1.甲府/大日影~鹿穴~大蔵経寺山

期 日 :1月6日(水)日帰り 曇

参加者 : L小磯登志子、SL安瀬はる江、大貫文正 計3名

コース: 甲府駅北口 8:40=タクシー=武田神社8:509:05-大日影(734m)10:1015-東山(885m)10:4045-大黒峠(810m)10:57-鹿穴11:3512:15-深草山(906m)12:55-大蔵経寺山13:4550-大蔵経寺 14:50-石和温泉駅 15:15

正月明けの山行は武田神社の初詣を兼ねて甲府の里山を計画した。曇り空であったが気温は割合高く、富士山も見えて新年山行らしくなった。

武田神社の裏手にある竜ヶ池は水も少なく土手は工事が入って味気なくなっていた。尾根に続く階段を上ると踏み跡がしっかりあった。途中に要害山・東山、躑躅ヶ崎園地を示す立派な標識があったが忠実に尾根を辿ることにした。落ち葉で滑りやすい急登の防火帯を頑張ると大日影に着いた。ここからは愛宕山まで尾根が延びている。さらに東山まではひと登りだ。

東山からは忙しくコンパスを振りジグザグに下ると810mの鞍部で左右から道があがってきていた。そこにあった標識には大黒峠とあった。

地形図どおりそのまま尾根をすすむ。それまでとは違い踏み跡は急に薄くなり岩場が現れた。かなり大きい。地図にも岩場マークがついている。一見して直登は難しいと判断。少し取り付いてみると右を巻いて通過できそうだ。岩場の終了点を見上げると右から枝尾根が出ている。するとAさんがその方向にエフを見つけてくれたので岩から離れ慎重にトラバースしてそこを目指した。通過後に岩場を上から見ると直登はクライミングの世界であった。

やがて広々した尾根になったと思ったら三角点が現れた。全然頂上らしくないがそこが鹿穴だった。

鹿穴から大蔵経寺山までは入山者が多いためルートは迷いようがない。ピークを確認しながらのんびりと下る。展望台があったので山座同定を楽しみ、ついでに石和温泉駅を確認。すると北口にロータリーができているではないか。南口に回らなくて済む、助かったと北口を目指していったら「ここは来月開業」と教えられがっかり。大慌てで南口へ向かった。(小磯登志子)


武田神社

防火帯の尾根

岩場

岩場の巻き

鹿穴

大蔵経寺山

展望台から富士山




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2.上野原/能岳~八重山(新年山行)

期 日:1月10日(日)日帰り 晴れ

参加者:L助廣弘子、中村精、森田隆仁、小原紀子、前田省吾、宮澤恵子、黒澤寿子、佐藤邦弘、峰尾欽二、鎌田文子、小磯登志子、大貫文正、山本正、若松節子、岩田孝支 計15

コース:上野原駅10:07=新井10:2830―登山口10:4750―能岳11:45―八重山12:10506M12:3014:00―登山口14:40―大堀15:0020=上野原駅15:35

費 用:上野原=新井 富士急山梨バス 250円 大堀=上野原 250

年が明けてからも好天、温かい日が続いている。上野原駅に早めに着いた人たちが駅前でバスの係員と話がはずむうち、終点は新井だが、バスが回転する少し先の光電入口まで乗せてくれるよう、なにしろ新ハイはお得意様だから、とバス運転手に頼んでくれた。おかげで車道歩きが10分ほど短縮できた。左手に白く輝く富士山の頭が見えている。登山口で既に汗ばんで衣類を12枚へらして急な坂道を上がり山道へ入った。まぶしいばかりの陽光に雑木林と落ち葉の道が光っている。新年山行らしいのどかさが嬉しい。能岳山頂には2人、八重山山頂には数人の先客が昼食中だった。私たちはその先の展望台へ向かい、手前の506M峰のテーブルで昼食にした。3つの火で3つの鍋におでん、大根、うどんを煮て、ビール、ワイン、日本酒で乾杯。ケーキと紅茶で閉めて、空身で展望台へ行って記念写真を撮る。展望台からは富士山、三ツ峠山はじめ丹沢・道志方面の山々が光って見えていた。帰途は506M峰下の鞍部へ戻って下山。道はいくつかあるが、しっかり道標があるので迷うことは無い。200612月に支部山行で歩いたときとはえらい違いで、すっかり立派なハイキングコースになっていた。大堀バス停で待つうち、朝出会ったバス係員が三輪バギーで通りかかり、近くの店でまんじゅうを買いたいという人のためにお使いをしてくれる親切ぶり。(皆さん、富士急山梨バスをもっと利用しましょう)上野原駅前の一福食堂で14名で二次会。今年1年支部山行を頑張ります、と皆で誓い合いました。(助廣弘子)


