐれていった。行く先々で枯れ枝に黄色の花が目立つ。ダンコウバイかアブラチャンか将亦サンシュユかは判別できないが、春の息吹を感じた。751.8mの三角点があるピークは南側が開け、展望も良くとても好感がもてる。お昼はここでと希望的観測をしたが、ちょっと届かなかった。

山行中、倉岳山に登るかどうか終始話題になった。立野峠に到着したところで、余裕があったのでゴーサインがでた。登山道は山頂直下の急登は直登せず、大きく南側に巻かれていたが、登り堪えはあった。さすが前道志稜線の最高峰だけのことはある。富岳12景の一座でうっすらとした富士山が望めた。北側の最奥は雲取山が望めた。下山は余力を残す為予定コースは諦め、立野峠周りの一般登山道にする。月尾根沢沿いのコースで徒渉を繰り返す。荒れた所もあり、時間がかかった。

 この頃の山行の傾向で下山に時間がかかっている。計画段階で十分な考慮が必要と再認識しました。ハードな尾根を登り、長時間の稜線歩行と実り多い山行でした。(安瀬はる江)


倉岳山山頂

稜線漫歩

目指す倉岳山が

塩瀬沢徒渉点

林道からの入山点

瑞渕寺からの倉岳山

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14.奥多摩/御岳山~日の出山

期 日:3月18日(日) 日帰り 晴

参加者:L山本 正、SL山口音子、前田省吾、矢澤孝二、松宮俊彦、上野 進、峰尾欽二、杉江英明、岩田孝支、服部健、 計10

コース:鳩ノ巣駅9:109:259:35―城山10:2910:45―大楢峠11:0411:1011:4512:00-御岳山(御嶽神社)12:3313:0013:2513:35-日の出山13:4014:0014:4014:50日の出山下山口15:05-つるつる温泉バス停15:35

鳩ノ巣駅を9:10に出発、鳩ノ巣渓谷の見晴らしいい橋を渡り集落まで歩く。現在当初計画の予定越沢林道コース大楢峠までが10月2日~3月31日まで工事中のため通行止めになっているので迂回コース(城山)経由で東尾根(?)。を登る。何年も前から城山登山道として存在しているようです。頂上まで急登でサブバリエーションルート的な感じで変化があってよかったと思った。

頂上は三角点と登山者が作成したような標高759メートルの標識があった。

しばらく歩くと小楢峠、大楢峠と続くこの辺は熊の目撃情報が多く寄せられている場所なので、また右手斜面から落石を警戒しながら注意深く進む。御嶽神社の参道には多くの参拝者で賑わっていた。私たちは参拝をして食事タイムを摂ったそれから日の出山に向かった。

日の出山直下でようやく春を見つけた。水仙(黄色)?鮮やかでした。また頂上からの展望

都心方面、八王子方面又奥多摩の山々の眺望がすっきり。下山途中には、若いご夫婦、またお子様から挨拶の中から元気をもらいました。そして、つるつる温泉(\820)でハイキングの疲れを癒して帰路に着きました。

初めてのリーダー役で皆様にはご苦労をおかけしました。サブ役の山口さんには無理にお願いしありがとうございました。また皆さんのご意見有難う御座いました。また機会ありましたら余裕ある企画にしたいと思います。(山本ただし)

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15.丹沢/経ヶ岳~華厳山~荻野高取山

期 日:3月24日(土) 日帰り 曇時々晴

参加者:L佐藤邦弘、SL助廣弘子、SL安瀬はる江、SL山口音子、SL大貫文正、森田隆仁、榎本美智子、前田省吾、宮澤恵子、峰尾欽二、近藤由美子、神谷敏裕、山崎洋子、若松節子、篠崎文雄、岩田孝支、服部健、花崎豪、白石克人 支部19名 支部外16名 合計35名

コース:本厚木駅820=平山坂上バス停850―鉄塔855910―市境尾根取り付き点915―関東ふれあいの道合流1025―経ヶ岳110540(昼食)―華厳山122030―荻野高取山1250―発句石12581308―大平登山口(ミツマタ群生地)13461403一東谷戸入口1435=本厚木駅1520

ネットで荻野高取山の登山口となる大平登山口付近にミツマタの大群生地があり、最近地方新聞にもとりあげられていることを知り、ミツマタの見頃の時に行きたいものだとの思い、この時期に計画した。以前、西山三山を計画したこともあり、ルートの見直しをしたところ、厚木市と愛川町の境界尾根を歩いている記録をネットで見つけ、この尾根から経ヶ岳を目指すことにした。

平山坂上バス停で下車。市境尾根への入口は分かりにくい。誘導する目印らしきものはなく、送電線の下を通って、送電線鉄塔に続いていると思われる道を進み、右に曲がる地点に出ると、藪の正面の奥に尾根がのびているのが見える。適当に藪のなかに分け入って、ジグザグに登って尾根にのる。尾根は明瞭だが、雨後のため積もった落葉が濡れている。いかにも山ビルが好みそうな雰囲気で、山ビルの出没騒ぎ。時々足もとを確認して進む。急斜面が続き、獣除けフェンスが現れて間もなく、一転して明るい一般登山道の関東ふれあいの道に合流した。

経ヶ岳山頂に着くと先着グループが休んでいた。大山は雲に覆われれていたが、雪をいただいた丹沢の山塊の姿は迫力に満ちてなかなかのものだ。昼食後、山頂から少し戻り、華厳山~荻野高取山への道に入る。急角度の降りの箇所は滑りやすく、補助ロープが結ばれている。華厳山への登り返しは意外ときつく、華厳山を過ぎると植林帯から自然林の明るい尾根道に変わり、春の訪れを感じながら、気持ちのよい尾根を楽しむ。荻野高取山の山頂は狭く、通過して発句石へ。

発句石からの眺望はすばらしい。江ノ島、相模湾。横浜方面を遠望。眼下は採石場で山が無残に削られ、なんとも痛々しい。ショベルカーやトラックの姿が目に入る。発句石の説明板のところに戻り、いよいよ下山に取り掛かる。大平登山口への道は東にのびている。急な降りで、補助ロープもあるが、メインの道ではないのだろう、歩きづらく、慎重に行く。要所には地元の「西山を守る会」の方の手による方向を示す目印。トラバースの道は巾が狭くなり、注意して降っていくと沢と堰堤にぶつかり、濡れないように越える。そして左へと続いている道を進んで行くと、ほどなくして右側の樹間からミツマタの群生地がぼんやりと見えてきた。

さらに進むと右側の下が沢で、その向う側の地に満開のミツマタの群生が広がっている。尾根の末端はすぐ先だが、尾根から外れて踏み跡が沢に続いている。ほとんど水が流れていない沢を越えると半端ではなく黄色いミツマタの花が咲き乱れ、大規模な異空間を作り出していた。「西山を守る会」ではここを「ミツマタ桃源郷」と名づけたようだが、まさに納得。ミツマタの花盛りに大満足して余韻に浸りながら、帰路のバス停へと向かった。

今回もまた大勢の方のご参加とご協力をいただき、無事に本部合同を終えることができました。ありがとうございました。感謝です。(佐藤邦弘)


出発前の風景

市境界尾根に取り付く

経ヶ岳からの丹沢の山なみ

経ヶ岳山頂にて

華厳山への登り

壮快な広い尾根

春を告げるキブシの花

ミツマタの大群生

ミツマタの大群生

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16.下田山塊/松平山~五頭山・白山 

期 日:3月31日(土)~4月1日(日)一泊二日 快晴

参加者:L萩原克己、SL矢澤孝二、長谷千秋、飯嶋光江、黒沢寿子、堤理恵子、松本悦栄、山口音子、後藤勝弘(支部外) 計9名

コ-ス: 安田IC=魚止の滝登山口717一山葵山8:35一松平山10251135843m1203一一の峰1400一三の峰14166合目1452一どんぐりの森15421642望川閣(泊)=白山登山口慈光寺840一三合目9186合目10211107頂上11256合目12063合目12411313慈光寺

費 用: バス代+高速代=|¥117,000、宿泊代¥119,118 1人≒¥23,000

3月31日(土)

 昨年に引続いて山口音子、松本悦栄さんのご希望により今度は松平山~南下するコ-スを取りました。今年も天気に恵まれ快晴の一日でした。登山口の林道の手前に倒木があり、その脇に1台の軽乗用車が止まっていました。

 魚止めの先から沢伝いに行くとその先で急登になり、一汗かく頃に展望の良い山葵山に着き周りの景色を堪能し、松平山への稜線を登って行くと点々と単独行者(軽乗用車?)の足跡があり、緩やかな登りを一気に松平山の頂上に着くと、感激の360度の大展望で、飯豊連峰、御神楽山、笠倉山等を始め残雪の山々です。

 これから五頭山まで誰にも会わない我々独り占め稜線漫歩と思っていましたが、松平山の下りにはひゃっとする急傾斜もあり、その先で登山道が複雑な?尾根道もあり、簡単には五頭山のピ-クには着きませんでした。松平山からは五頭山の主峰がはっきり遠く彼方にポコポコして見えました。

 一の峰に着いてみると、又、遥か彼方に昨年縦走した一際大きなどっしりした菱ヶ岳が聳えていました。

三ノ峰直下の避難小屋は67m?下に掘り起こされていました。今回で4回目の五頭山でしたが、今年が一番残雪が多かったですね!

下りも誰にも会わず、昨年と同じ最短のコ-スを下りました。

(皆さん疲れて、早く宿に着いて、ゆっくり温泉に入って寛ぎたいとの意見なので)

宿も三年続けて同じ宿でしたが、食事の前に磐越西線の豪華なSL列車が通過するのが見学でき最高でした。食事が終ったら、2次会の飲み会もなく皆さん爆睡なのでは!

4月1日(日)

4月1日の日曜日は白山の山開きなので登山口の慈光寺に着いてみると、もう駐車場は満杯でやっと駐車出来る状態でした。(100台位あるかな?)

我々は遅いスタ-トでした。2合目辺りからいピンクのいわうちわが現れ我々の心を和ませてくれました。

 3合目までは急な登りでしたが、その先はなだらかで、雪も出てきて6合目を過ぎると残雪も多くなり、先に登った人たちが下山して来ました。

6合目から先は踏み固められた雪の急登で、8合目を過ぎた辺りから頂上の避難小屋が見え、あっという間にだだっ広い頂上に着きました。

 頂上からは川内山塊の五劔谷山、青里山、矢筈山がはっきり見え感無量でした。(特に三年前に三山を縦走した時にテントを張った五劔谷岳の雪渓が印象的でした。)

 又、川内山塊の盟主の粟ケ岳が一際白く立派でしたね。まだ来年、体力、気力が充実していれば白山~粟ケ岳まで縦走したいですね!頂上の避難小屋には大分人がいたみたいですね!

下りは同じコ-スを取りました。(周回コ-スだと時間が掛かるので!)

山開きなので記念品を貰えるのを期待した人もいましたさが残念ですがありませんでしたね!

2日間共天気に恵まれ快適な残雪の雪山でした。(萩原克己)

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17.箱根/神山

期 日:4月3日(火) 日帰り  曇・晴れ

参加者:L派田正、小原紀子、市川静子、(支部外 澁澤和子、派田早苗) 計5名 

コース:箱根登山鉄道・箱根湯本駅10:05-駅前バス停10:0810:10=バス=元箱根港バス停10:4555    -箱根神社11:2035-山のホテル前11:45-箱根園・箱根駒ケ岳ロープウエイ12:0013:20-九頭龍神社・13:4045-防ケ沢分岐11:55-湖尻バス停14:1020=バス=箱根登山鉄道・箱根湯本駅前バス停15:10-箱根湯本駅15:13

  箱根湯本駅前発のバスは定時に出発し、途中のバス停でも多くの外国人観光客をのせて芦ノ湖畔の元箱根港バス停に着きました。今朝は春霞深く、芦ノ湖越しに真白き富士ノ山を見なれず、残念でした。 芦ノ湖畔沿いの歩道を行くと、深緑に大きな真っ赤な鳥居は好き眺めでした。さらに行くと箱根神社の真っ赤な鳥居をぬけて右折し、深緑を眺め長い階段を上る。 立派な本殿に進み、山行の

安全祈願をしました。階段を下り十字路に着く。芦ノ湖岸に建つ大きな真っ赤の鳥居前にて多くの観光客が順番待ちで写真をパチリと。右折し、左に穏やかな芦ノ湖面と対岸の小高い山々を眺めながら、舗装道と専用のブロック敷の歩道をのんびりと歩む。まもなく、瀟洒な‘山のホテル’前に着く。園内には多くのツツジ・シャクナゲなどが植栽され、五月には美しいお花が咲くとのこと、また、見物に来ましょう。

美しい景観を眺めながら行くと箱根駒ヶ岳ロープウエイ下に着く。切符売り場に駒ヶ岳山頂から神山方面の稜線は立入り禁止と表示されていたので、稜線山道歩きは中止し湖畔道へ変更しました。

箱根園の船着場近くで駒ヶ岳山頂を遠望し、振返り、湖岸にある大木のヤマザクラ、未開花の下で昼食を楽しむ。箱根園内を散策した後、樹林の中の舗装道を行くと九頭龍神社に着く。神社前の表示板を見るも神社外観が不明なので通り過ぎました。この付近は深緑の巨木が繁る箱根樹木園と言われる。路端には、エイザンスミレの可憐な花が咲き大いに楽しみました。その付近に防ケ沢分岐の標識を建つが、山道は樹林に覆われていました。ここを過ぎると舗装道は、少しの樹林を見て、芦ノ湖の北端の湖尻・桃源台を見ました。湖尻バス停発のバスに乗り、大涌谷駅を経由・多くの観光客を見る、バス通りには残雪を見る、予定の通り箱根湯本駅前バス停に着きました。芦ノ湖湖畔の自然景観を皆さんと共に大いに楽しみました。(派田正)

※交通費

 箱根湯本駅前バス停~元箱根港バス停960円                                                     

 湖尻バス停~箱根湯本駅前バス停1,030


箱根神社

駒ヶ岳ロープウェイ

箱根園船着場

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18.奥秩父/小楢山(山梨百名山)1712

期 日:4月7日(土)日帰り 晴れ

参加者:L岩田孝支、赤沼隆司 支部外、牛久保実枝、馬場良久 計4名 

コース:JR中央線塩山駅812=(タクシー)=柳平900(ゲートが閉まっているのでここから歩行開始)―焼山峠935945―(休み102025)―的石1037-一杯水頂上への分岐1050-小楢山山頂11001150(昼食)-小楢峠分岐1220-(休み12421247)―オートチャードビレッチ・フフ(休業中)13351340―牧丘第二小学校1420=(タクシー)塩山駅14401506

全行程5時間20分(休み1時間25分)正味歩程3時間55

費 用:電車賃、高尾から塩山往復2288円、タクシー割勘(単2250円)計4538

前日迄強風が吹き荒れ、天気を心配したが、当日は晴れ。参加者は少なく計4名。タクシーの運転士が観光案内の説明付き、焼山峠までは車が入れずに、手前の柳平で下車。道路を歩き、焼山峠まで。焼山峠よりストレッチ後、登山開始。登山道は防火の為、幅30m開墾である。なだらかな、唐松と、ダケカンバの登り、歩きやすい。外の登山者は無し。山頂は砲台状で、展望が良い。南アルプスの北岳、間の岳、農鳥岳が見える。富士山が薄く見える。山頂は風も微風で、寒くない。甲府盆地の桃源郷と、塩山の小高い山(昔武田信玄が、上杉謙信から塩を貰い、その塩の山を此処で分けたそうだ)が上から見えた。下山はなだらかな、登山道で、途中2人の女性ハイカーが登って来ただけで静かでした。牧丘ののどか花見を楽しんだ山行でした。参加してくれた赤沼会員有難うございました。楽しかったです。(岩田孝支)

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19.丹沢/ショチクボノ頭~善六山

期 日:4月8日(日) 日帰り 快晴

参加者:L佐藤邦弘、SL堤理恵子、榎本美智子、松宮俊彦、宮島陽子、上野進、本山まり子、峰尾欽二、 杉江秀明、大貫文正、萩原克己、服部健  計12名

コース:新松田駅7:20=西丹沢ビジターセンター83555―焼山沢右岸尾根取り付き点910―ショチクボノ頭103250―善六山11271207~登山道(善六ノタワ付近)1220―本棚分岐1316―本棚1320―本棚分岐(戻る)1330―下棚分岐1340―下棚1345―下棚分岐(戻る)1354―西丹沢ビジターセンター1427

西丹沢のショチクボノ頭は広々としていて、ブナなどの自然林が美しく静かな空間らしいということ知り、以前から気になっていた。ネットで情報を集めてみると記録がかなり残されている。ただバリエーションルートとなり、危険個所もあるということで、どういうルートを選択すればよいか、頭を悩ました。