陽だまり山行

能岳山頂

能岳直下のお地蔵さま

八重山山頂

おでん鍋

会食中

会食中

寅さん登場

展望台より富士


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3.比企/地蔵岳・官ノ倉山

期 日:1月16日(土)日帰り  晴

参加者:L安瀬はる江、SL前田省吾、竹田早苗、峰尾欽二、小磯登志子、大貫文正、山本正 計7名

コース:小川町駅8:55=(タクシー)=東秩父村役場9:1020―神社9:384538010:0515-地蔵岳10:2030―尾根分断地10:4550―地蔵岳11:0615370p鉄塔11:3312:00-11号道12:46-落合12:5813:10―尾根上13:15―細窪山14:1020―烏森山14:45―官ノ倉峠15:16-官ノ倉山15:2535―安戸バス停16:0015=(タクシー)=小川町駅16:3045=(電車)=八王子18:18

費 用:タクシー代 往路 2530円 復路 2440円

以前、萩平から仙元山、観音岳、地蔵岳を繋げたく入山した。その時は珪石採掘場で仙元山から先は分断されていた。そのまま忘れていたのだが、新ハイ誌721号で地蔵岳の紀行文を目にして、今回の計画を思いついた。

当日は天気もよく、予報に反し温かい一日だった。東秩父村役場より送電鉄塔を目指し民家の路地を抜け、189号鉄塔巡視路を辿る。途中送電線がクロスする240m地点の神社に立ち寄る。大小の鉄塔が建ち、お堂のような建物があった。

巡視路は270m辺りで巻き始めたので離れ、尾根を直登する。青木やヤブコウジの赤い実が色を添えていた。南北に3座のピークが並ぶ南東のピークに着く。皆で磁石を使い、方向を確認する。小さなピークを過ぎ、急登すると三等三角点のある地蔵岳だった。お手製の山名板が立ち木に下がっていた。折角なので分断地点までいく。重機の音がして荒々しい様だった。そこには赤みを帯びて、石英が混在しているような珪石と思われる大岩があり、まるで取って付けたようであるが、印象的だった。珪石はセメント、ガラス、陶芸の材料になるようだ。

380mのピークまで戻り、さらに北西の鉄塔があるピークで昼食を摂る。目前には七峰のパノラマが広がっていた。下山は巡視路にする。階段が途切れたところで東側に逸れる。そのまま進むが、傾斜がきつくなり、西の尾根にトラバースする。こちらも同じで100m位我慢の下りを強いられた。更に尾根末端の2,3mは蜜藪だった。揚壁があったが里道で民家の庭を通り抜け国道11号にでた。読図からのイメージと実際との差が大きいと思った。

落合からは地蔵岳と対峙する官ノ倉山の稜線をめざす。地形図には同じ地点から北と東に破線路が延びている。しかし東の破線路は10m位南東にあった。210m位まで破線路を辿り、緩斜面を選び東側の尾根上に出る。標高250mだった。そこから370mピークまでは明るく、気分の良い尾根歩きができた。左下には採掘場跡で萱との原が広がっていた。

細窪山の山名は山中では表記がなく臼入山となっていた。小ピークだが展望はあった。稜線とはいえ杉の植林で暗く、展望もなく、閉塞感に襲われた。小ピークには剣ケ峰、不動沢の頭、虚空堂山等の名が付いていた。烏森山手前で林道を横切るが、地図上に表示がない。

小広い官ノ倉峠からは一登りで官ノ倉山山頂に着いた。随分遠回りをしてきたものだ。360°の展望が待っていた。北側は男体山を始め日光連山が、そして南側は837mの笠山が高さを誇っていた。15時を回っていたので、官ノ倉峠に戻り、安戸バス停へ下山した。バスは10分前に通過していたようなので、タクシーを呼び小川町駅に向った。

地蔵岳に時間がかかってしまいましたが、2日分にも匹敵する行程を、皆様の粘り強さで完歩して、官ノ倉山山頂に到達することができました。繊細な読図力と慎重さが必要不可欠だと改めて思いました。(安瀬はる江)



地蔵岳山頂

尾根分断点へ

尾根分断点

細窪山

虚空蔵山

官ノ倉峠

官ノ倉山山頂

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4.奥武蔵/芦ヶ久保~二子山~武川岳

期 日:1月22日(金)日帰り 晴れ

参加者:L萩原克己、SL飯嶋光江、杉江秀明 計3名

コ-ス:芦ヶ久保駅850-二子山1020-焼山1125-林道1205-稜線12551345-鳶岩山1410-焼山1508-二子山16251732-芦ヶ久保駅

 頂上に着いたと思ったら手前のピ-クの鳶岩山でガックリ。そこから武川岳までは単独行者のトレ-スがなく武川岳まではラッセルしても一時間位で行けると思いましたが、皆が疲れているので鳶岩岳で諦めました。次回には反対の名郷から登ろうと考えています。

駅に着いてみると私たち以外は反対方向に向かう二人の登山者だけでした。

 暗い沢伝いを30分ほど行くと、道の駅に車を置いた年配の夫婦連れを追い抜き、雪が深くなった急坂を登り詰めると二子山の鞍部に着き、展望は樹林に遮られ良くありません。

 そこから焼山までは少しやばいトラバ-スもありましたが、焼山のピ-クは360度の開けた展望で大持山~武甲山の稜線、その横には両神山、浅間山、榛名山等が見られました。

焼山直下の日当たり良い雪の上でのどかな昼食にしました。

 稜線を下っていくとクラストした歩きにくい林道に出て、林道から尾根道に入ると膝上くらい雪が積もった稜線を行くと鳶岩山でした。

 皆で相談して、下りは林道に出て正丸駅までのトレ-スのない歩きにくい長い林道を止めて、もと来た道を引き返すことにしました。二子山までの登りが長くしんどかったですね!駅までは月明かりの中暗い道を下りました。

三年前、同じ時期に大持山~武甲山を縦走しているので、自信はあったのですが甘かったですね!(萩原克己)、



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5.町田/小山田・小野路・図師 

期 日:1月23日(土) 日帰り 曇り

参加者:CL佐藤邦弘、SL大貫文正、森田隆仁、小原紀子、木村真知子、前田省吾、長谷千秋、宮澤恵子、助廣弘子、竹田早苗、黒澤寿子、山口音子、関 みち子、神谷敏裕、神谷友子、岩田孝支、中野道子、佐々木勝、(支部外)中村和江  計19名

コース:JR淵野辺駅北口900=小山田バス停911920―鶴見川源流の泉932―鶴見川源流保水の森―尾根の上(多摩よこやまの道分岐)946―鉄塔110311―正山寺102124―押越―トンボ池そばの東屋1106―アサザ池112935―吊り橋1142―みはらし広場120030―小山田の谷の池―奈良ばい谷戸1259―小町井戸1313―小野路城址1318―展望地1327―牛舎1330―六地蔵1338―万松寺1341―万松寺谷戸1346―歴環管理組合事務所1359―五反田谷戸1415―白山谷戸142535―並木バス停1457