西丹沢ビジターセンターの職員の方に登山届に参加者名簿を添付して渡すと、「新ハイですね」という返事が返ってきた。気が楽になってルートを記した地図をお見せし、注意箇所を尋ねる。善六山から善六ノタワへは畦ヶ丸が見える方向に降りている尾根を行くこと、ショチクボノ頭から善六山間に痩せ尾根の危険個所があるが、慎重に行けばロープを出さなくても大丈夫でしょうという親切なアドバイスをもらう。

焼山沢右岸尾根の取り付き点は二つ目の堰堤を越えた先に道標があり、その背後に尾根の末端がある。急角度に上にのびている尾根はざれていて足が滑りやすく、緊張して一歩一歩踏ん張りながら登って行く。ほどなくして角度は少しゆるくなり、急斜面であるがずり落ちるという不安は消えた。尾根は間違いようがなくはっきりと稜線に突きあげている。穏やかな陽射しと芽吹きの森は清々しい。目に入る鮮やかな紅紫色のミツバツツジが癒してくれる。

取り付き点から約1時間20分を要してブナの大木がのびるショチクボノ頭に到達。広々とした山頂は木々がまだ葉を落としており、木々の間から大室山、檜洞丸などの周囲に広がる山々が望める。山名の標識は見当たらない。期待に違わず好ましい雰囲気が漂う山頂で長い休みをとり、善六山に向かう。

広い平坦な尾根は一転して痩せた尾根に変わり、両側が切れ落ちた鞍部が出現。ここで頼れるサブリーダーの堤さんと先頭を交代。的確な指示に従い、無事通過。さらに気が抜けない痩せ尾根の急坂を登りきり、広い山頂の善六山の東端に着く。そして中央部に向かって進む最中にあとを追ってきたDさんとバッタリ。新松田駅発車のバスを1時間遅くに乗ったので、逆コースで行くということだったが、驚くべき健脚ぶりを見せつけ、合流したことを喜んだ。山頂は畦ヶ丸や箒沢権現山が間近に見えて展望がよく、のんびりと昼食休憩。山名を示す標識はなかった。

善六山から少し西に進み、急斜面の尾根を降って行くと、あっけなく善六ノタワ近くの下山路となる登山道に降り立つ。スタート地点に向かう途中で、西丹沢の名瀑 本棚と下棚に立ち寄る。水量は以前見たときに比べて少ない感じであったが、相変わらず迫力があり、印象に残こる滝だった。下棚分岐でバスの時刻を確かめ、1440分発に間に合うことを確信。堰堤を越え、幾度も沢を渡り返す。沢に架かる木橋が流されている箇所もあったが、徒渉に大きな支障はなく、順調に西丹沢ビジターセンターに戻った。

お陰様で好天と好季節に恵まれ、西丹沢の奥深さにたっぷりと触れる一日となりました。皆さま大変お疲れさまでした。(佐藤邦弘)


焼山沢右岸尾根を登る

ショチクボの頭にて

広々としたショチクボの頭

善六山から畦ヶ丸

善六山から箒沢権現山

善六山で弁当を広げる

善六山にて

沢沿いの道を降る

見応えのある本棚

美しく流れ落ちる下棚

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20.奥多摩/鉄五郎新道~大塚山

期 日 :4月11日(水) 日帰り 曇り時々晴

参加者: L小磯登志子、SL近藤由美子、澤田治之、助廣弘子、本山まり子、佐藤邦弘、鎌田文子、

    杉江秀明、大貫文正、山崎洋子、足立明子、繁村純夫、繁村美知子 計13名

コース: 古里駅9:25ー寸庭橋9:41―(鉄五郎新道)―金毘羅神社10:1830―広沢山11:35―大塚山12:0030846m分岐12:45―(境界尾根)―車道14:08―御嶽駅14:40

曇り空で風も強くなるとの予報だったが、陽射しも出て穏やかな春らしい一日だった。

古里駅に降り立つと似たような年齢構成のパーティが2組もいた。尋ねると大塚山に登るとのこと。ぞろぞろ歩くのは嫌だなと思っていたが、登り口で追い抜いた後は姿が見えなくなってひと安心。

鉄五郎新道はVルートではあるが、標識もあり登山道も荒れた所は無かった。寸庭川にかかる小さな橋を渡ると広沢山に上がる金毘羅尾根と鉄五郎新道との分岐だ。ここは尾根に上がらず越沢沿いの巻き道を進む。植林帯を30分ほどゆるゆる登ると沢のほとりに金ピラ神社の鳥居が立っていた。狭い尾根から越沢側を覗くと切れ落ちた足下は越沢バットレスの岩場だった。

ここから広沢山までは岩混じりの急登が続く。期待していたイワウチワはすでに咲き終わっていたが、ミツバツツジや山桜が綺麗に咲き揃い目を楽しませてくれた。痩せ尾根の途中に大きな岩があり、そのまま進むと降り口が少々嫌らしくなっているのだが、少し戻ると左に巻き道があるので何人かはそちらに回った。杉林のジグザグ急登をひと頑張りすると広沢山だ。地味な山頂はスルーして昼食を楽しみに大塚山に向かう。12時ジャストに大塚山到着。ハイカーが数組休んでいた。ゆっくり昼食を摂って出発。

まず丹三郎尾根方面に進み846mの中ノ棒山の分岐から境界尾根に向かうのだが、見落として進んでしまった。後方からの声ですぐに戻る。境界尾根は急な下りもあったが、概ね植林帯の歩き易い道だった。最後は民家の脇から車道に降り立った。車道を少し歩いてから多摩川の渓谷に降り御嶽駅まではのんびりと遊歩道を歩いた。(小磯登志子)


寸庭橋

金毘羅神社

急登

大塚山頂上

境界尾根

新緑の御岳渓谷

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21.奥武蔵/美ノ山

期 日:4月18日(水)日帰り 雨のち晴れ

参加者:L助廣弘子、SL堤理恵子、佐藤邦弘、鎌田文子、大貫文正 計5名

コース:皆野駅9:30―蓑山神社10:30―美ノ山山頂11:1050―鷺ノ口峠12:10―二十三夜寺13:30―高原牧場入口バス停14:10―粥新田峠15:4050―橋場バス停1635

雨模様だが午後には上がるとの予報、今回は傘をさして歩けるコースと思われるので実施することにした。

雨具に身を包んで家を出る。秩父鉄道皆野駅まで3時間半、全員そろって出発する頃には結構な降りとなっていた。駅からすぐ蓑山神社の参道となり、標識に導かれて山道に入り、フジの花が目に付く森の中を行く。雨に濡れた新緑が美しい。蓑山神社の鳥居をくぐり、高い石段を上がり、サクラやミツバツツジがまだ見事な公園を抜けると美ノ山山頂だ。しばらく三角点を探したが見つけられず、休憩所のテーブルでランチをとるころには雨が上がって陽も差してきた。雨具を脱いで出発する。目指すコースは「関東ふれあいの道」にかさなっているようで、標識が頻繁にある。それでも地図にない道があちこちにあり、あれおかしいと引き返すこと2,3回、地図読み大好きな堤さんとスマホの地図アプリを使いこなす鎌田さんにおおいに助けられた。秩父高原牧場の南側を行く道が結構だらだらした登りで長く感じられた。粥新田峠でケーキタイムをとり元気回復。新緑に彩られた山々と青空に映えるヤマザクラ、ヤエザクラ、ヤマブキ、ウツギ、リキュウバイ、ボケ、ツバキ、ツツジ等の里の花々に慰められて長いコースを歩きとおし、最後は小走りでバスに間に合わせた。晴れたおかげで美しい里山の景観を楽しむことができてよかった。

雨にもめげずお付き合いくださった皆さまに感謝。(助廣弘子)


皆野駅からスタート

ヤマツツジ

蓑山神社へ

美ノ山公園のヤエザクラ

美ノ山山頂にて

新緑の森を行く

青空に山笑う

二十三夜寺

リキュウバイ

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22.大菩薩/姥子山

期 日:4月21日(土)日帰り 晴

参加者:L安瀬はる江、SL中村和江、榎本美智子、松宮俊彦、峰尾欽二、杉江秀明、山崎洋子、繁村純夫、繁村美知子 計9名 

コース:大月駅7:55=タクシー=山口館8:1020―大垈山分岐9:3545―林道10:00―木橋10:3540―ナラ立山頂11:3512:05―林道12:4550―姥子山取付13:05―P1327鞍部13:4555―姥子山(東、西峰)14:3050―百間干場16:0010―山口館17:30=タクシー=大月駅17:4555

費 用:タクシー代 2台往復 12370円

4月といえ、真夏日の予報に2Lの水分を持つ。念の為ザイルも持ち、結構な重さになった。タクシー利用で1時間半程短縮できた。山口館から小手始めに一般登山道をゆっくりといく。山肌の新緑は柔らかく、山桜の薄ピンクが加勢していた。大垈山分岐の先で、富士山がくっきりと望め、姥子山からの眺めを期待できる。登山道が平坦になり、左上に送電線鉄塔を見ると、右下に巡視路が下りている。プラの階段は浮いている所もあるが、楽に林道に降り立てた。

前回はP1009(ハナレ山)を通過する稜線を歩いたが、今回は林道を辿る。S字カーブの先で小俣川に架かる木橋を渡る。金属製の急な階段を上がると杉の落ち葉に埋もれた巡視路が続いていた。ナラ立山頂まで2基の鉄塔を通過する。1基目の鉄塔では満開の山桜が肩を並べて咲いていた。2基目の鉄塔で巡視路を離れ、ナラ立山頂に直登した。山頂はカラ松に囲まれ開けていたが寂峰だ。

ナラ立山頂から北に向かう。鞍部で合流した巡視路は岩稜帯になり、急な箇所には階段があった。程なくして林道に登り着く。気温も上がり、舗装道で暑い。姥子山の尖峰を仰ぎながら足早に進む。本沢を横切り、すぐの枝沢に架かる橋を渡ると巡視路の階段が延びている。段差は大きいが助かる。P1372直下の斜面が崩壊して、巻道が喪失していた。立木のテープに添って高巻く。細木を慎重に頼って、危険地帯を脱出し、鞍部に建つ鉄塔に登り着いた。

姥子山山頂まで200mの登りは、灌木が覆い被る急な痩せ尾根に難儀した。辺りには蕾をつけたイワカガミが群生していたが、再訪する元気はない。やっと着いた姥子山東峰にはまさかのご褒美、日陰ツツジが咲いていた。5分先の西峰が本峰で手狭いが、宙にいるような錯覚に陥る。開けた前には遮る山がなく、富士山がどーんと聳えていた。富岳12景の中でも一番の眺めの様だ。

 長居はできず下山を急ぐ。SLに先頭を交代する。百間干場から先、土沢沿いのコースは荒れていて、ルーファイが要求された。沢の水量も多く渡渉訓練になった。続く林道も土砂のデブリや落石が多く、気が抜けなかった。タクシーと同時に着いた山口館の花壇にはクマガイソウが咲いていた。

 ハードな山行に積極的に参加して頂き、全員で歩き通せ、安堵しました。(安瀬はる江)


小俣川に架かる木橋と階段

ナラ立山頂

姥子山山頂

姥子山山頂からの富士山

金山峠からの富士山

土沢渡渉

崩壊地の高巻

日陰ツツジ

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23.伊豆/城ケ崎自然研究路

期 日:4月21日(土)~22日(日)一泊二日 晴天

参加者:L矢澤孝二、SL神谷敏裕、森田隆仁、小原紀子、木村真知子、前田省吾、派田正、宮澤恵子、助廣弘子、市川静子、佐藤邦弘、武末範子、山口音子、大貫文正、神谷友子、服部健、赤沼隆司 計17名

コース:  熱海駅9:38=富戸駅10:1640-砲台跡(昼食)11:4512:15-門脇灯台(城ヶ崎吊橋)12:2545-海洋公園13:1530蓮着寺-いがいが根14:5015:05-保養所15:25(泊)~8:40-いがいが根8:559:05-橋立吊橋(大淀小淀)10:5511:05-八幡野漁港-伊豆高原駅12:0030=熱海駅 

伊豆半島の東海岸、城ケ崎から八幡野へ続く海岸は、大昔に大室山の噴火で流れ出た溶岩が固まってできた断崖が続いている。山登りではないけれど、ピクニカルコースと呼ばれる、その植生も豊かな自然研究路を2日間かけて歩いてみた。

スタートは伊豆急行線の富戸駅から。眺めの良い標高100㍍の駅から急坂を下りて、三嶋神社の先から海岸沿いの道路となる。富戸漁港を過ぎるとピクニカルコースの入口だ。青く広がる海と、遠く大島を望みながら砲台跡の東屋で昼食。有名な城ケ崎吊橋、灯台はさすがに大勢の観光客で賑わっていた。この辺り風が強く、帽子を飛ばされないよう気を付けた。

日蓮上人が流れ着いた蓮着寺では、ボケ封じのお地蔵をみなで撫で撫で。人が少なくなった半面、迫力を増していく断崖を左に見ながら歩いて、いがいが根に到着。次々と現われる小さな岬には、それぞれ変わった名称がついている。江戸時代にボラ漁の漁師が名付けたのだそうだ。このいがいが根もその1つ。海に突き出た溶岩岬と波で浸食された入り江には白い波が立っていた。

今日はここから伊豆高原別荘地の中にある保養所へ。温泉と、金目鯛も入った舟盛りで、夜も賑やかな一日だった。

2日目はいがいが根から、あとの半分を歩く。まる根、なが根などを過ぎ、照葉樹林の中、初夏のような木漏れ日が眩しい。はしがかり、は名前のとおり岩の下が浸食で抜けて橋になっていた。断崖には柱状節理がはっきり現われ始め、海に落ちる滝を見て橋立へ。吊橋手前の大淀小淀では海岸におり、磯の潮溜まり、波の音と潮風をみなで楽しんでいた。

橋立吊橋は、駅から立派な遊歩道が直接来ているからか人も多く、これを渡るとピクニカルコース終点の八幡野漁港に着く。道路を上って伊豆高原駅には正午ちょうどに到着。のんびりと歩いた2日間の伊豆路を後にしたのだった。(矢澤孝二)


いがいが根の岸壁

いがいが根

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24.丹沢/地蔵尾根

期 日:5月6日(日)日帰り 晴

参加者:L安瀬はる江、SL上野 進、黒澤寿子、杉江秀明、粟野秀穂、山口音子、中村和江、白石克人 

計8名 

コース:藤野駅7:35=タクシー=神ノ川ヒュッテ8:1020―広河原9:20―地蔵尾根取付点9:3545―900m10:1525―尾根入口(稜線)12:0015―地蔵平12:2555―姫次13:2025―八丁坂ノ頭分岐13:40―林道15:00―東野バス停16:0020 =三ケ木      費用:タクシー代 一台 6490円

GWの最終日は爽やかな天気に恵まれた。藤野交通の営業は8時からだが、30分程度は早く受けてもらえた。歩き始めは神ノ川ヒュッテからの長い林道で、閉口した。滝やウツギを見ながらいく。ヒワタ沢に架かる橋が見えるとゴールは近い。広河原への下降点には道標があった。堰堤を下りて、神ノ川の左岸を行き、右岸には渡渉しない。砂地には踏跡があった。しばらく行くと神ノ川は二股になり、岩水沢と金山谷に分れる。金山谷の右岸が地蔵尾根取付点で、テープやトラロープがあった。谷の水量は多く渡渉に戸惑う。現状の河原のルートや渡渉点は地形図や昭文社地図とは違っていた。

地蔵尾根はのっけから急で足場が悪かった。等高線が詰んだ急登を30分、落石やルートに細心の注意を払い、四肢を使い奮闘する。何回か「ラク」の声があがった。テープやロープが頻繁にあり、助かる。這々の体で尾根に着き、一息入れる。凍ったぶどうの差し入れは嬉しい。元気がでた。この先、尾根はしばし緩やかだった。体調を整え、厳しい岩稜帯に向けて備えた。淡々と高度を稼いでいくと、シロヤシオが咲いていた。いつ見ても純白の花は愛おしい。ミツバツツジも咲いていて、濃いピンクに元気をもらう。岩場にはイワカガミが2,3株咲き始めていた。周りの木々は新緑で明るく繁っていたので、高度感がない。全員、力量も高い。好条件が揃い、痩せ尾根の岩稜帯は次々とこなせた。途中、唯一平坦な所で休憩した。そして花で真っ白なシロヤシオの木を見ると、地蔵尾根は終盤だった。張り詰めた緊張感から解放された。登り着いた稜線はアセビに囲まれ鬱蒼としていた。気持ちが晴れず達成感が薄らいだ。全員が揃ったところで、縦走路に出ると開放的だった。

地蔵平の道標の脇で昼食を摂る。地蔵平の場所が地図により違い特定が難しい。広範囲を指すのであろう。続く原小屋平も広々として地蔵尾根の鬱積が晴れた。ここから見える袖平山はまだ春紅葉爛漫だった。ベンチのある姫次には大勢の登山者が休んでいた。富士山を眺め、給水タイムをとる。やがて東側に宮ヶ瀬湖が目に入ってくると、八丁坂ノ頭分岐は近く、道標に従い、東野に下りた。