 私は町田に居を構えて30年になる。移り住んで間もないころは、自宅近くの自然の多さに感心し、現在、野津田公園となっている辺りや小野路城址周辺に散策に出掛けたことがあったが、今思えば、メインの道を急いで通り過ぎたようなものであったし、散策路としての整備が今ほどではなかったこともあって、その後は足が遠のいた。

 定年後の暇もあって、ネットや市報などで小山田・小野路・図師の自然や歴史が紹介されているのをよく目にし、自分の全く知らない場所が、我が家の近くにたくさんあること改めて知ることになった。そんなことから4年ぐらい前から足が向くようになり、町田市に属する多摩丘陵にはいくつもの谷戸が存在し、谷戸は農地として利用され、昔からの生活が息づいていることに触れ、雑木林や谷戸の景観がなんとも好ましく、癒されるものを感じた。

 近年、行政が里山の保存と再生を目指して取り組んでいて、一般の人たちもまた積極的に支援活動をしているようで、訪れやすくなっている。まだこの地域を歩いたことがない人には、新鮮な驚きと新しい発見があるのではと考え、今回の計画となった。

 鶴見川源流の泉はきれいな水がこんこんと湧き出ているが、一般道路のそばで人家が隣接していて、源流というイメージから遠い。その背後に鶴見川源流保水の森と呼んでいる森がある。源流の泉を見るだけではもったいないので、この森もルートに加えた。

 源流保水の森は一般道路から離れていないのに、一歩足を踏み入れると別世界。山深い雰囲気を存分に味あわせてくれる。上に延びる山道を辿ると、広い尾根の上に出て、左に行くと多摩よこやまの道に通じている。右に進路を取り、源流の泉分岐を通過し、しばらくすると広く開け、眺望のよい鉄塔の建つところに飛び出す。休憩をとるにはよい場所。斜面は畑となっている。ここから降り、人家の脇を抜けると、出発点の小山田バス停近くの、先ほど通ってきた道路に出る。鶴見川源流の泉の背後の山を廻ってきた格好だ。18日に降った雪が残り、雪を踏んで、ちょっとした雪山気分であった。

 正山寺の墓の脇を上がって、裏手の小高い丘からは眺望がよく、丹沢のやまなみが一望できる。人家の脇の畑のなかを進んで、森に突入し、谷に降りる。この辺り、地形図では押越(おっこし)という地名が見える。小さな沢が流れ、そこには危なっかしい木橋が傾斜して架けられている。木橋には雪が積り、滑りやすく、山口さんの適切な指導のもと無事に沢を渡る。沢沿いに踏み跡が続いているはずが、途中で笹竹が雪の重みでどっさりと垂れ下がり、進路を阻んでいる。やむなく迂回を強いられ、藪のなかを突破する破目になった。

 多摩丘陵の自然を残す広々とした小山田緑地を巡り、小野路・図師地区に入る。ここでのハイライトと思われるのは尾根と谷戸が入り組む地形と谷戸の景観だ。奈良ばい谷戸、万松寺谷戸、五反田谷戸、白山谷戸と尾根を伝い、谷戸に降りる。雪が残るあぜ道を歩き、奥深い谷戸を探索。冬の谷戸は温かい春になるまで冬眠中といったところ。静かな風情の谷戸であった。

 思いがけず、19名という多くの参加者となった。身近な地域であるだけに、かえって関心を高めたのかも知れない。当日の天気予報は生憎の曇り空で夕方から雪又は雨。結構長いルートのため、先を急いだが、のんびりと散策するには恰好の場所ではないかと思う。天気の良い日に思い立ったら出掛けられる。四季を問わずおすすめしたい。(佐藤邦弘)


小山田緑地の吊橋

小山田緑地の見晴らし広場にて

奈良ばい谷戸

五反田谷戸

源流の森の尾根上を歩く

白山谷戸の大木



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6.南会津/牛首山・鬼丸山

期 日 : 1月30日(土)~1月31日(日) 一泊二日

参加者: L宮島陽子、SL萩原克己、松宮俊彦、峰尾欽二、杉江秀明、神谷敏裕、助廣弘子、黒澤寿子、飯嶋光江、松本悦栄、山口音子、横川芳江(支部外)葛西孝則、葛西克世、神山正信   計15名

コース:1日目 新宿西口6:40=館山観光協会11:30~11:30-登山口11:45-牛首山14:15~14:40-登山口15:40=湯の花温泉「山楽」16:00

2日目 山楽7:00=登山口7:20~7:40-テレビ局構築物9:05~9:20-鬼丸山10:50~11:15-テレビ局構築物11:55~12:05-登山口11240=山口温泉きらら13:10~14:40=新宿西口19:15

費 用 ; 石黒タクシー 141,000円(別途謝礼1,000円)、 宿泊代 130,150円、きらら温泉 7,150円 

                                   (18,300円/1人)   ※キャンセル料として8,294円(2名)の入金あり

130日(土)  雲り

 舘岩観光協会で昼食を済ませ、雪山装備をする。すぐ近くの塩ノ原のお寺の裏から、林道左の北に向かう尾根に取付くと、50mほどで鉄塔の立つピークに着く。比較的気温が高いので、下の方の雪は水分が多く重たい。積雪が少ないため、登山道には藪が出ている。ガスっていて、残念ながら周囲の山々は見えない。辿りついた山頂に、持参したリボンを垂らし、記念写真を撮る。順調に下り、定宿の民宿「山楽」に着く。これも定番だか、湯花温泉の共同浴場巡りを楽しんだ後、美味しい夕食と宿自慢の岩魚の骨酒を堪能する。

131日(日)  雲り

 今日の鬼丸山は、少し手強いので、「皆で新雪のラッセルを楽しむ」というコンセプトを崩さず、出来れば山頂も踏みたいと言う欲張った希望を満たすため、雪深い急登は力のある人に任せる方針にする。それでも頂上に達しない場合は、タイムリミットを決め、12時には下山を開始する事にする。

 ルートは舘岩川と伊南側に挟まれた尾根で、内川橋南の集落が尾根取付きである。ワカンを付け登り始めるが、いきなりの急登である。ここは支部外参加ではあるが、実力者の葛西さんにラッセルを頼む。行程半ばの平な尾根上に、テレビ局の構築物や電柱が建っているが、風が無いのでここで休憩する。頂上直下はまた急登が続くので、体力のある男性を中心にラッセルする。今日一番の急斜面は、我が支部のホープの神谷さんが頑張る。山頂には予定よりかなり早く着けた。山頂と言っても広く平らな尾根上の一番高い所と言う程度で、山名板も無い。以前付けたリボンの名残があったので、そこにまた新しいリボンを垂らし、記念写真を撮る。

 急斜面は慎重に下山し、予定より早い下山を石黒さんに連絡する。いつものように、山口温泉・きららの湯で温泉・食事・荷物整理の時間をとる。渋滞も無く、無事新宿に戻る。(宮島陽子)


牛首山の登り

牛首山山頂にて

民宿山楽の囲炉裏と岩魚

鬼丸山のラッセル

鬼丸山の登り

鬼丸山山頂にて

下りも急、慎重に

深い雪

陽光の先に里が見える



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7.丹沢/鐘ヶ嶽北尾根~屏風尾根

期 日 :2月6日(土)日帰り 曇り

参加者:L小磯登志子SL佐藤邦弘、宮澤恵子、杉江秀明、近藤由美子、山口音子、大貫文正、山本正、山崎洋子、篠崎文雄 計10名

コース:本厚木駅7:50=清川村役場8:2028―福神山(420m)10:1825―鐘ヶ岳10:5811:06―見晴広場・昼食11:5812:25893m14:18989m14:4045―日向キャンプ場16:00―日向薬師バス停16:37