午後一便だけのバス時間をふまえて下山する。登りの疲れがでて、2,3回休憩を取ったが、予定通りの時間にバス停に到着できた。(安瀬はる江)


地蔵尾根取付点

上の錆びた剣

剣の刃渡り

満開のシロヤシオが激励

地蔵尾根下降点

地蔵平にて

姫次からの富士山

ヒワタ沢橋

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25.道志/朝日山(赤鞍ヶ岳)~雛鶴峠~高畑山 

期 日:5月12日(土) 日帰り 晴

参加者:L佐藤邦弘 SL神谷敏裕 峰尾欽二 大貫文正 服部 健 白石克人 計6人

コース:橋本駅北口620=三ヶ木655=月夜野750=竹の本81423―朝日山(赤鞍ヶ岳)登山口846―入道山931―秋山峠102333―朝日山(赤鞍ヶ岳)103750―サンショ平112091211551225(昼食)―雛鶴峠1317―高岩1342―大タビ山1401―高畑山山頂144055―高畑山北尾根取り付き1506――般登山道1529―石仏1552―門扉1625―JR鳥沢駅1700

 道志の山々は静かで穏やかな山が連なっている。日が長い新緑の季節に道志山塊を1日たっぷりと歩いてみたいという思いがあり、昨年は雨で流れ、今年こそと念じての再計画。但し、高畑山からの降りは北尾根コースが市販の登山地図にバリエーションとして記載されていて、これに計画を変更した。

 月夜野からのバスは乗客を15人程度乗せて発車。みな登山客だ。バスの運転手は40年というベテラン。かつて県道であったときの道路状況の悪さやのんびりした道志村の暮らしなどを観光バスガイドなみの流暢さでアナウンス。そのサービスぶりに感心しているうちに竹の本バス停に到着。

 朝日山(赤鞍ヶ岳)への登りはとても手ごわいものだった。登山口から植林の急登の尾根が続き、入道山からは楽になったが、それは束の間。尾根の傾斜角度は増し、壁のように立ちはだかって半端ではない。嫌気と必死に闘いながらやっとこ稜線の秋山峠に。雪を被る大きな富士山が出迎えてくれた。

 朝日山(赤鞍ヶ岳)山頂は樹木に囲まれ、展望は得られない。ここから目指す方向は棚の入山と標識に書かれていた。新緑が目にまぶしい稜線は心地よい。約30分で分岐に出た。付近見ると雛鶴峠の方向を示す手製の標識がある。その逆の東に少し行くと棚の入山と記された標柱があったが、家に帰ってからネットで調べてみると、ここはサンショ平の間違いで棚の入山はもっと東のようだ。

 道志の山の静かさを感じながら歩をすすめ、ときおり赤松の木々が目に付く雰囲気のよい森を通過し、リニア実験線の施設が眼下に見えてくるとしばらくして雛鶴峠へと降り立つ。ここまでにすれ違った登山者は3人。男性2人、女性1人でみな単独の登山者だった。

 雛鶴峠から再び登りとなって高岩、大タビ山を通過すると今度は降りとなり、高度を下げる。そして高畑山へはきつい直登が待ち受けていた。朝日山(赤鞍ヶ岳)への登りに比べれば傾斜は緩いが、すでに5時間弱歩いており、体力を消耗している。とにかくしっかりと脚を前に運ぶことに集中して登る。やがて高畑山近くの稜線に出た。

 高畑山の山頂にはもう遅いのか、人影はなかった。富士山は輪郭がかすんでいる。歩いてきた道志の稜線がはっきりと視界に入る。下山路は計画どおりバリエーションの北尾根に降ることに。途中で左への方向を示す道標を無視して直進。穏やかな尾根だ。ピークを超えて広い尾根を左に寄って尾根を降ると登山道と出合う。この道を横切って下方に延びる尾根を降らなければならないが、急斜面で凹凸があり、強引に降ることになりそうだ。すでに十二分に歩いている。当初の計画に拘らず、ここからは登山道を行くことにした。

 石仏のある分岐に出て、穴路峠からの沢沿いの道を歩き、門扉をくぐる。残るは舗装道路を歩いて鳥沢駅に向かうだけだが、さすがに脚は重く、駅までの距離は長いものだった。歩行時間約8時間。好天に恵まれ、新緑が目に鮮やかな道志山塊を無事縦断。皆さま本当にお疲れさまでした。

(佐藤邦弘)


歩き出して間もなく富士の姿

秋山峠への急峻な尾根

秋山峠からの富士山

気持ちよい新緑の稜線

朝日山(赤鞍ヶ岳)山頂にて

雛鶴峠方面を示す標識

明るい赤松の林

緑が濃くなった山なみ

大タビ山への登り

高畑山山頂にて

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26.奥多摩/笠取山1953m(山梨百名山、関東百名山、)多摩川分水嶺 

期 日:5月12日(土)日帰り 天候晴れ、

参加者:L岩田孝支、SL松宮俊彦、赤沼隆司、牛久保実枝、馬場良久 計5名

コース:大月駅⇒レンタカー⇒作場平口―一休坂―ヤブ峠―笠取小屋―笠取山―分水嶺―笠取小屋―一休坂分岐―作場平橋登山口⇒レンタカー大月駅⇒八王子駅南口(金太郎打ち上げ)

費 用:大月駅集合、レンタカー代割勘2000/人 参加費200

新緑が綺麗で、登山道は整備されていて、歩きやすかった。(岩田孝支)


分水嶺

カラマツと富士山

最後の登り

笠取山頂と富士山

笠取山頂にて

石楠花もちらほら咲き始め

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27.奥多摩/坪山~尾名手尾根 

期 日:5月19日(土)日帰り 晴れ時々曇り

参加者:L助廣弘子、SL山口音子、宮島陽子、峰尾欣二、鎌田文子、堤理恵子、小磯登志子、萩原克己、服部健、赤沼隆司 計10名

コース:上野原駅8:14=(バス)=御岳神社9:1020―坪山10:4550―西春峠12:1040―小寺山13:17―大寺山13:38―チョウナ沢ノ頭13:59―ヌカホヤノ頭14:18―山ノ神14:51850M分岐15:01―単木集落15:30―阿寺沢入口バス停15:4258

費 用:上野原~御岳神社 990円 阿寺沢入口~上野原 830

前日までの雨予報が朝9時に雨は上がると変化したので予定通り実施。上野原に着くころにはまぶしい青空が広がっていた。鶴峠行バス814に乗る。電車でうっかり一駅乗り越した人がいたが、次の832のバスに間に合って、坪山手前で無事追いついた。新緑は美しいが、名物のヒカゲツツジやイワウチワ、イワカガミの花は終わって青々した葉ばかりになっていた。「急な岩尾根注意」と地図に書いてあるが、それほど危ない個所はなく、無事山頂へ。集合写真を撮って、西春峠へ向かう。結構な急な下りが続く。新緑の中にヤマツツジが鮮やかだ。急下降が終わると林道が現れ、尾根道と着かず離れず、どちらを行くか迷う。西春峠手前ではわざわざ林道でなく尾根に上り、ヤブっぽい尾根を下って峠へ出た。小寺山、大寺山へ向かう道は広々してブナヤコナラの木々の新緑が美しい。ただ私が膝痛に加えて足つりが頻繁に起こって、山口さんに手当をしていただいたり、先頭を堤さんに代わっていただいたりでご迷惑をかけてしまった。大寺山から未踏の尾名手尾根に入る。予想以上にしっかりした登山道ができていて各ピークには山名を書いた赤テープが巻いてある。阿寺沢入口へ向かう850M圏の分岐にも赤リボンが23本ついていて助かった。沢に向かって下って行く道にはガクウツギやコアジサイが咲いていて、北側が開けた地点からは緑に覆われた笹尾根が見えていた。集落へ出てからバス停まで12分の上りが私にはつらかったが、参加の皆さんは苦もない様子だった。上野原駅はすっかりリニューアルされていたが、まだ店はなく、北口のいつもの中華料理屋で打ち上げをして帰りました。(助廣弘子)


御岳神社からスタート

ヒカゲツツジ(花は終わった)

坪山山頂にて

西春峠へ急降下

新緑の道

大寺山

山の神

笹尾根が見える

阿寺沢入口へ到着

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28.塩原/日留賀岳

期 日:5月25日(金)~26日(土)一泊二日 晴、晴

参加者:L安瀬はる江、SL杉江秀明、峰尾欽二、若松節子 計4名 

コース:25日西那須野駅10:20=バス=塩原温泉BC11:05=車=塩原自然研究路入口11:15―新湯富士山頂12:1535―大沼13:2035―小太郎ケ渕14:3545=車=宿15:05 26日宿6:40=車=登山口6:55―鉄塔7:30―林道終点8:05―P1514木の鳥居9:5510:10-P175011:0020―山頂11:3512:15―林道終点14:30―登山口15:10―元湯温泉口バス停15:4559=バス=塩原温泉BC16:0820=バス=西那須野駅17:0521

費 用:宿泊代(夢木香) 13千円   交通費 バス1850円   電車3175円(大宮起点ジパング割)

25日 初日に高原山を考えたがタクシーの目途がつかなかった。地図を広げると、新湯の富士山を経由する塩原自然研究路が目に付いた。自然研究路としては日本で最初に整備されたという。歩いてみると、植生が豊かで、苔むした岩やシダの群生は新鮮だった。随所に解説板があり、樹木には名札が付いていた。爆裂火口跡、富士山山頂、大沼、小太郎ケ渕と景観も変化があった。中でも富士山が望める大沼は静かな佇まいを漂わせていた。しばし休憩し、自然の中にすっぽりと溶け込んだ。

塩原温泉は箒川にかかる吊橋が多い。コース終点近くの七ツ岩の吊橋に行く予定だったが、途中が土砂崩れで通行止だった。散策を切り上げ宿にお迎えを頼んだ。宿はペンションで、掃除がいき届きとても清潔だった。夕食はフルコースで温かい料理を食しながら、赤ワインがすすんだ。

26日 早目にしたつもりが、登山口には7時近くになった。長丁場に備え、ゆっくりと歩き出す。ハイキングコースで危険な所はなく、ダラダラと登る。尾根は開放的でゆったりとでき、春蝉の大合奏に後押しされた。登山道は単調だが、周囲の林相はカラマツ、ブナ、ミズナラ、アスナロと移ろいがあり、森林浴を愉しめた。その中でアスナロの幼木は大きな葉が茂り逞しさを感じた。

休憩をこまめにとりながらいくと、P1514の鞍部にある木の鳥居にさしかかる。ここから先は一変して痩せ尾根になり、シロヤシオを初めにシャクナゲ、ミツバツツジの花園だった。花に励まされ、最後の急登をこなす。林床の花は少なく、お花畑といえる所はなかった。尾根が緩やかになり、ミネサクラ、ムラサキヤシオやシャクナゲなどの灌木が途切れると、山頂に飛びだした。日留賀岳の売りで360°の展望だが、少々霞んでいた。雪を被った飯豊連峰が頭を並べていた。次回登る那須連峰は雲に隠れていた。山腹に延びる塩那道路に目が引かれた。バブル期の置き土産という。

今回も下山はSLに先頭を交代した。同じ道でも下りの方が勾配を強く感じ、登りの頑張りを改めて確認した。P1036の鞍部、林道終点までが長かった。体力は限界だったが、何事もなく登山口に降り立てた。ここからの足がなく、気がかりだった。人気のない農道で、運良く犬の散歩中の若い男性に遇う。バス停を教わり、予定のバスに間に合う事ができた。

車が使えず、不便な点がありましたが、協力的で助かりました。(安瀬はる江)


夕食の始まり

新湯富士山山頂

大きな露岩の下山路

富士山を背景に大沼

山頂はまだ遠い

木の鳥居

シャクナゲに励まされて

日留賀岳山頂

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29.韓国/漢拏山(ハルラサン)と智異山(チリサン) 創部55周年記念山行

期 日:6月1日(金)~5日(火) 四泊五日

参加者:L助廣弘子、SL松宮俊彦、SL矢澤孝二、澤田治之、黒澤寿子、佐藤邦弘、鎌田文子、堤理恵子、横川芳江、神谷敏弘、山本正、服部健 計12名

コース:6月1日(金)成田=釜山=普州Asia Lakeide Hotel(泊)

6月2日(土)普州Hotel=内大理-場基項山荘(泊)
6月3日(日)場基項山荘-智異山(1915m)-中山里=釜山=済州Hawaii Hotel(泊)
6月4日(月)済州Hotel=城板岳-漢拏山(1935m)-観音寺=済州Hawaii Hotel(泊)

6月5日(火)済州Hotel=島内観光=済州空港=成田

6月1日(金)晴れ

創部55周年記念山行は、韓国第一の高峰の漢拏山(ハルラサン、1935m)と、第二の高峰智異山(チリサン、1915m)となった。ツアー会社と担当者は創部50周年と同じアルパインツアー社および本多さん。彼には50周年記念のベトナムファンシーパン山行にも添乗していただき、また50周年記念のパーティーにも参加いただいた。支部のことをよくご存じなので大船に乗った気分。今回の参加者は男性7名、女性5名の計12名。

大韓航空便は、成田空港をほぼ予定通りに13時頃出発し、釜山(ブサン)空港には15時頃到着。韓国と日本は時差が無い。空港には、現地ガイドの金さんが待っていてくれた。彼は今回の旅行中ずっと同行してくれたが、韓国の山ヤで日本の山にも200回以上登ったことがあり山や花に詳しい。日本にも3年間住んだ経験があり、韓国の生活習慣や歴史にも詳しく、何より明るく冗談好きで、今回の旅行が楽しく充実(韓国のことをいろいろ学べた)したものになったのは、彼に負うところ大だ。またもう一人のアシスタントのガイドのジャンさんも含め、合計15名で、広すぎるほどの大型観光バスに乗車。途中サービスエリアにも寄り、1時間半ほど走り、今日の宿泊地の晋州(チンジュ)郊外のAsia Lakeide Hotelに到着。ホテルは名前の通り湖に面した見晴らしの良いロケーション。荷物を置いてすぐ、晋州(チンジュ)市街のウナギ屋さんへ。ウナギは、かば焼き風の辛いタレが付いたものの2種類が一つ盛になっており、それをサンチェやエゴマの葉に巻いて食べる方式、またおかずは食べ放題のキムチ、ナムル等々。最後に、冷麺が出たが、氷のジュレ風で冷やしてあり食べやすくほぼ全員が完食。食事後、午後8時前でもまだほの明るい晋州(チンジュ)の街の河畔を少し散歩し、ライトアップした橋などを眺めた後、ホテルに戻った。


晋州(チンジュ)の夕食(ウナギ)

晋州(チンジュ)の街で夕食(冷麺)

ホテルで本多さんから明日の予定を聞く

6月2日(土)晴れ

6時起床、7時ホテルの朝食。サラダは充実していたがコーヒーが薄い。8時出発し、約1時間で智異山(チリサン)の登山口の一つである内大理(ネデリ、620m850905)に到着。今日は、場基頂(チャントモク)山荘(1750m)まで、約1100mの登りだ。登山道は、沢筋を南から北へ登っていく。智異山(チリサン)は国立公園に指定されているので道がよく整備されており、石畳や階段が続き、岩っぽいわりに歩きやすい。1度目の休憩で、韓国産のウリが出た。黄色くて白い筋があり、味は日本の昔の瓜に似て美味しい。その後30分~45分に1回程度休憩を取りながら高度を上げて行く。11時過ぎの休みでは今日のお弁当の韓国海苔巻きを食べた。太巻きに、いろんな具が入っていて食べやすい。これは日本でもマネできそうとの声が多かった。1200mを超えたあたりから、大山レンゲの花がちらほら見られるようになってきた。智異山(チリサン)は韓国の山好きが23泊で縦走を楽しむ山なのだそうだが、縦走路にある細石(セワク)山荘(1560m、13501425)に到着。ここで、大休止。韓国の登山者も多いが、辛そうなラーメンを食べている人達が目立った。

細石(セワク)山荘からは、縦走路を東方に進むことになるが、まず急な登り約30分で岩が露出しているチョッテ峰(1704m14:40-14:55)へ。ここでやっと東方に智異山(チリサン)が姿を現す。岩山で、形は瑞牆山や槍ヶ岳のようなきれいな二等辺三角形をしている。この辺からは、東西に続く縦走の山々や、南北の山並みが延々と続いており、想像していたよりずっと山深い。岩っぽい道は、疲れが溜まった足にはなかなかきついが、アカヤシオの花などで癒される。17時にやっと場基頂(チャントモク)山荘に到着。

国立公園なので、小屋内での飲食は禁止、18時までの入室も禁止なので、外のテラスで夕食。夕食は、金さん、ジャンさん、本多さんが調理してくれた、焼肉・明太子・レンコン・キムチ・ちりめんピーナツ・エゴマの葉・わかめスープ・ご飯、美味しい。他のパーティーもそれぞれの料理を楽しんでおりテラスは満杯、家族連れもいた。また、途中であった韓国人夫婦の旦那は、昨年北アルプス、今年は南アルプスに行くとのことで話が盛り上がった。18時に部屋割りがあり入室、各自毛布2枚配給され、板の間の一人分のスペースの幅は70cmくらいか。水場は蛇口が2つでかなりの水量が流れている。20時頃までは外が明るいので、三々五々外の夕焼けを見たりして楽しんだ。消灯は21時。夜は、寒くはなくむしろ少し暑いほどだった。