鐘ヶ岳は馴染みの山であるが、今回は北尾根の末端から取付き、弁天御髪尾根・梅の木尾根とつなぎ989㍍から日向キャンプ場に下山するというロングコースを計画した。

清川村役場のバス停からは北尾根末端が間近に見えた。末端のピークは伐採され遊歩道が整備されている。さらに福神山方面を示す立派な道標もできていた。鐘ヶ岳までのルートは南に向けて尾根を外さないように歩けばいいのだが、やたら鹿柵フェンスが多くて煩わしい。別所温泉からの道はきれいに整備されていたが道標はなかった。ひと汗かくと福神山に着いた。谷太郎川を挟んだ三峰山の尾根にはかなりの積雪が見られたが北尾根には雪は全くない。

小さな祠を過ぎた辺りから見る鐘ヶ岳は円錐形に聳え立ちこんなに立派だったかと見直す。鹿柵フェンス脇の急登を喘ぎながら頑張ると鐘ヶ岳の頂上に飛び出た。ここまで2時間半かかっている。まだ先は長い。鐘ヶ岳からはよく歩かれた道で、途中の痩せ尾根も雪が付いていないので問題なく通過。

見晴広場Bで昼食後は明るく気持ちの良い尾根歩きをしながらすりばち広場、大沢分岐と過ぎ鍵掛尾根との合流点に着く。そこから先は雪が付くと少々厄介な痩せ尾根が続くので気を引き締めて歩く。まだアイゼンは必要なかったが途中1ヶ所ロープを出した。

梅の木尾根を下ってきたパーティに上部の雪の様子を聞く。800㍍位から急な登りになったのでアイゼンを装着。雪上や急斜面での装着にも慣れておくと良いだろう。またシーズン初めには必ず用具の点検をしておくことも大事だ。稜線に出ると積雪量がぐんと増えた。樹々に凍り付いたつららが落ちた登山道は一面保冷氷がまき散らされたようだ。歩くとザクザク音がする。

989㍍には鉄塔が建っており雪面が広がっていた。ここから日向キャンプ場に向かって下るのだが、その尾根にはモノレールが設置されている。2ヶ月前の山行で確認していたのでモノレールに沿って一気に下る。降雪直後に入ったらしい数人のトレースがあった。雪の付いた急斜面なので今回はモノレールに掴まったりして助かったが、山に人工物は似合わないとつくづく思う。

最後の急斜面を慎重に下って林道に無事降り立った。終わってみれば歩程7時間のG4であったが、雪もあったし歩きがいのあるロングコースに満足した一日であった。(小磯登志子)


北尾根末端 清川村役場が見える

下部は緩やかな尾根

鐘ヶ嶽頂上

梅の木尾根の急な下り

樹氷のついた稜線

雪のついた屏風尾根を慎重に下る

日向キャンプ場先の林道に降り立つ



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8.丹沢/岳ノ台(川崎支部合同山行)

期 日:2月11日(木・祝)日帰り 快晴

参加者:L助廣弘子、森田隆仁、小原紀子、前田省吾、矢澤孝二、竹田早苗、佐藤邦弘、杉江秀明、大関史郎、大貫文正、萩原克己、神谷敏裕、神谷友子 計13名 〔川崎支部〕L園田正人、寺田昌樹、佐々木敏明、菊地征子、船戸てるみ、金井信之助、渋谷洋一、岩田圭一、髙嶋さだ子 計

コース:秦野駅902=蓑毛930-ヤビツ峠10501115-岳ノ台12001340-菩提峠1450-葛葉ノ泉1540-菩提原1630­=渋沢駅

朝から青空が広がっている。蓑毛行きバスが臨時に早く出たため、まだ来ない人を改札口まで探しに行った川崎支部の園田さんが乗り遅れて、蓑毛で待つことに。相模原町田支部は13名、川崎支部が9名、計22名。先頭を川崎支部の寺田さんにお願いして出発する。暖かい日差しを浴びて気分良く歩くうち、標高600Mぐらいから辺りが白くなり道にも雪が残り、凍って歩きにくくなった。ヤビツ峠からは矢澤さんが先頭を歩く。更に雪が増えて、アイゼンがいるかと心配したが、慎重に歩けば大丈夫だった。ただ時間がかかり、岳ノ台到着は予定より1時間遅れ。枯れ草に火がつくと悪いので、コンクリート製の展望台の上で鍋を囲む。食材や鍋・コンロを分担、持参してもらって煮込みラーメンをこしらえ、乾杯して楽しい昼食。青空に半分真っ白な富士山が浮かんでいた。食後、自己紹介、支部旗を並べて記念撮影して帰途へ。2頭の猟犬が首の鈴を鳴らしながら現れて、後になり先になりして付いてきた。雪原の上にそびえる大山が美しい。無雪期25分のところ1時間10分かかって菩提峠着。ここからは舗装道歩き。夕陽を浴びて輝く葛葉川沿いの茶畑やウメ、スイセン等を眺めながらひたすら歩いて菩提原へ。歩行時間が3時間半のところ5時間になった。渋沢駅前の食堂で2次会をして更に親睦を図る。園田さんから、来年も同じ建国記念の祝日に合同山行をしようとの提案がありました。(助廣弘子)



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9.中ア/蛇峠山・富士見台

期 日:2月15日(月)~16日(火)一泊二日

参加者:L萩原克己、SL飯嶋光江、黒澤寿子、助廣弘子、川崎支部・渋谷洋一 計5名

費 用:¥43,140(宿泊代)、¥21,860(高速代、燃料代、車両代、¥3,000リフト代往復

コ-ス:15日(月)晴れ後曇り

 治部坂駐車場1105-馬の背展望台11451235-山頂展望台1250-馬の背展望台13151335-治部坂駐車場1440=鶴巻荘

 治部坂スキ-場に着くと全然雪がなくスノ-シュ-は無理かなと思いました。

 別荘地帯を抜けてシラカバの混じる雑木林を登って行くと舗装された道に出て、登山道に入り登り切ると展望の良い馬の背です。 対面に頂上部がガスに隠れた大川入山が見えました。天気が良ければ姿の良い全貌が見えたのに!

 馬の背に「電子基準点」が立っていました。山道から雪の残る舗装道路を歩き通信用のアンテナがいくつか見えてきて笹の中の道を登って行くと展望台の立つ山頂でした。 遠くは雲もありはっきり山は同定できませんでした。二等三角点を確認し早々に下山しました。

 宿は1人¥8,000位でしたが、対応もよく翌日下山後もただで入浴する事が出来ました。

16日(火)晴れ後曇り小雪模様

 ゴンドラ駅900-第4リフト945-萬楽荘11251140-富士見台12201240- 神坂山荘12501310-萬楽荘1325-第4リフト1435-ゴンドラ駅1455-鶴巻荘1540

前日ヘブンス園原スキ一-場の情報を聞くと積雪110との事で期待して行きましたがゴンドラ駅に着いてみるとスキ一場は人口降雪はありましたが、周辺の山膚にはうっすら雪があるだけでした。スキ一場の係員は所々地肌が出ていると言っていましたが!

 第4リフトから上の積雪を期待して登っていきましたが舗装された道に所々あるのみでスノ-一シュ一を持ってきましたが全然出来る見込みがないのでがっくりしました。

萬楽荘までは舗装された道を行き、萬楽荘から富士見台まではクラストした階段状の道を登って行くと氷点下7度の寒い天気が良ければ南アルプス等の展望の良い頂上です。

 早々に寒い頂上を後にし直下の神坂山荘で昼食等をし休憩をしました。第4リフトまで降りてくると仙丈岳~白根三山~赤石岳~聖岳、南アルプスの眺望が得られました。

 今回は川崎支部の渋谷さんが車を出して頂き、運転もして貰い楽しい山行きが出来きたことを感謝しています。有難うございました。
 今回は雪がほとんどなく期待したスノ一シュ一が出来なかったのが残念でした。(萩原克己)


蛇峠山へ

蛇峠山頂

昼神温泉の宿

富士見台山頂

富士見台山頂

雪がない道

南アルプスの展望

スキー場には雪




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10.房総/三石山~(もと)清澄山(きよすみやま)