内大理(ネデリ)登山口

沢沿いで休憩

細石(セワク)山荘で昼食

ガイドの金さんが韓国瓜をむいてくれた

智異山(チリサン)が見えてきた

チョッテ峰

日本の山好きの韓国人と

遠く西方の山並みを望む

場基頂(チャントモク)山荘が見えてきた

場基頂(チャントモク)山荘のテラス

テラスで夕食

夕陽

山荘の中で

6月3日(日)晴れ

5時起床、別棟の炊事場に立ったまま餅入りのインスタントスープで腹ごしらえ。6時場基頂(チャントモク)山荘を出発。約30分登って展望台へ(625635)。東方の智異山(チリサン)の眺めが良い。韓国人は、日の出を見るために朝早く出て智異山やこの展望台まで来る人が多いようで、多勢の空身で戻る人達とすれちがった。岩の多い道が続くが、途中アカヤシオや白い小さな花の木(ズミ?)が多い。大きな割れた岩の隙間に鉄梯子が架けられており、その先の急な登りを一気に登りきると、そこが智異山最高峰の天王峰(チョンワンボン、1915m、72550)だった。頂上は、50人程度座れる広さだった。日曜日のせいか他のグループもかなり来ており、慌ただしい。早速、支部長力作の「支部55周年記念山行」の横断幕を出し、記念撮影。各自思い思いに景色を見たり写真を撮ったり、東の山並みの下の方に雲海が出来ていた。

下りは、中山里(チュンサンリ)登山口に向かうが、岩っぽい道を標高差で1300m下ることになる。頂上直下、早速長い階段が続く。途中一度休みを入れて、ひと頑張りしたところが法界寺(ポッケサ)というお寺のある場所、湧水が出ていて美味い。ちょっと下ったところにロータリ山荘(1386m、93550)があり、ここが二つの登山道が交わった場所で、日曜日ということもあり大勢の人が休んでおり、我々も大休止。智異山の登山道は、要所要所にトイレが整備されているので有り難い。日差しも強く温度も高かったが、既に樹林帯に入ったのでその分多少楽になり、更に下りを続けた。途中智異山頂を振返って見ることができる場所もあった。そのうち昨晩泊まった山小屋からの道との合流点であるカルバウイ休憩所(865m、111525)に到着。休憩所にはたいてい赤い十字の救急用の箱が用意されているが、中には消毒薬・バンドエイド・包帯などが入っていた。更にもうひと頑張りして、ようやく中山里(チュンサンリ)登山口のゲートに到着(1205)した。そこから約5分下ると、駐車場や食事をする広場に出た。韓国の山の下山口では一般的なようだが、屋外に長机・長椅子にビニール掛けの屋根の食堂があり、そこで酒を飲み地元の料理を食べながら山行の「反省会」で盛り上がるのが楽しみなようだ。わがグループも、そんな店に入ったが、先着の中年グループから拍手で迎えられた。日本と違い、どうも韓国では我々の年代できつい山に登る人は少ないようで、年寄りを敬う儒教の国の人達から特別の目で見られたようだ。昼食は、ビビンバとキノコ入りのチジミ、どちらも美味しかった(12101300)。

釜山(金海)空港に向かう途中、一浴できる施設に寄ってくれた。タオルも用意してあり、湯船も大きく、全体的に清潔だった(13301430)。空港までのバスは、サービスエリアに寄った。車中では金さんが釜山の歴史や現在の課題などを説明してくれた。釜山(金海)空港(17001800)から、約1時間の飛行で済州島(チェジュ、JEJU)の空港着。迎えのマイクロバスに乗り、夕食のお店に。通りに面したオープンデッキスタイルのしゃれた黒豚料理のお店。黒豚をサンチェやエゴマの葉っぱで巻いて食べる。肉のしっかりした味や白身の脂が美味しいという人が多かった。たらふく(一人300gくらいか)食べた。その後ホテルに向かったが、ホテルはHawaii Hotelといい、済州市街地にある。通りの両側に路上駐車しており、マイクロバスでやっと通れるだけのスペースしか空いていなかった。ホテルの周りにセブンイレブンをはじめコンビニが多かった。


智異山(チリサン)山頂直下の登り

智異山(チリサン)山頂

やっと着いた

山頂の人出

山頂で一枚

長い下り階段

岩っぽい箇所を下る

法界寺(ポッケサ)の水場

智異山(チリサン)を振返る

要所にある救急箱

中山里(チュウサンリ)登山口に到着

昼食はビビンバとキノコのチジミ

韓国風は下山して反省会

済州(チェジュ)島の黒豚料理

6月4日(月)晴れ

5時モーニングコール、5:50ロビー集合。まず、24時間営業という市内の朝食レストランへ。大きなお店だが、既に観光客や地元の人が何組か来ていた。我々は、カキ入りのスープ・ご飯・キムチ等で腹ごしらえ。済州島は火山の島で、噴火の歴史は数百回とのこと。今日登る漢拏山(ハルラサン、1935m)はその最高峰で島の中心にそびえ、国立公園でもあり韓国で初めて世界自然遺産にも登録(2007年)された韓国を代表する山。日本で言えば、冨士山のような位置付けで、誰もが一度は登りたい山だそうだ。

城板岳(ソンバナク)登山口に到着(750m、72035)。登山口周辺は勾配も緩やかで、周りは溶岩っぽい岩に細い木が密集して生えており、富士山の樹海と似た様相だ。30分~45分に一度休みを取ながら高度を上げていく。横を多くの登山者や観光客が追い抜いて行く。智異山と違い、観光客風の人も多い。さすがに、スカートで登っている女性を見たときには驚いた。頂上までの標高差は約1200mあるわけで、皆さん大丈夫か心配になる。登山道に沿って、道から見え隠れするしながら、日本でも時々見かける荷物用のモノレールのレールが走っており、通常は荷物運搬に使うが、足をくじいたり下山が遅くなった登山客を乗せることもあるそうだ。登るにつれ、いろんな花が出てきた、大山レンゲ、エゾオオサクラソウ、タニウツギ等。今日もお昼弁当は、韓国のり巻き(キムパと言うらしい)。具が多いので味も楽しめるし腹持ちも良い。それを、行動食のように、休みごとに少しずつ食べる。

チンダルレバ小屋(約1500m112030)は広々しており、太陽光発電施設もある。そこからは、漢拏山が世界自然遺産に認定された理由の一つであるシラベ(シラビソだが、漢拏山等の限られた山にある独自種で朝鮮シラベ)が増えてくる。金さん曰く「シラベは生きて百年、死んで千年」とのことで、枯木も多い。シラベの実は、色は微妙な紫、形は楕円形で愛らしい。更に登ると、この山でもう一つ有名なムラサキツツジの花がチラホラ出てきた。遠望する南面の笹原の中にはこのツツジの群落の一部を見ることができた。それ以外にも、高山らしい小さな白や黄色の花が増えてきた。最後の長い木の階段をあえぎながら登りきると、そこが漢拏山東峰(ハルラサン、1935m。最高点の1950mは登山禁止、13101330)だった。さすがにすごい人の数で、人気の白鹿潭(ペンノクタム、火口湖、白鹿が水を飲む場所の意)の石碑の前は記念撮影を待つ人の列が50人ほど続いていた。ちょうどガスがかかり、白鹿潭を見ることができた人と見れなかった人がいたようだ。55周年記念の記念撮影は、白鹿潭石碑を避け、渋いハングルの山名柱の前で行った。

下りは、7-8割の登山客が元来た道を戻るが、我々は北側の観音寺(カンヌサ)コースへ。頂上付近は高原状の草原に小さな黄色や白の花が咲いていたが、すぐに急な階段の下りになり、周りはシラベの林が延々と広がっていた。途中には、エゾオオサクラソウやナナカマドの木も多かった。三角峰の手前に小屋跡があったが、その小屋は韓国山岳会が冬山訓練(冬は雪がかなり降る)等の為に使い、ガイドの金さんもここで訓練を受けチョモランマに挑戦した(8600mで撤退)とのこと。三角峰(サンカクボン)小屋に到着(152030)。ちょうど下から、韓国の軍隊の若い屈強の一団が、訓練のため15人ほどが一グループとなり、3グループほど登ってきた。その小屋から少し下ったところで、ひざの具合が良くなかった二人はこのまま降りるのは大変とのことで、金さんが、緊急用のモノレールに乗せてもらう段取りを付けてくれた。二人は残り、それ以外の者で延々と続く下りを歩き続けた。最後の休憩では、本多さんから最後に残った韓国海苔巻きを少しずつ分けて戴き、気力を振り絞って歩き続けた。下山口の観音寺事務所にようやく到着(620m1800)。モノレールの二人は少し前に到着しており、沢筋ではジェットコースターのようだったとのこと、貴重な経験ではあったのでは。

下山口からはマイクロバスで、済州市街の海辺の海鮮料理店に直行した。海鮮料理店は、とにかくいろんな種類の魚介類が出た。一番のメインはタイの刺身、他にもタコ、ホヤ、アワビ、エビ、イイダコ、ワタリガニの焼酎漬け、サワガニ、フグ皮、モズク、ナムルのサラダ、ワカメ等々。予定の山行が無事終わり、酒はアルパイン持ちとのことで、ビールの売行きが一段と良かった。


カキ入りわかめスープの朝食

漢拏山(ハルラサン)登山口の地図

大山レンゲ

大山レンゲの写真撮り

チンダルレバ小屋

シラベ(シラビソ)の原生林

頂上へ続く木段

頂上直下の長い木段

頂上(東峰)はすごい人手

白鹿潭石碑で記念撮影する人の列

シラベの実

エゾオオサクラソウ

三角峰

韓国軍の兵士達

下りのジェットコスターに乗る二人

下山口に到着

海鮮料理の一部

6月5日(火)小雨

朝から小雨。今日は一日済州島観光。済州島は中国や日本からの観光客も多いが、最近は韓国内のソウル等からの観光客も多いとのこと。朝食はHawaii Hotelのバイキング、東洋系の観光客が多い。9時チェックアウト。まず1番目は三姓穴へ。済州島のそもそもの歴史の始まり、耽羅(タンラ)国を作った3人の若者の神話を、3D眼鏡を付けて日本語で聴き、三姓穴を見物。2番目は、済州民族自然史博物館へ。入口の済州独自の石の彫刻が印象的。展示物の自然ははしょって、主に金さんの解説付きで民族関連展示物を見た。金さん「この水汲みの女性は既婚ですか?未婚ですか? 正解は未婚。未婚者は伸ばした髪を下げているが、既婚者は上げているからです」。金さん「この赤ん坊は男ですか女ですか? 男の子です。理由は門に掛けてある縄に炭だけでなくトウガラシを指してあるから」。金さん「済州に多いのは、石と風と女。女は水汲みや海女などの仕事でよく外で働くけど、男は家の中で(酒など飲んでいて)目立たないから」。金さん「済州の女性は嫁ぐとき二つの壺を持ってくる。どちらも便器だが、一つは両親のお世話をするため、一つは子供の世話をするため」。金さん「済州に無いもの三つ。乞食・泥棒・家の門」等々、ずいぶん役立ちました。3番目は韓国の市場へ。果物類は済州名物のミカン、デコポン等(韓国では済州島のみがミカンの栽培を認められているとのこと)、お土産用の各種お菓子やキムチ等の漬物類、魚介類は済州近海の太刀魚、サバ、鯛の刺身、生きたタコ等々。金さんが我々のために買って配ってくれた最新種のミカンは美味しかった。4番目は竜頭岩へ。金さん「済州島に来たことを証明するための写真を撮る場所」。龍が天に昇ろうとして漢拏山の女神の珠を盗み、その女神の怒りをかって、岩に変えられてしまったという伝説の岩。見る方向によっては、龍に見えないこともない。

5番目は東海岸まで移り、城山日出峰近くの料理店へ。アワビ入りの粥とチジミ。お粥は、アワビの身に加えワタも溶かし込んであるようで、その分少し濃厚で色もついており美味しかった。6番目は城山日出峰へ。海中の火山が噴火し固まった場所で、上に登ると朝早くは日の出が綺麗に見えるし、眺めも良いそうだが、小雨は続くし強い風は吹いているので、横から岸壁を眺めて少し散策をしてバスに戻った。7番目は万丈窟へ。近くの文火山(ウンオルム)が爆発した際できた溶岩洞窟で、1946年に発見された。ずいぶん奥が深いモノらしいが、我々は10分程入って出てきた。中は涼しくて富士山の風穴をずっと大きくしたものと言ったもの。8番目は、空港近くのスーパーマーケットへ。済州の人々もふだん買い物をしているところで、品揃えが興味深い。焼酎、韓国海苔、コチジャン等をお土産に買う人が多かった。レジは、地元の人はカードで決済することが多いようだ。アルパインさんの周到な計画で1日でずいぶん効率よく廻れた。最後は済州空港へ。空港で荷物の詰め替えをして、搭乗口へ。それぞれ小口の買い物をしたりして韓国紙幣の処理をしたが、ここでは日本円も使えた。大韓航空機は予定通り18時に離陸し、成田へは20時過ぎに到着。全員無事に、それぞれの帰路についた。皆さん、記念すべき55周年にふさわしい印象深い旅となりました。関係者の方々有難うございました。(松宮俊彦)


三姓穴

金さんの説明

民族自然博物館

市場のミカン他

市場の太刀魚他

アワビ粥

城山日出峰

万丈窟

スーパーマーケット

済州島空港

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30.長井村山/長井葉山、村山葉山、瀧山

期 日:6月8日(金)~10日(土)二泊三日  曇り一時晴、雨のち晴れ、薄曇り

参加者:L萩原克己、吉田和興、黒澤寿子、堤理恵子 計4名

費 用:肘折温泉松屋@6,900、湯船沢温泉@9,000、レンタカー現地交通費@5,000/人。

コース:8日(金)東京駅612(つばさ121)=山形駅857=白兎登山口(葉山森林公園)10:23―白兎コース―葉山(葉山神社)12401300―勧進代コース分岐1355ー勧進代コース登山口1509-広域農道―白兎登山口1600=肘折温泉松屋1800(泊)   

9日(土)肘折温泉6:45=山の内登山口830―滝見台8:15―烏帽子岩1050―お花畑―村山葉山(葉山神社)12121240―往路を戻る―登山口16:15=湯船沢温泉18:00

10日(日)湯船沢温泉825―西蔵王放牧場登山口1015-前滝コース-ロープ取り付き1116-瀧山12351300-大滝コース分岐1314―登山口=蔵王温泉大露天風呂14501535=山形駅1705(つばさ154号)=東京1948

・長井葉山は白兎コースから長井葉山最古の登拝道、勧進代コースへと周回した。勧進代コースは昭文社では破線だが、良く歩かれており道は明瞭、危険個所もない。山上に湿原はあるが、ガスがかかっており展望も得られずも登山の実感はわかない。

・村山葉山は江戸初期まで湯殿山に代わり出羽三山の一角として、月山・羽黒山と共に信仰を集めた事もあり、六つもの登拝道を有している。最短は「十部一峠コース」で登り1時間、今回利用した「山の内コース」が最長で登り4時間15分。縦走したいが車ではそうもいかない。稜線に辿り着いてから距離は長いが、晴れ間が広がり稜線漫歩を楽しめた。

・最終日は全員の合意で西蔵王の瀧山(りゅうざん)へ変更となった。単なる蔵王連峰派生の山と侮っていたがそうでもない。登りは前滝コース(下山には使用禁止)、下山は乳母神コースを辿った。前滝コースは昭文社で実線ではあるが魚止の滝から稜線に出るまで、1時間以上に渡って木の根っこや岩をつかんでの崖登りが間断なく続く。短時間で意外と骨のある山歩きが楽しめ眺望も良い。(吉田和興)


村山葉山山頂にて

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31.奥多摩/戸倉三山 

期 日:6月9日(土) 日帰り 晴

参加者:L佐藤邦弘、SL大貫文正、峰尾欽二、服部 健 計4名

コース:JR八王子駅北口743=今熊山登山口バス停823―今熊神社(下社)848―刈寄山分岐922―今熊山92533―刈寄山分岐(戻る)936―刈寄山110111―入山峠(新)1127―市道山140830―臼杵山15591607―荷田子峠分岐1612―元郷バス停1730

夏山に向けてのとトレーニングとして戸倉三山(刈寄山・市道山・臼杵山)を計画。当初610日(日)としていたが、悪天候の予報で急遽1日前倒しの9日(土)に変更実施とした。また武蔵五日市駅からバスで今熊山登山口に向かう計画をJR八王子駅北口からバスで行くことにした。

JR八王子駅北口から武蔵五日市駅行バスに乗車。40分を要して今熊山登山口バス停に到着。陽射しが強く、今日は蒸し暑いお天気になりそうだ。道標があり、今熊神社の鳥居くぐり、今熊山山頂に目指して出発。高度を上げて見渡すと山々は濃い緑色でいささか暑苦しい。山頂手前にトイレがあり、一人の男性が清掃をしていた。山頂には今熊神社奥の院があったがコンクリート造りのもので、風情に欠ける。

刈寄山への道は山頂から少し戻る。途中で採石場となっている山を見る。作業をしている騒音が聞こえ、ダンプカーが走っているのが目に映る。痛々しくあまり見たくない光景だ。体力温存のため、まき道を選択して進む。道標は要所にあり、危険な個所はない。刈寄山には東屋があり、その先にベンチと標柱。先着の3名が休んでいた。

山頂から少し戻り、藪っぽい枝道を降って林道に降りる。林道を歩き、道標の立つ入山峠(新)に着いた。林道を進むとすぐに手すり付きの階段があり、道標は市道山への山道を案内していた。入山峠(旧)はよくわからないまま通過。トッキリ場を過ぎ、アップダウンの繰り返しとなり、汗が目に入りしみる。辟易しながらもいずれは終わると思いながら、重い脚を運ぶ。醍醐丸からくる道と合わさると市道山はすぐだ。山頂は樹木が伸びて展望が今ひとつであったが、歩いてきた刈寄山方面の山なみが見渡せる。山頂は我々だけ。遅くなった昼飯をお腹に入れた。

次は最後の臼杵山だ。ヨメトリ坂分岐を過ぎ、急降下し、アップダウンの道を越えて、高度を上げて行く。山頂が近づいてくると、岩が目立つ斜面が続く。慎重に足場を見つけて登る。市道山から90分。今回の最高峰である臼杵山に到達した。そう余力があるわけではなく、ここからの下山路をどうするか、登山地図を広げてコースタイムを確認する。計画では荷田子に下山することにしていたが、元郷バス停に降る方がコースタイム50分と短いことがわかり、急遽下山路を変更。

山頂から5分程度歩くと分岐の標識があり、元郷バス停への道に入る。すぐに臼杵神社があり、ここが臼杵山北峰ということを後で知る。途中でアンテナ施設に出くわす。北面が開けて眺望が良い。標識がところどころに現れて、疑わずに進んだが、コースタイム50分はとても無理なコース。最後は急斜面が待ち受けているというオマケ付き。疲れた脚には堪えたが、救いは下山口に店があり、お酒が置いてあったこと。バス時刻まで30分の余裕。ビールを買い込んで、歩行約8時間の長丁場を乗り切ったことに祝杯を挙げて喜び合った。(佐藤邦弘)


濃くなった緑の山なみ


今熊山山頂の今熊神社奥の院

今熊山山頂の標柱

採石のために削られた山肌を見る

刈寄山山頂にて

入山峠(新)を示す道標

市道山山頂の標柱

臼杵山山頂にて

臼杵神社

元郷へ降る途中の開けた眺望

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32.奥武蔵/白谷沢~棒ノ嶺北東尾根~仙岳尾根

期 日 :7月4日(水) 日帰り 曇り

参加者 : L小磯登志子、SL杉江秀明、榎本美智子、鎌田文子、山口音子、大貫文正、山崎洋子 計7名

コース: 東飯能駅7:48発=名栗湖入口―白谷橋9:0510―林道10:0520―北東尾根取付10:3135―棒ノ嶺頂上11:0530―槇ノ尾山11:50―(仙岳尾根)―落合橋13:10―さわらびの湯14:0017=東飯能駅

名郷行のバスはすべてさわらびの湯を経由すると思い込んでいた私のミスで一つ先の停留所で下車。ポツポツ落ちてきた雨のせいで蒸し暑くなった。記録的な6月末の梅雨明けで有馬ダムの湖面はかなり下がっていた。

白谷橋の登山口には45台の車がとまっていた。沢の水量は少ないので数か所の渡渉も問題なかった。

いいペースで林道に到着。棒の嶺北東尾根に向かって林道を歩く。途中の枝尾根で適当なところがあれば取り付こうと思っていたが、擁壁が高かったり藪っぽかったりで結局北東尾根から上ることにした。取り付きにはロープが張ってありザレた急登だったが踏み跡はしっかりあった。880m辺りからは尾根が広がりいい雰囲気だった。

頂上に着く頃には陽射しも出たりでかなり暑くなった。学生の団体が登ってきたので早々に槇ノ尾山に向かう。稜線は風が通っていくらか涼しかった。

仙岳尾根の下り出しは急。途中林道を横切った後の尾根を探すのに手間取ったが概ね歩きやすかった。落合橋からの車道は雨傘を差しながら汗だくになってひたすら歩いた50分だった。  (小磯登志子)


有馬ダム湖

白谷沢1

白谷沢2

北東尾根取り付き

棒の嶺頂上

仙岳尾根1

仙岳尾根2

落合橋

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33.那須/三本槍岳~三倉山

期 日:7月15日(日)~16日(月・祝)一泊二日  晴、晴

参加者:L安瀬はる江、SL矢澤孝二、池田憲一、黒澤寿子、峰尾欽二、鎌田文子、大貫文正、中村和江、赤沼隆司 計9名 

コース:15日那須塩原駅8:05=バス=那須岳山麓9:2540―峰の茶屋跡10:3540―朝日岳肩11:1540P190011:5512:10―三本槍岳13:0520―清水平14:0510―隠居倉14:5515:15―大黒屋(泊)16:105:35―大峠7:1525―流石山8:4045―大倉山9:5510:10-三倉山10:4011:05―唐沢山11:3512:05―中間点12:4550―音金上坪14:4015:05=タクシー=会津田島駅15:25

費 用:大黒屋(夕食のみ)7500円  バス1400円  タクシー6430円/1台  電車9138円(大宮起点)

今回は三斗小屋に泊まり、大峠周辺の花が目的だ。タクシーを予約する時点で大峠林道が途中不通

になっていた。5月末の大雨で崩落し、復旧の見通しが立たなかったのだ。慌ててコースを中の大倉尾根に変更した。ところが連日の猛暑で、当日のバス車内で更に手軽なコースにした。

ロープウエイ山麓は車や人で溢れていた。ガラ場に咲くオニシモツケ、シラネセンキョを見ながら稜線にでる。名物の強風は程よく心地よい。シャジンが岩場に色を添えていた。P1900で那須連峰の隅々までの大展望を満喫しながらの昼食、至福の時だった。明日、歩く稜線も見えた。三本槍岳を往復して、熊見曽根に登り返していると、集合に間に合わなかったAさんにばったり逢えた。合流せずに三本槍岳まで向かっていった。隠居倉で稜線上にAさんの姿を捜すと、声が届く所まで接近していた。早く合流する為清水平で引き返してきたという。到着を待って全員集合で記念撮影をして三斗小屋温泉に向かった。大黒屋は温泉、宿の雰囲気と期待通りだった。ゆっくりと歓談をして寛いだ。

二日目はSLに先頭をお願いする。深い森の中、谷までおり、3本の沢を渡渉して大峠に登り返した。大峠には二体の地蔵尊が花に囲まれていた。お目当てのニッコウキスゲは残念ながら盛りをすぎていた。その分ハクサンフウロが元気に咲いていた。背中にジリジリと日射しを浴び、大峠山までは今日一番の我慢の登りだった。その後は長大な草原の稜線を漫歩。ミヤマオトギリが登山道の両脇をどこまでも埋め尽くし、シモツケも色が濃く大株だ。ウツボグサ、ウスユキソウも綺麗。トリアシショウマの花はふさふさで綿の様。多種の花々が生き生きと咲く。さすが那須の花の宝庫だ。

祠のある三倉山山頂では先着したSLの計らいで三脚がたてられており、直ぐに記念撮影ができた。例年山開きがある。今年は昨日だったが、林道崩落で中止。最後の大展望に満足しながら昼食を摂った。峰の茶屋駐車場から往復するという地元の登山者が山座同定に参加された。今日出会った三人目の登山者だ。雪筋の残る飯豊連峰が遠く雲の上に浮かんでいた。安達太良山もかすかに見えた。

三倉山から先は樹林で暑さが凌げた。最後のピーク唐沢山(山名柱は空沢山)で振り返ると三倉山が天を突いていた。ここから2時間の下りは那須連峰一の急坂ときく。中間点まではいいペースだった。だんだん二番手が付いて行けなくなった。ザックをSLが背負い分隊した。足場の悪いゴーロの涸沢もあって、休みながらゆっくり歩いた。時間はかかったがタクシーの待つ音金上坪に辿りつけた。良心的な旭タクシーは一時間程待たせたが料金外で助かった。

猛暑の為かいつになく転倒や滑落がありました。大事に至らず帰路の電車内では笑顔で打ち上げして盛り上がりました。(安瀬はる江)


三本槍岳山頂と三倉山稜線

オニシモツケ

大峠地蔵尊

シモツケ

稜線漫歩

空沢山山頂

三本槍岳復路

中ノ沢徒渉

三倉山山頂

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34.八ヶ岳/冷山

期 日:7月20日(金)~21日(土)一泊二日 晴、晴

参加者:L助廣弘子、SL本山まり子、竹田早苗 計3名

コース:20日茅野駅1020(諏訪バス)=北八ヶ岳ロープウエイ山麓駅1113=(ロープウエイ)=山頂駅1130―坪庭―縞枯山荘122030―雨池峠1238―雨池山1300―三ツ岳Ⅰ峰1339―Ⅱ峰1356―Ⅲ峰1411―北横岳ヒュッテ1500(泊) 21600―山頂駅644―五辻714―出逢いの辻748―メルヘン街道754―狭霧苑757―冷山のコル840―冷山90212―渋の湯101530=(諏訪バス)=茅野駅11301230

費 用:八王子=茅野 特急往復(ジパング)7140円 諏訪バス 1250円+1150円 

ロープウエイ(片道)900円 北横岳ヒュッテ一泊二食付き 8200

八ヶ岳の峰々のうち、未踏の冷山に行きたくて計画した。はじめは冷山だけでは誰も参加しないだろうから、蓼科山から登り始める計画にしたが、初日時間がかかりすぎるのでは、という本山さんのご意見で、最近膝痛を抱える私も即賛成、坪庭から行くことに変更した。おかげで蓼科山に登りたかった大貫さんが、冷山には興味がありませんから、とキャンセルされたのは、誠に申し訳なかった。

20日、連日の猛暑から逃れられるだけでも嬉しい気持ちで出発。茅野はまだ暑かったが、ロープウエイで2237Mの坪山へ上がると、一気に12℃ダウン、爽やかな風がありがたい。坪庭の展望台ベンチで昼食をとり、分岐から雨池方面に向かう。草原の中に青い屋根が可愛い縞枯山荘には観光客の姿があり、のんびり気分の私たちもリンゴジュースで一休みした。雨池峠から先に人影はなく、結構な岩場を登って行く。昔、蓼科山から編笠山まで34日で一気に縦走した時に通っている山域なので簡単に考えていたが、こんなに岩場だったかなあと思うほどの険しい上り下りで大汗をかいてしまった。歳を感じながら北横岳ヒュッテに到着。客は私たち3人だけで静かな小屋だった。夕食は馬肉のスキヤキ、伊奈名物とのこと、初めて口にしたが、癖もなくおいしかった。

21日、朝食前に小屋の脇にある七つ池を散策。青い空に朝日を浴びた緑が写って美しい水鏡を作っていた。山頂駅にはまだ誰もいない。五辻への標識があり、草原の中の道を歩き出す。小屋番に聞いた通りメルヘン街道までは割合よく整備されていて、標識、東屋も建っていた。街道に出てすぐまた森に入ったところが狭霧苑で、バイケイソウの群落がきれいな緑色の花をつけていた。辺りは一段と深い森で、みずみずしいコケに満ちている。小屋番が熊の目撃情報があったと教えてくれたので、時々フエを鳴らした。冷山へ向かう分岐に「冷山のコル」と書いてあるとのネット情報があったので、ついそれを探して行き過ぎたようだ。下りに入る前にあきらめて、山頂の方向を目指して森の中に踏み入る。本山さんが力強い足取りで先に立ち、コケに覆われた数多の倒木を乗り越え乗り越えして、山頂に到達した。気づくと赤やピンクのエフがあちこちについている。いろいろな方向から人が入っているようだ。立ち木に手書きの標識があり、嬉しくて何枚も同じ写真を撮った。山頂からほぼ真東へ辿って道に降りると、立ち木に「←渋の湯・狭霧苑→」と書いた標識があった。あとでその写真をよくよく見ると樹皮に黒いペンで小さく「冷山ノコル」と書いてあるではないか。ネット情報は合っていたようだ。目的達成したとたんに忘れていた膝の痛みが出てきて、50分の下りがだんだんつらくなった。それでも、渋の湯に降りたのが10時過ぎで、予定の1時間前のバスに乗ることができてよかった。茅野について蕎麦屋で生ビールと天ざるで楽しい山行を締めくくる。お付き合いくださったお二方、ありがとうございました。(助廣弘子)


バイケイソウ

ロープウエイから蓼科山

坪庭散策

三ツ岳

七ツ池

北横岳ヒュッテを出発

冷山への道

渋の湯へ到着

冷山の標識

冷山のコルの標識

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35.奥多摩/御岳山、大岳山、鋸山

期 日:8月25日(土) 日帰り 曇り時々晴れ

参加者:L神谷敏裕、SL佐藤邦弘、服部健、山口音子、赤沼隆司、萩原克己 計6名

コース:御岳駅8:10=(バス)=8:20ケーブル下バス停8:259:45御岳山10:0010:55奥ノ院11:0511:35鍋割山分岐11:4512:35大岳山13:0514:35鋸山14:4517:20奥多摩駅17:47

費 用:電車 2,000円(町田起点)、バス280円

 2014年に富重さんが行った同じコースを歩いた。新ハイに入ったばかりの私はこの山行にエントリーしていたが、前夜からの雨でキャンセルしたため、いつか歩いてみたいと思っていた。

今回は朝から気温がどんどん上がり、ケーブルカー乗場を過ぎて参道に入ると、すぐに汗びっしょりとなった。参道の両側は杉の大木があり日光は遮られているが、上り坂が1時間続くため、時々水分補給をしながらゆっくりと進む。予定ではケーブルカー終点の先にあるレンゲショウマ群生地に立ち寄る予定だったが、暑さでボーとしていたため、立ち寄らずに武蔵御嶽神社まで行ってしまった。ただ境内にもレンゲショウマは咲いており、所期の目的は果たすことができた。

御嶽神社を過ぎると暫くは比較的平坦な道だが、奥ノ院に向かう道に入ると急坂が多くなる。猛暑の中、何とか奥ノ院に到着。先が長いため少し休んで先を急ぐ。大岳山に近づくと岩場が多くなり、急登となる。青息吐息の体で何とか山頂に到着。富士山までは見えなかったが、奥多摩の山並みを眺めながら昼食を摂った。

大岳山を過ぎるとすれ違う人もぐっと少なくなり、暑いながらも谷から上がってくる涼しい風に助けながら、快適に鋸山を目指す。鋸山から先は長い下りが続く。長時間の歩行で足に疲れが溜まってきており、慎重に下る。予定の17:00は少し過ぎたが、全員無事に奥多摩駅に下山した。

それにしても鍛錬のような山行でした。参加の皆さんお疲れ様でした。(神谷敏裕)


レンゲショウマの花

御岳山山頂にて

大岳山山頂にて

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36.奥秩父/飯森山~鷹見岩

期 日:8月31日(金) 晴

参加者:L安瀬はる江、SL佐藤邦弘、服部 健、繁村美知子 計4名 

コース:韮崎駅8:50=タクシー=瑞牆山荘9:4045―富士見平小屋10:3540―飯森山山頂11:4050―鷹見岩12:2513:20―富士見平小屋14:2545―里宮様14:5515:00―瑞牆山荘15:1020=バス=増富の湯15:4517:00=バス=韮崎駅18:0005

費 用:タクシー8000/1台  バス2080円    増富の湯770

予定した1日が雨予報になり、2日に変更。ところがその後も台風の影響で悪天候の予報が続く。

期限の迫る18切符の消化が気になり、31日にした。この日も予報は曇。韮崎駅に降りるとすでに日射しは強く、日陰に身を寄せる。タクシーの運転手から声が掛り、バス料金で瑞牆山荘までいく。

着いた里宮平は樹林からの涼風が吹き渡って爽やかだ。富士見平小屋への途中、瑞牆山の全容が眼前に開け、岩峰が圧巻だった。目指す飯森山山頂は登山道から離れる。取付きには立木にテープがあった。予想に反し、踏跡はかすかで苔も被っていた。ツガの幼木や足下の倒木を避けながらコース取りに気を遣う。一回休憩して、山名標が掛かった立木に辿り着く。その山名標は手書きで「飯盛山」になっていた。山頂は広いが鬱蒼としていた。昼食は展望を期待して鷹見岩に譲る。下山はコンパスを振り、真南に進む。こちらは歩き易く、直ぐに登山道に下り立った。適度な藪ルートを楽しめた。

登山道を北東に道標のある鷹見岩への分岐まで行く。辺りはシャクナゲが多い。登山道は林からトンネルになって、最後は急登で煙突状になる。顔をだすと、鎖のついた鷹見岩が目に飛び込む。白い花崗岩の大岩の上に三角点があり、山名標が下がっていた。遠望は効かないがまずまずの展望だ。とりわけ金峰山山頂がなだらかに見えて驚いた。バス時刻に調整してたっぷり時間を取った。開放的な異空間で至福の時だった。

復路はSLのリードで登山道を瑞牆山荘に向かう。唐松やミズナラの美林を抜け、富士見平小屋でおやつタイムを取る。その先の里宮様を参拝し、バス発車時刻10分前に瑞牆山荘に到着。

バス(山梨峡北交通)は平日の最終便だった。増富の湯から山交タウンコーチのバス便があり、途中下車して一浴する。25°の源泉に浸かり体の芯までクールダウンした。バス料金が並でなかった。

参加された方は何転もした変更に辛抱強く付き合って頂き感謝します。参加できなかった方申し訳ありませんでした。その甲斐あって今山行の目的・展望が叶いました。(安瀬はる江)


鷹見岩到着

瑞牆山

飯森山山頂にて

飯森山下山中

鷹見岩岩上 瑞牆山が背後に

里宮様

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37燧ケ岳(百名山、2356m) 

期日:9月15日(土)-9月16日(日)1泊2日、天候、曇り時々小雨

係:岩田孝支

集合:JR八王子駅南口、ファミリーマート&はなの舞、815(解散16日同所)

コース:八王子=(圏央道―東北道)=西須野原IC=桧枝岐(泊)=尾瀬御池登山口P―広沢田代―燧ケ岳(ひうちがたけ、別名しばやぐら)-登路下山―尾瀬御池登山口Pへ戻り=温泉入浴=

JR八王子駅(解散)

歩程:全行程8時間20

地図:昭文社 山と高原地図 尾瀬

費用:13300円(宿泊代、レンタカー代、高速料金、ガソリン代、割勘等) 参加費200

その他:レンタカー定員8名、温泉入浴あり、

参加者:岩田孝支(L)大貫文正(SL)、神谷敏裕、平本由美子、峰尾欽二、繁村純夫、支部外、馬場良久、平本和真(平本さんの娘)計8

運転:岩田、馬場、写真:神谷


燧ケ岳_俎嵓山頂にて

燧ケ岳_柴安嵓山頂にて

広沢田代湿原に

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38.箱根/矢倉岳  日帰り 晴ときどき曇

期 日:9月23日(日) 日帰り 晴時々曇り

参加者:L佐藤邦弘 SL神谷敏裕 前田省吾 派田 正 峰尾欽二 服部 健  6名

コース:JR御殿場線駿河小山駅92032―大沢林道948―県境尾根取付点101523―鉄塔(№22)―県境尾根10446335mピーク10551108728mピーク1133―市町境界尾根―鉄塔(№23121745(昼食)―一般登山道1253―山伏平1309―矢倉岳133050―矢倉沢151025―矢倉沢バス停153032=小田急線新松田駅

9月25日(火)に予定していたが、梅雨の時期と同じように天候不順。天気予報に目をやりながら、晴れ間を縫うことにして、直前に日程を変更。残念だが、下山後楽しみにしていたアサヒビール工場の見学は取りやめ、気分転換とからだがなまらないことを優先した。

駿河小山駅で大勢の人が降りたので、どこに行くのかと思っていたら、高齢の女性が私に「バスに乗って富士霊園に墓参り行くんですよ」と教えてくれた。そんな中、ハイカーの姿は我々6人以外に見えなかった。大沢林道に向けて歩き出す。東名高速の下に来ると、この付近の不老山などでおなじみの岩田さんのユニークな絵の道標。さらに進むと再び東名高速の下をくぐり、大沢林道がつながる。その脇は清い沢が流れ、緩やかな道を登って行く。大沢林道の山側に22号鉄塔の入口を示す東電の標識があり、巡視路らしき道が続いていた。ここが今回の県境尾根取り付き点。鉄塔の脇から明瞭な尾根を登っていく。笹の道だが手が入れられている。まもなく角度は緩み、暗い植林となる。入手情報に従って、東方に進むが、テープは見当たらない。

県境尾根に到達。スマホで位置を確認してもらい、南方に向きを変える。急斜面を登ると三角点のある633.5mのピーク。休んでいると、我々がこれから向かう方向から一人の若くない男性。よく境界尾根を歩いているらしく、注意箇所を丁寧に教えてもらう。728mピークを通過後、しばらくして方向転換をする平坦な地点。要注意と教えてもらった箇所だ。安心のスマホの出番で市町の境界尾根に乗り換える。

多少藪っぽいが尾根をはずさないように進む。矢倉岳の山容が前方に見える。23号鉄塔にぶつかる。一部が開けて、陽が射し込み明るい。ここで昼食休憩をして出発するとすぐに尾根は矢倉岳の方向から離れていくので、地図にコンパスをあて尾根を降ると万葉公園からの登山道に降り立つ。山伏平は近く、降りてくるハイカーとすれ違うようになる。

矢倉岳山頂には休憩している人が多いなかで、大きな望遠カメラが三脚に装着され、その周りに数人の人が相模湾方面を向いて立っていた。この時期、鷹の渡りを見ることができるらしい。富士山は生憎雲に隠れてはいたが、周辺の箱根の山々、愛鷹連峰、相模湾が眺められ、展望を楽しむことができた。

矢倉沢への下山路はしばらくは結構な急斜面。途中で斜面は緩み、一息入れて、順調に降った。麓のお茶畑の横を通り、山頂から約1時間20分で本村バス停前に。公民館の前にはきれいな公衆トイレがあった。着替え等をして、矢倉沢バス停から予定どおりにきた新松田駅行バスに乗る。始発の地蔵堂から乗車したハイカーでバスは満席。新松田駅前の最近店名を変えた居酒屋に直行して、何とか席を確保。ビール工場のできたて生ビールとはいかなかったが、生ビールで乾杯。今日の山行を締めくくった。(佐藤邦弘)


大沢林道沿いの大沢川

三角点のある633.5mピーク

県境尾根から市境尾根を歩く

矢倉岳山頂から愛鷹山方面

矢倉岳山頂にて

小田原の街が広がる

矢倉岳麓のお茶畑


矢倉沢の水田に咲く彼岸花

矢倉沢の稲掛け風景

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39.南会津/三岩岳~窓明山

期 日:10月12日(金)~13日(土) 曇時々雨、曇時々晴

参加者:L安瀬はる江、SL繁村純夫、繁村美知子 計3名 

コース:会津高原尾瀬口駅9:50=バス=三岩岳登山口11:00990m12:0012:05〜旧道分岐13:00201700m14:3035ー三岩避難小屋15:056:30ー三岩岳山頂7:2540ー避難小屋8:2025ー窓明山9:3040ー鞍部10:5011:00ー家向山尾根11:1040ー巽沢山12:4550ー窓明山登山口13:35=バス=会津高原尾瀬口駅14:50           

費 用:交通費 電車8860円(浅草起点) バス 3080

以前から窓明山の山名に魅かれていた。三岩岳の紅葉も素晴らしいという。今年の紅葉は避難小屋泊まりでこの2座を繋げて、じっくり鑑賞しようと当て込んだ。今秋は天候が不安定で、当日も歯痒い天気予報だった。雨対策に近くのキャンプ場に前泊し、翌日、早朝から日帰りの周回を考えた。当日はやはり雨だったが、中三依温泉駅辺りからは雨が上がり、雲が切れてきた。計画通りに決行することにした。

バスは自由乗降制で、国体コースの三岩岳登山口で下ろしてもらったが、登山口は少し先だった。深閑としたブナの森が続き、1400m前後が紅葉の盛りで、上の方は落葉していた。イワウチワやツバメオモトがとても多く、花時も期待できる。旧道分岐の入り口にはトラロープが張られていた。道標にはコースと距離、歩行時間等が入っていた。雨垂れか、雨なのか時々パラパラきて終始靄っていた。登るにつれ、道は沢状態になった。1700m辺りで急登が終わり、オオシラビソの原生林で深山の趣になる。そんな中、草紅葉で虎毛色の小湿原を過ぎると避難小屋が視界に入って笑顔になる。好ペースで3回の休憩で到着した。小屋は斜面に建ち、周囲には熊笹が繁り、ベンチ一つのスペースだった。山頂は明日にして、貸切の小屋でゆっくりした。17時過ぎから、キムチ鍋を仕込み始め、19時前には就寝した。

5時に起床。待望の晴になり、三岩岳山頂を目指す。雲海が広がっていた。山頂から離れた三ツ岩は垣間見える程度だった。山頂からは日光白根山、男体山等南側の展望が開けていた。会津駒ケ岳のなだらかな稜線の後に燧ケ岳が角状に飛び出ている。色付いた窓明山への道筋も鮮明だ。ところが、窓明山に向かって縦走し始めると、ガスってきて遠望がなくなった。途中の湿原にはイワショウブが咲き残り、一糸乱れず整然と生える草に感銘した。道上にはイワカガミが一輪、健気に咲いていた。

窓明山から下山中、唯一の登山者に出遭う。避難小屋に泊まるという。1400mの鞍部で綺麗な紅葉を見ながら休憩。ここから家向山への登り返しは思いの外堪えた。山頂への分岐には家向山尾根と書かれた道標と図根点の石柱が立っていた。踏み込んでみたが殆ど踏跡はなく、灌木や笹の藪ですぐ引き返した。少し日射しもでてきて、周囲の山肌の紅葉が映えた。依然、三岩岳や窓明山の山頂はガスがとれなかった。巽沢山への下山路が今回一番綺麗な紅葉で堪能できた。枝を四方に広げたダケカンバの大木は見応えがあった。最後は標高差200m程の急降下になる。声を掛け合って慎重にこなし車道に下り立てた。丁度バスが通過する時間で保太橋の先でバスに乗車した。

天候は今一つでしたが、辛うじて目的が達成されました。終始トップのSLさん、ありがとうございました。疲れ知らずに歩き通せました。(安瀬はる江)


小屋手前の湿原

窓明山への縦走路

三岩岳国体コース登山口

三岩岳の紅葉

三岩岳山頂

三岩避難小屋

道標

窓明山縦走路の湿原

健気に咲くイワカガミ

ダケンカンバの大樹

窓明山の紅葉

家向山道標と図根点

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40.奥多摩/エビ小屋山―真奈井北稜

期 日:10月17日(水)曇り、小雨

参加者:L杉江秀明、SL佐藤邦弘、大貫文正 計3名

コース:古里駅800―尾根取付き点840―向フ山847m1015-931m-エビ小屋山1147m1125―真名井沢の頭(昼食)12051230―雁掛けの峰1168m12:48-新蔵指ノ丸1002m1335-42号鉄塔1442―惣岳山710m1450-650m-登山道入り口15:35―上日向バス停―川井駅16:40

費用:電車代(八王子―古里669円、川井―八王子583円)

 尾根取付き点は、採掘場入口の橋の手前に草に隠れた石段であった。石段を登りそこから急な登りが始まった。倒木の杉、ヒノキを避けながらひたすら急な登りを上がった。景色は良くなく、うっそうした樹林帯を登った。時たま明るい場面もあった。847m向フ山の札を発見した。さらに登り1147mエビ小屋山に着いた。そこから少し下り赤杭尾根の道と合流した。エビ小屋山から真名井沢ノ頭まで道は明らかであった。途中に台風で倒れた木が道を塞いでいた。真奈井北陵は真名井沢の頭から北東の道を行った。落葉樹が多く光がさしていた。スマホに地図を取り込んできたつもりだが地図が現れずGPSの機能が発揮されなかった。道跡はなく注視しながら進んだ。1168m雁掛けの峰はそのまま進みたい道であったが、東南に向かう急な斜面を降りた。1050m付近で直進した(道迷い)。左側に向かうのが正しかった。落葉樹の中を先に進むと新蔵指ノ丸1002mに着いた。さらに42号鉄塔にたどり着いた。そこから先はほぼ明らかな道が見られ、安心した。道に迷うケ所はなく真名井北陵登山口に着いた。上日向バス停の時刻表を見ると10分前にバスは発車していた。川井駅まで舗装道路を歩いた。途中で小雨が降ってきたがすぐに止んだ。ほとんど道に迷わず無事に下山ができ良かった。(杉江秀明)

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41.55周年山行 丹沢/三ノ塔コース1

期 日:10月20日(土)日帰り 晴れ

参加者:L前田省吾、SL佐藤邦弘、榎本美智子、安瀬はる江、派田正、宮島陽子、近藤由美子、服部健、中村和江、赤沼隆司、安田幸司、神之村均(OB)、 計12名

コース:秦野駅7:44=ヤビツ峠8:2040―門戸口橋910BOSCOキャンプ場9:1520ヨモギ平102030―三ノ塔11251200―牛首131015~―大倉140538=渋沢駅1454

費用:電車及びバス:1080円(町田駅起点、丹沢・大山フリーパス)

支部55周年記念国内山行として計画した4つのコースの一つとして実施した。

天気に恵まれ、土曜日ということで、秦野駅前のヤビツ峠行のバス停には、長い人の列ができていた。結局、4台のバスが、運行された。参加者は、各々のバスに乗車してヤビツ峠に向かった。参加者全員がそろったところで、ヤビツ峠を出発する。舗装された林道をしばらく歩き、門戸口橋を通過すると、まもなく左にBOSCOキャンプ場の入口が見える。キャンプ場にはいり、管理棟にいる係の人に、ヨモギ平方面へ入山することを告げ了解をえる。沢にかかった木橋を2つわたると、ヨモギ平方面を示す標識を目印に、登山道に入る。登山道は、しばらくはブルドーザーが作ったキャタピラーの跡がついた粘土質の道であった。前日の雨で、水分をたくさん含んでいて、水たまりもあるぬかるみの非常に歩きづらい道であった。

その道も終わり、尾根道となり歩きやすくなった。キャンプ場から1時間ぐらいで、ヨモギ平に到着。三ノ塔の山頂付近が見えた。ヨモギ平を出発してしばらくすると、今は、使用されてないと思われるモノレールのレール跡が出現した。このレールに沿って、尾根を登る。レールが終わりしばらく登ると、三ノ塔からのびている縦走路に出た。そこには、小さなお地蔵様あった。お地蔵様は、毛糸で編んだ衣服をまとっていた。縦走路を左に行くと、すぐに、三ノ塔山頂にある避難小屋の屋根が見えた。山頂に到着。山頂で、早速、佐藤支部長が用意してくれた、記念山行を表す大きな文字が書かれた紙を広げて記念写真撮影を行う。昼食をとっていると、もう一つの三ノ塔コースのリーダーである杉江さんと参加者が到着した。

下山は、樹林の中の階段状の急坂を下りる。急坂が終わり、道が、緩やかになると、ブルドーザーが作ったと思われる道が、複数個所、登山道を横切っていた。その後、舗装された林道の所、牛首に到着。牛首から林道を歩き、大倉のバス停に到着。当初、お祝いの会開催時間に間に合うかどうかの心配をしましたが、皆さんの協力で、問題なく下山できました。お祝いの会への出席のため登山靴についた汚れを落としてバスに乗り、渋沢駅に向かった。大倉のバス停付近では、イベントが模様されていて大勢の人がいた。(前田省吾)


ヨモギ平の登山口

ヨモギ平を目指す

ヨモギ平のピーク

ヨモギ平で休む

ヨモギ平から三ノ塔へ

お地蔵様がお出迎え

三ノ塔山頂にて

三ノ塔山頂で休む

三ノ塔から塔ノ岳に続く表尾根

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42.55周年山行 丹沢/三ノ塔コース2

期 日:10月20日(土)日帰り 晴れ

参加者:L杉江秀明、SL矢澤孝二、神谷敏裕 計3名

コース:ヤビツ峠910-岳ノ台950―菩提峠1020―二の塔1125―三の塔(昼食)114012:10―牛首1315―大倉1418

ヤビツ峠から予定の富士見山荘に向かわずに岳ノ台方面に進んだ。岳ノ台は荒れていた。山道脇にノギクの花やリンドウの花が咲き乱れ、左側に見られる相模湾を望みながら歩いた。風がさわやかだった。菩提峠から日本武尊の足跡までに多くの倒木が道を塞いでいた。二の塔尾根にぶつかり二の塔、三の塔に向かった。三の塔に着いた時には既に「三の塔コース1」の組が到着していた。三の塔から大倉の手前まで工事用の道が沢山あり山行用の道が寸断されていた。(杉江秀明)


三ノ塔山頂にて

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43.55周年山行 丹沢/弘法山コース

期 日:10月20日(土) 日帰り 晴

参加者:L竹田早苗、SL上野進、小原紀子、神谷友子、小澤美喜代(旧会員) 計5名

コース:鶴巻温泉1015―吾妻山155m 103040―弘法山235m 12071300―権現山2435m 1315―登山口1345―秦野駅1415

 小田急線の北側、鶴巻温泉駅から秦野駅へと続く75kmのコースで、少し登っては下りの繰り返しでした。とっても足にやさしいコースでした。弘法山から権現山周辺は弘法山公園として整備され、権現山には360°のパノラマを楽しめる展望台があり、多くのハイカーが歩いていました。参加者の80歳台の女性2人が快適に歩いていて、近い将来の我々の目標を示していただきました。(竹田早苗)

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44.55周年山行 丹沢/大山コース

期 日 10月20日(土)日帰り  晴れ

参加者 L大貫文正、SL堤理恵子、澤田治之、峰尾欽二、白石克人、助廣弘子、中川英子、鎌田文子、黒澤寿子、横川芳江 計10名

コース 秦野駅=ヤビツ峠9:20―大山10:501145―蓑毛越―蓑毛14:0015=秦野駅

天候が快晴で少し早目の紅葉が目当てか、秦野駅前は長蛇の行列が出来ていたが連続した臨時便の運行のお陰で大幅な遅れも無く全員ヤビツ峠に到着した。当初三ノ塔コースにエントリーしていたSさんが急遽加わり総勢10名で9時20分に山頂目指して出発した。

大山イタツミ尾根コースは多少階段はあるが急登箇所も少なく歩き易い道が続いた。途中新ハイのお仲間が率いるグループと遭遇し、お互いに励ましあいながらゆっくりと登って10時50分に大山山頂に到着した。若干霞みがちだが湘南の海や横浜、新宿方面を眺めながら少し早目の昼食をとった。11時45分に山頂を出発し大山南山稜縦走コースを下り蓑毛越を目指して進んだ。但し、時間的に登りの到着時間と重なった為か渋滞が続き中々スムースには進めない状態が暫く続いた。蓑毛越でゆっくりと最後の休憩をとった後は蓑毛のバス停目指して大山蓑毛の道コースを一気に下った。この辺りは道脇に石垣を積んだ跡や多くの古いお地蔵さんが見られ、古くから多くの人達が大山詣でで歩かれた道である事が感じられた。杉林の中つづら折りの道をゆっくりと下り、14時に全員怪我もなく無事に蓑毛バス停に到着し、14時15分のバスで式典の行われる秦野駅に向った。

残念ながらお目当ての紅葉にはいかにも早すぎて色付きは見られなかったが、所々に鮮やかな青色のりんどうの花が咲いていた。今回の参加者はベテラン揃いで不慣れなリーダーにも拘わらず整然と歩いて頂き感謝申上げます。又、最後尾からこころ強く見守って頂いたSL堤さん有難う御座いました。(大貫文正)


大山山頂にて

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45.越美/夜叉ヶ池

期 日:10月27日(土)~28日(日)前夜発一泊二日 曇り時々雨

参加者:L萩原克己、矢澤孝二、安瀬はる江、助廣弘子、杉江秀明、山口音子、黒澤寿子、横川芳江、中村和江、赤沼隆司 計10名

コース:秦野駅南口21:30=岩谷登山口(広野ダム奥)8:0045-夜叉ヶ池10:4011:15-1252MP肩12:3035-夜叉ヶ池13:5514:00-岩谷登山口15:3040=六呂師高原(泊)17507:00=一乗谷、永平寺、越前大野城8:0013:30=新松田駅前19:10

費 用:マイクロバス95,000円  六呂師高原の宿(一泊二食)8,100円

秦野駅南口を出発したマイクロバスは新東名をひた走り、養老SAで休憩、仮眠。福井に入って南越前町の広野ダム奥、岩谷川沿いの登山口に着いても、まだ雨は続いていた。樹齢400年というカツラの巨木の聳える山奥の駐車場には赤い車が一台。別行動で先行している宮島さんだ。この雨というのに、何という行動力!

予報では天気は回復傾向というが、なかなか上がらない。時間も過ぎるので、小やみになったのを見計らい出発。夜叉龍神社の石鳥居をくぐって沢沿いの道を進むとしばらくで、対岸に夜叉ヶ滝を見る。雨は酷くはないが降り続いている。腐りかけた木橋を渡ると夜叉ヶ池まで2千㍍の標識があり、沢を離れて急登となる。栃の大木を見るころには標高も上がって、山毛欅やミズナラの黄葉がきれいになってきた。

池まで千㍍、五百メートル、あぁようやく二百㍍となって急登も終わり、緩やかな木道で夜叉ヶ池に到着。池畔には夜叉ヶ姫を祀った石碑が建っている。泉鏡花が戯曲で詠った、龍神様の棲む池だ。しばらく待っているとようやく雨は上がり、霧の中から池の全貌が現れた。それほど大きい池ではないが、ほとんど国境稜線上に、これだけの水をたたえている池は、やはり神秘的だった。澄んだ池の中に動くのは、天然記念物のヤシャゲンゴロウ。夜叉ヶ池の中だけで幾百年も世代を継いできた、悠久の小さな生き物たちがここにいる。

天気の回復を願いながら三周ヶ岳へ向かう。池から1時間くらいとの情報だ。ところが稜線を進むうち、また雨が降ってきた。おまけに風もある。稜線上のルートははっきりしているのだけれど、背丈を越えるササが道を覆っている。雨具を破ってしまった人もいるくらい手強いササだ。見えない足元も、段差があって侮れない。

いくつものピークを越え、もう1時間以上歩き、やっとかな、と思ったピークで、ちょうど宮島さんが熊除けの笛を吹きながら戻ってきた。聞けばまだ相当先があるとのこと。時間もあるし、この天気だし、ここ(1252㍍ピークの肩)で撤退することにする。この夜叉ヶ池や三周ヶ岳は、地元では初心者向けのコースと紹介されているのに、やはり雨と風は、山を数倍難しくするのだと実感するのだった。今日は夜叉ヶ池のお姫様のご機嫌が悪かったのかな?

池からの下りでは、登るときには気づかなかった黄葉に、みな歓声をあげる。大きく曲がって、太い枝を地面すれすれまで広げている山毛欅たち。やはり雪国の森林は瑞々しくて美しい。

翌日も朝から小雨模様。おそらく山は昨日と同じ天気だろうと計画していた赤兎山は諦め、一乗谷と永平寺、越前大野城を見学して帰途についたのだった(矢澤孝二)。


霧の夜叉ヶ池

雨とササヤブで三周ヶ岳断念

岩稜を慎重に下る

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46.都留/都留アルプス

期 日:10月31日(水)日帰り 晴

参加者:L佐藤邦弘、SL堤理恵子、榎本美智子、前田省吾、安瀬はる江、上野進、竹田早苗、黒澤寿子、杉江秀明、大貫文正、服部健、中川英子、白石克人 計13名

コース:都留市駅900―谷村発電所(登山口)918―富士山展望台930―烽火台跡1000―白木山1028―パノラマ展望台1041―天神山1101―あずまや112045(昼食)―尾崎山分岐134050―古城山1419―住吉神社142026―下山口1430―東桂駅1448

都留アルプスは名付けられたルートは、もともとは巡視路としてつくられ、その後、遊歩道としてあったものを、荒れ果てていたため、地元の人たちが再整備に乗り出し、20179月に完成させたと言う。ただ今売り出し中といったところで、都留市駅には見やすいA4サイズのハイキングマップも置かれていた。

今日は良い機会なので、日頃、地図読みに慣れ親しんでいる堤さんに地図読みを教えてもらいながら歩くことを思いつき、先頭を堤さんにお願いする。登山口となる谷村発電所には道標に導かれて到着。コンクリートの道を上がり切ると尾根道に出た。右に少し行くと富士山展望台。久し振りに見る冠雪の富士山がすばらしい。眼下に都留市の街が広がっている。

堤さんがところどころで、地図読みのポイントを説明。現在地の確認には地図の等高線に注意し、尾根が張り出していれば、目でそれを見て確認する。送電線も大いに役立つ等を教えてもらう。分岐では立ち止り、急がずに地図と現在地を照らし合わせる。これも地図を読む楽しみなのだろう。手書きで713mと書かれた箇所を通過したが、それは間違いのようだ。尾根は緩やかに高く続いていて、今日の最高地点713mはここだと思うと指摘してくれた。

適度に起伏があり、広く開けて明るいところからは三ッ峠山、鶴ヶ鳥屋山、本社ヶ丸、滝子山などの眺望が得られ、尾根から降り、トラバースして歩く箇所もある。なかなか変化に富んでいて飽きさせない印象だ。コース途中にはきれいなあずまやも用意され、時代を感じさせる水路が山中を走っていて目をみはる。お天気にも恵まれ、木の葉も色づき始めていてなんとも良い気分にしてくれる。

尾崎山分岐で一息入れ、最後は急斜面の登りとなり、古城山の標識を通過すると住吉神社。ここで集合写真を撮る。ここから下山口はすぐだ。「がっつりコース」と呼ぶコースを無事に歩き通し、東桂駅大月行1458分の電車に乗るために舗装道路を急ぎ、駅に向かった。(佐藤邦弘)


富士山展望台から望む富士

パノラマ展望台から都留市の街

地図読み特訓中

水力発電用の水道橋

あずまやで昼食休憩

鶴ヶ鳥屋山方面を望む

心地よい黄葉の道

住吉神社にて

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47.道志/石割山1412m(山梨百名山)

期 日:11月3日(土)日帰り、天候晴れ

参加者:L岩田孝支、SL大貫文正、花崎豪、支部外 牛久保実枝、馬場良久、島内幸恵 計6名

コース:大月駅814=(トヨタレンタカー)=都留―高速道路―山中湖湖畔大平山ハイキングコース入口9159:50(車を石割の湯迄回送戻り)―太平山104050―平尾山113545――石割山12151300―石割神社参拝―山中湖温泉石割の湯14151500(入浴)

費 用:レンタカー代割勘3200円 参加費200円  レンタカー2台に分乗 (運転岩田、馬場)

所要時間4時間35分(正味歩程3時間25分)

・紅葉が最高だった。ただ富士山は雲で見えなかった。(岩田孝支)


石割山山頂にて

石割山山頂にて

石割神社前にて

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48.大月/扇山(新入会員歓迎山行) 

期 日:11月10日(土) 日帰り 晴時々曇り

参加者:(新入会員  6名)  赤沼隆司 繁村純夫 繁村美知子 中川英子 安田幸司 白石克人

      (新入会員以外 20名)  L佐藤邦弘 SL堤 理恵子 前田省吾 矢澤孝二 安瀬はる江 

      宮澤恵子 助廣弘子 上野 進 竹田早苗 黒澤寿子 峰尾欽二 鎌田文子 大貫文正

      松本悦榮 横川芳江 神谷敏裕 神谷友子 山本 正 篠崎文雄 服部 健  計26名

コース:JR四方津駅834=犬目バス停900―扇山登山口915-犬目丸分岐102734―三境1054―扇山112043―大久保山のコル(分岐)1252―ツツジ新道分岐1310―ツツジ新道登山口1410JR鳥沢駅1510~28=JR八王子駅1618  ※懇親会16301830

いつも気になるのはお天気のこと。野外活動だから当然だが、山頂でキノコ汁をつくるイベントは歓迎山行の一番の目玉と考えてきたので、スタート時は雨が降っていなくても、山頂に着いたら雨がぱらついてきては台無しだ。山頂に大きいあずまやでもあれば、雨をしのげるかもしれないが、そんな山は少ないし、分担して持ち寄った食材の処理のことも頭をかかえてしまう問題だ。

お天気は問題なく、概ね晴れそうだ。四方津駅から他の団体と一緒に中型バスに乗り、終点の犬目で下車。集落は甲州街道の宿として面影を留めている。今日は地図マニアの堤さんに先頭を歩いてもらい、地図読みの楽しさを教えていただこうという試み。登山口で新しいお仲間の自己紹介。そして早速、堤さんの地図読み指南が始まる。出発地点は、等高線から導き出して標高約510mとのこと。事前に調べておくとよいとの話があり、人数を確認しながら出発する。

要所で堤さんが立ち止って、地図読みのポイントを説明する。周辺の尾根や谷の状態を等高線から読み取り、現在地をこまめに確認して進む。 植林帯から高度を上げていくと木の葉が黄色く色づき、秋は真っ盛り。明瞭に続く道が現れてくるときも要注意だ。正しいルートを外れてしまい、別方向に進んでしまうことはよくあること。ピークは巻かずにピークを踏んで尾根を外さないで進むと間違わないことが多いとのアドバイス等々、納得!

山頂に着くと先着のハイカーが多く休んでいる。犬目では冠雪の富士山がくっきりと姿を現していたが、富士山は生憎雲隠れ。我々の占有場所は中心から離れたところに。キノコ汁は5度目。つくり方に慣れて要領よく、テキパキはかどり、6種類のキノコを入れた味噌味のキノコ汁が二つの鍋にたっぷりと出来上る。青色の小ネギを遠慮なくトッピングして見るからにおいしそうだ。新入会員の方から先に召し上がってもらう。満足そうだ。次々と容器に盛られ、お変わり自由で、鍋はきれいに底をついた。

ハプニングがあった。組み立て式五徳が劣化していて脚が外れ、使用をあきらめざるを得ないような事態に。突如、篠崎さんが針金やペンチを差し出し、適切な応急措置で難を逃れる。万一のためにこんな道具もザックにしのばせているとは、ビックリ仰天。

下山路のつつじ新道は斜面が急で狭い尾根。ロープが付けられたところもあり、大勢で立ち止まって地図を読むのは窮屈で恰好のルートとは思えなかったが、尾根を乗り換えたりするところもあり、降る場合は注意が必要だ。下山地点に近づいてきたころ、季節外れのあざやかな朱赤色の山ツツジに出合い、歓声があがる。ほどなくしてつつじ新道の登山口に降り立つ。 ここからは舗装された道路が鳥沢駅まで続く。途中で山道に入りショートカット。中央高速をくぐり、甲州街道を横切ると鳥沢駅。予想のコースタイムより50分早く到着し、ここで一応解散。

懇親会は予定を早め16:30から。会場はいつもの八王子駅近くの居酒屋。新入会員5名を含め21名が参加。会場は客が多くて騒がしい。喉をうるおすアルコールがすぐには出ず、痺れを切らす人も。司会は頼もしい神谷友子さん。新しい仲間の自己紹介に続いて堤さんが乾杯の音頭。新しいお仲間をお迎えしての新旧交流の会はいつになく盛り上がり、時間の経過を忘れさせた。(佐藤邦弘)


犬目から望む冠雪の富士山

犬目登山口を出発

輝く紅葉の中を歩く

キノコたっぷりのキノコ汁

キノコ汁を味わう

扇山山頂にて

紅葉真っ盛り

地図読み指南

ツツジ新道を降る

季節外れの山ツツジ

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49.大菩薩/鶴寝山北尾根~大マテイ山

期 日:11月17日(土) 日帰り 晴

参加者:L安瀬はる江、SL繁村純夫、前田省吾、松宮俊彦、峰尾欽二、服部 健、繁村美知子 計7名 

コース:上野原駅8:32=バス=小菅の湯10:0015―950m10:4550ー1160m11:2535ー小永田浅間社11:50ー鶴寝山12:1550ー大マテイ山13:3545ー山沢川分岐14:10ーモロクボ平14:3545ー小菅の湯15:3016:32      

費 用:バス 2320円(上野原~小菅の湯往復)  小菅の湯600円

大マテイ山と鶴寝山の山頂を踏み、繋げる事が目的だ。鶴寝山北尾根を頑張って登り、下山は安心の登山道で小菅の湯に戻る周回にした。雨予報が前日に晴に快方し、当日は登山日和になった。

里の秋を満喫しながら、小菅の湯に到着。鶴寝山北尾根の末端は急なので南東の枝尾根から取付く。小菅の湯の柵沿いの道を南に2,30mいった所に看板があった。そこから踏み跡が延びている。直ぐに立派な作業道に合流した。作業道は大きなつづらで、やがて950mの小平地に招かれる。ここからは、真南に登った。所々急登もあるが長くは続かない。積った落ち葉に足をとられ体力が消耗した。尾根が南西に傾きだすと1300mに建つ小永田浅間社に着いた。ここまでの参拝の労力を考えると、頭が下がる。直ぐに登山道に合流。鶴寝山山頂までは直登かトラバースかの選択になる。全員一致で直登する。60m位の急登を一投足にこなし、山頂に立つ。登山者で溢れていた。関東富士見百景で端正な富士山が望めた。

下山はSLにトップを交代。登りの疲れを癒やせる稜線歩きは、巨樹コースで美しい森林が広がっていた。山沢入りのヌタからは山稜の南側のコースを辿る。オレンジ色の唐松が多くなり、真っ赤なもみじが目を引いた。大マテイ山山頂に登り返し、予定外の北尾根で下山する。短い尾根だが枝尾根に引き込まれ易い。わくわくの冒険だった。この先モロクボ平までは水平道で快進する。飛龍山や雲取山が望めた。慢心していると広い平坦地でルートを見失った。立ち木に巻かれた赤テープを拾い、軌道修正できた。落ち葉で判りにくかった。田元への道を分け、小菅の湯に戻る。

 名残の紅葉を楽しみ、足並み良く、たっぷりと一浴時間がとれ約束が果たせました。(安瀬はる江)


鶴寝山北尾根取付点

鶴寝山山頂から富士山

大マテイ山北尾根下降点

P1160

小永田浅間社

鶴寝山山頂

巨樹コース

名残の紅葉

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50.鈴鹿・釈迦ケ岳~御在所岳、鎌ケ岳~仙ケ岳

期 日:11月17日(土)~18日(日)前夜発一泊二日

参加者:L萩原克己、SL矢澤孝二、SL神谷敬裕、飯嶋光江、黒沢寿子、堤理恵子、宮島陽子、横川芳江、

赤沼隆司、吉田和興、後藤勝弘(支部外) 計11名

会計報告:レンタカ-代¥97,000+宿代¥115,710+高速代¥15610+駐車料金¥2,000-キャンセル料¥9,39=¥220,930、  一人当たり=¥20,084

コ-ス:17日(土)松尾尾根登山口640一釈迦ケ岳900910一ハト峰1020一水晶岳1055一根ノ平峠11281150一ピーク1258一青岳1325一国見岳13461352一御在所岳1508=湯ノ山温泉(泊)

18日(日)武平峠700一鎌ケ岳802816一水沢峠955一小岐須峠1036一宮指路岳12251230一小社峠1430一仙ケ岳14521502一小岐須キャンプ場1608

17日:天気予報に拠ると天気が悪く観光かなと諦めていたら、前日の天気予報で土、日が天気が好転して充実した縦走が期待できました。

何人かのコ-スタイムが長いと言う忠告があり、三池岳をショ-トカットすることにしました

赤松林の中を木の根や石が露出している尾根を登って行くと、展望が開け、これから縦走する御在所岳方面が見え登行意欲が湧きましたが、長い尾根できつい登りが続き、縦走路の平坦な路を行くと釈迦ケ岳の頂上で、眼下に伊勢湾等が見え、記念の集合写真を撮り、これからの長い縦走を考え早々に頂上を後にし、ハト峰の辺りから怪しい空模様になりましたが、水晶岳に着く頃には次第に回復し、青空が見え、根ノ平峠から国見岳までの長い登りがあり、もうピ-クだと思ったら手前の青岳でガックリ!国見岳の手前には奇岩の石門あり往復した人もいましたが、国見岳の頂上からはどっしりとした御在所岳と眼前の藤内壁の岩場に圧倒されました。国見岳の下りでは花崗岩のザレ場で二手に分かれ道を間違えそうになりましたが!

又、国見峠の下りがあり、登り返しで最後は足が上がらなくなりそうでした!

御在所のロ-プウェイの広場に着くと、今までの登山道とは打って変わって観光客がウジゥジャいて世俗の世界にゲンナリ!

御在所岳の頂上に登り最後の記念写真を撮り、これからの下山をロ-プウェイ、するか武平峠まで歩くかもめましたが、結局皆疲れていたのでロープウェイで下ることにしました。

湯ノ山温泉は食事も良く食べ切れないほどでした。

2次会はリ-ダの部屋に集まって盛り上がりましたが、前日、寝不足なので早々に切り上げました。

18日:前日より好天で暖かく風もなく絶好の登山日和で、武平峠の登山口は何箇所かあり、何処もマイカ-で一杯でしたね。

最短コ-スのトンネルを出た所から登りましたが!(トンネルの手前にも登山口ありましたね)

鎌ケ岳は鈴鹿の槍と呼ばれるアルペン的な山で、今回の山で一番魅力的で登りたい山でした。

登山口ガレ場を登っていくと、前後に重量感のある御在所岳、天を突き刺す鎌ケ岳が見え、今回の山のハイライトの醍醐味な景色に圧倒されました。

スカイラインを眼下に見ながら鎖場を登っていくとあっという間に360度展望の鎌ケ岳頂上でした。これから縦走する仙ケ岳までのうねうねしたアップダウンのある縦走路、又昨日縦走した御在所岳~釈迦ケ岳、伊勢湾、四日市~名古屋まで彼方に見え感無量ですね!

鎌ケ岳の下りでいちばん滑落しそうもない経験豊かなYさんが谷側に34mほど落ちてひゃっとしましたが、流石Mさんが素早くシュリンゲを出し、木に引っ掛け引っ張り上げました。

この後GKさんが足を踏み外し滑落しそうになりました。

もう皆、年なので気を付けなくては!

小岐須峠から花崗岩の点在する疎林の中を登ると、展望台状からほんの少しで宮指路岳に着きましたが。長かったね!これから仙ケ岳までの縦走を思うと気が重くなりましたね!

小岐須峠から荷物を置いて仙ケ岳で往復しましたが、仙ケ岳の頂上に着いた時は遥か彼方に御在所岳、鎌ケ岳が見え感激でした。

1200mにも満たない鈴鹿の山なのに峠越えが5箇所もありハ-ドな山でした。

当初の下山口の大石橋から小岐須キャンプ場まで狭い道をバスをあげて貰い、下山時間を短縮することが出来ました。

私を含めて皆さんも年なのに、事故もなく良く完走してくれたことに感謝しています。

来年は是非、竜ケ岳~藤原岳~御池岳を縦走したいと思います。(萩原克己)

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51.高尾/北高尾~景信山~城山~北東尾根~日影

期 日:12月2日(日)日帰り 晴

参加者:L安瀬はる江、SL杉江秀明、前田省吾、上野 進、黒澤寿子、佐藤邦彦、峰尾欽二、山口音子、篠崎文雄、赤沼隆司、繁村純夫、繁村美知子、安田幸司 計13名 

コース:高尾駅8:12=バス=日影バス停8:3545―1番口取付9:00480m9:4050562m鞍部10:3035―小下沢林道(旧野営場)11:0010ー景信山山頂12:2513:00ー小仏峠13:2530ー城山山頂13:5014:10ー日影バス停15:1023=バス=高尾駅15:4045      費 用:バス(往復) 460円

12月に入っても気温が高い。この日は晴予報のわりに雲が多かった。高尾駅のバス乗り場には長蛇の列ができていた。バスは増発されたので、2台に分乗した。下車バス停を梅の里入口に変えた。一つ手前のバス停まで来て、止まらない事がわかった。慌てて日影バス停で下車。小下沢林道に入って2本目の沢が取付きで、1番口と書かれた手製の道標があった。涸沢でゴーロの急登は踏跡も薄い。途中、10m程のザレの急登にはトラロープもあり、悪路だった。登りついた沢の源頭の紅葉に癒やされる。富士見台までは届かず、尾根に出た所で休憩する。稜線もアップダウンが激しく、体力温存で狐塚峠はまいて小下沢林道に下りた。

ここから景信山山頂まで登り返しだ。谷間を巻きながら標高をあげていく。展望は無く、閉塞感があるが、途中の大樹の紅葉に救われる。丁度見頃で何度も足を止め、飽かず見入った。縦走路にでて先を急ぎ、休憩をしなかった。後でこれは反省した。景信山山頂は人でごった返していた。珍しく予約席もあった。なんとか席を確保して昼食を摂る。歩いてきた北稜や下山の尾根を確認。富士山はここでも顔を出さなかった。

いつものように下山はSLにトップを交代する。やはり縦走路は登山者が多い。順調に歩を進め、いよいよ城山北東尾根に入る。山頂から林道を北北東に下り、景信山への分岐の先で西側にはっきりした山道が延びている。10m程手前にも藪を被っているが細い道が延びていた。静かな広い尾根で開放的だった。とても高尾山塊とは思えない。道標は無いが道ははっきりしている。最初は杉の植林帯で、500m位から自然林になり、期待以上の紅葉だった。暖冬に感謝です。欲をいえば青空が欲しかった。(安瀬はる江)


北稜取付点

涸沢を登る

大樹の楓

ザリクボルートの紅葉

景信山山頂

城山北東尾根を下る

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52.奥多摩/ 麻生山(忘年山行)  

期 日:12月8日(土) 日帰り 曇り時々晴れ

参加者:L佐藤邦弘  SL堤 理恵子 前田省吾 矢澤孝二 派田  正 松宮俊彦 宮澤恵子 

      助廣弘子 竹田早苗 峰尾欽二 大関史郎 大貫文正 神谷敏裕 米田 覚 山本 正        岩田孝支 服部 健 花崎 豪 赤沼隆司 中川英子  計20名

コース:武蔵五日市駅915―深沢家屋敷跡―尾根取り付き点102016号鉄塔1047―ロンデン尾根(17号鉄塔)1103―真藤ノ峰1122―梵天山1145―金毘羅山分岐1210―昼食休憩122550―麻生山直登分岐1300―四差路1316―麻生山132435―麻生平1354―タルクボ林道1418―白岩ノ滝1440―白岩滝バス停150027JR武蔵五日市駅1545

  昨年の忘年山行は平将門伝説を持つ勝峰山。今年はその北西に位置する麻生山を忘年山行に選んだ。ネットを検索すると勝峰山―麻生山―日の出山を結んで歩く記録が多く見つかるが、ロンデン尾根と呼ぶ尾根がそれをつないでいる。静かな深沢集落の奥から巡視路となっている尾根を使い、ロンデン尾根に登っている記録をネットで発見し、これを登りのルートにした。

 武蔵五日市駅前のバス停広場は団体の登山客であふれている。我々は駅の北口を出て、静かな三内川沿いの道を歩いて山あいの深沢集落へ。道の脇にところどころ、頭を赤くペイントした丸太の棒(アート)が立ち、温かく迎い入れてくれる。深沢家屋敷跡を過ぎて、人家が終わりそうになり、右に細い道が山裾に続いている。作業小屋らしき奥に巡視路を示す標柱が立っていた。堤さんを先頭にして尾根に取り付く。歩き安いとは言い難い、えぐれた尾根道を登っていく。やがて歩き安い道に変わり、送電鉄塔が現れた。一息入れて高みを目指すと再び鉄塔が見え、ロンデン尾根に飛び出す。北面が開け、送電線の彼方にくっきりと浮かぶ山が見える。日光男体山だとの声。

 真藤ノ峰、梵天山を越えて高度を上げていく。手ごわい登りで、麻生山は遠い。コアジサイの黄葉が一面を覆い、半端でない美しさに癒される。白岩山の山頂は踏まずに巻く。出会ったハイカーは一人。ようやく金毘羅尾根に合流。すでに12時をまわっており、タルクボノ峰を巻き、昼食をとる場所を見つけながら進む。道の脇に程よいスペースがあり、日当たりのよい場所で昼食休憩。

 麻生山への登りルートは麻生山に直接登る健脚組と3人は下を巻いてから戻るようにして北西から登る二組に分かれた。健脚組は分岐からすぐの予定外の急峻な尾根を直登してショートカット。驚くほどの健脚ぶり。山頂で二組が合流して記念撮影。北東側が開けて180度の眺望だ。雲が多く、スカイツリーは見えず。

 白岩の滝ルートは落葉の急斜面を降る。緑に黄金色が混じる山肌が美しい。麻生平を経て沢沿いの道に入る。このあたりは木の階段が新しく、道標も付け替えるなど整備中の様子。タルクボ林道を横切り、階段を使って清流が流れる沢沿いの道に降りて歩き出す。巨大な岩が現れ、目をみはる。渓谷の雰囲気だ。小さな滝が続き、一番落差のある滝の正面に案内板が設置されている。一連の滝を総称して白岩滝と言うようだ。名残の紅葉をバックに流れ落ちて、風情を醸し出していた。

 全員無事に下山し、白岩滝バス停に急ぐ。バス停は意外と近かった。バス待ちの間、数十メートル先の山中にカモシカの姿を発見し、思わぬ騒動。増発便のバスに乗り、武蔵五日駅に順調に到着。八王子駅南口近くの居酒屋で予定より30分程遅く忘年会を開催。一年の疲れを癒し、来年もまた元気で山を歩くことを約束し合った。(佐藤邦弘)


コアジサイの黄葉がすばらしいロンデン尾根

麻生山の手前で昼食

麻生山山頂で眺望を楽しむ

麻生山にて

麻生山を降る

麻生平付近から見る山なみ

小滝が続く白岩滝遊歩道

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53.八王子城山 

期 日:12月15日(土)日帰り 晴れ

参加者:L岩田孝支、Sl佐藤邦弘、木村真知子、小原紀子、馬場良久(支部外) 計5名

コース:八王子城址駐車場―滝ノ沢林道―狐塚峠―北高尾山稜縦走―高ドッケー杉沢ノ頭―富士見台―城山―八王子城址駐車場へ戻る(周回)八王子駅南口よりレンタカー使用

天候は晴れて、富士山がきれいに見えた。八王子城址の神社手前より、松竹方面へ下り滝ノ沢林道を歩いたが、他のハイカーはいなかった。

狐塚峠より、岩田、馬場、と佐藤、木村、小原の2つに分かれ、岩田、馬場は予定コース富士見台コース、佐藤、木村、小原は小下沢林道を行った。高尾駅にて、合流してほぼ同時間レンタカーに乗車して八王子駅南口の金太郎にて打ち上げ飲み会をした。(岩田孝支)

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54.千曲/鏡台山・姥捨山

期 日:12月27日(木)~28日(金)一泊二日

参加者:L萩原克己、飯嶋光江、黒沢寿子、宮島陽子、佐藤邦弘、長谷千秋、杉江秀明、後藤勝弘(支部外) 計8名

会計報告:宿代¥128,800+交通費¥69,760=¥198,560  一人当たり=¥24,820

コ-ス:27日(木)笹の平登山口1235一鏡台山南峯13201330一北峯1340一南峯1355一南柏木山1425一和平平登山口144515:30=戸倉上山田温泉(泊)

28日(金)八王子山登山口1015一冠着尾根850m圏内11151130一八王子山1220一八王子山登山口12:30

 全国的な寒波襲来の予報であったが、心配をよそに現地・上田市は青空で風も穏やかである。鏡台山はいくつか登山口があるが、西の笹の平から東の和平に縦走した。ただし、登山口までの道路は、冬季通行止め寸前であつた。登山道は良く整備されており、雪は薄っすら着く程度である。途中の富士見台からは、霞のせいか松の木のせいか、富士山は見えなかった。

 1時間もしないで鏡台山の南峯に着いたので、10分程度先の北峯まで足を延ばす。北峯までの登山道と木々は雪に覆われていて、雪山の風情を楽しめた。北峯はかつて山頂で、地域の小学5年生以上の全生徒が運動会を行ったそうだ。女生徒による表情遊戯もあり、どんな競技かと想像が膨らむ。同時に当時の小学生は、山に登って山頂で運動会とは、その元気さに驚く。南峯に戻り、多少のアップダウンはあるが、黒柏木山を越えて難なく和平登山口に下山する。

 リーダーの粘り強い交渉の結果、宿の御主人とおかみが2台の車で迎えに来てくれたが、会ってびっくり、パンフレットやネットに載っているおかみが、美しい着物姿でゾウリを履いて運転して来てくれたのだ。感謝あるのみである。

翌日の冠着山(姥捨山)も登山口はいくつかあり、予定の一の鳥居登山口と坊城登山口は林道を走るので、冬場通行止めが予想されたが、南の鳥居平の登山口までも、昨夜の雪のせいか通行止めで入れなかった。そこで計画を変更して、上山田温泉近くの八王子山に登る事にする。地図の準備もなかったが、登山口まで宿の車で送ってもうと、登山口には立派な案内板がある。林道を進むと鞍部に八王子山への看板がある。矢印が無いが、多分鞍部から尾根を戻る方向のピークが八王子山だと思う。すぐ先に冠着山への看板もある。南西に向かう尾根をずっとゆくと冠着山に着くと判ったが、山頂まで3時間半と書いてある。そこで、八王子山は帰りに登り、下山時刻を決めて、冠着山方向に行ける所まで、尾根を歩く事にする。急な登りには固定ロープが付いているが、落葉の上に雪が付いているので滑りやすい。893mピーク手前も急であり、850m圏内でアイゼンを付け下山を開始する。

 鞍部から、登りの時に巻いた尾根を登り、八王子山と思われる610mピークに着くが、山名板が無い。あれだけ立派な登山口の案内があったのに、キツネに抓まれたような不思議な気がした。そのまま尾根を下ろうとするが、あまりに急なので、鞍部まで戻り林道を下る。登山口のすぐ上の八王子社という、本当に小さな神社に寄る。雪で滑りやすい階段を注意して下り、20分位先の信濃電鉄の戸倉駅まで歩く。

上山田温泉の荻原館は、ヤマヤさんには少々高いが、食事、温泉、接客と文句なしの良い旅館である。山もそれなりに楽しく、年の終わりの締めくくりには、相応しい山行であった。(宮島陽子)

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