期 日:2月28日(日)日帰り  晴

参加者:L安瀬はる江、SL岡元美也子、森田隆仁、池田憲一、前田省吾、助廣弘子、佐藤邦弘、峰尾欽二、杉江秀明、大関史郎、粟野秀穂、山口音子、関 みち子、大貫文正、山本 正、山崎洋子、篠崎文雄、服部 健 計18名

コース:町田駅前7:05=バス=海ほたる7:558:09=木更津駅8:2838=三石山観音寺9:5810:28-地蔵峠11:27-休11:3240-清澄山分岐12:12-お昼12:2050-元清澄山13:0415-休14:0815―金山ダム湖入口15:25=バス=清澄寺16:2055=町田駅20:20

費 用:67千円(バス代6万円、高速代5080円、お礼1920円)3450円/一人

千葉の山も大分登ってきたが、元清澄山が気になっていた。電車では時間と費用がかかる。車にすると9名はすぐに満席になる。マイクロバスにして再募集すると、大勢の方に参加して頂いた。ご協力ありがとうございました。

山行の前後にお寺を参拝する観光的要素を入れた。最初の三石山観音寺は本堂が大きな石を背負っていた。階段で大石を周回していくと奥の院があり、縁結びの本尊が祀られている。願掛けのハンカチが結ばれていた。なんと鐘付きは自動だった。
縦走路は鳥獣供養塔の脇から伸びていた。階段を一気に登ると平坦で、整備された登山道が続いている。随所に道標もあった。地形図の破線路はピークを通っているが、ほとんど巻き道だった。刺激を求め自由にピークを上り下りした。枝道もなく迷うことはない。ただ、黒塚番所跡から鍋石のコースは道迷いが例年多いという。以前新ハイ本部山行でもあった。今はトラロープで封鎖されている。氷河期の生き残りというツガやモミの大樹が多い。立ち止り見上げ、腕を廻してパワーを貰う。濃緑の照葉樹林に囲まれ、展望はほとんどない。迷路に入り込んだ気持ちだった。標高300m前後だが、両脇が切れ落ちた痩せ尾根も多かった。 
清澄山分岐の先で林道との合流箇所が広くお昼に丁度良かった。ここから関東ふれあいの道で柵や階段で整備されていた。階段が多くて閉口した。元清澄山山頂は思いの他広い。展望はなかったが、今日唯一の山頂をゆっくり堪能した。なぜか立派な灰皿があった。下山路には5,6mの鎖場が一ヶ所あったが、危険はなかった。予定の16時前に金山ダムに着いたので、バスで清澄寺に向う。
清澄寺の境内は広く、庭に聳える千年杉には圧倒された。建物は厳かで、本堂の中の提灯や彫りが素晴らしい。欲を言えばもう少し長居がしたかった

房総半島の南端、鴨川からの帰路は渋滞もあり、時間がかかった。
穏やかで、和やかな山行ができました。一部の方には点呼、会計、総括等「役」を受けて頂きありがとうございました。大勢にも拘らず強い結束を感じました。(安瀬はる江)



栂の巨木

221.0三角点

清澄山千年杉

三石山観音寺奥の院

三石山観音寺山門

清澄山分岐

元清澄山山頂

癒しの林

鎖場

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11.伊豆/猿山

期 日:3月13日(日)日帰り  晴

参加者:L安瀬はる江、SL長谷千秋、森田隆仁、派田 正、黒澤寿子、杉江秀明、山口音子、若松節子、山崎洋子、計9名

コース:町田6:22=(タクシー)=太郎杉8:4755―休9:5510:07―滑沢峠10:1727―小僧山97211:0915―猿山100011:5812:30790m鞍部13:0307―諸坪峠13:4814:04-黄金橋15:0510―萩ノ入川林道ゲート15:21=(タクシー)=町田19:10

費 用:タクシー料金43500円(含む高速代・昼食代)4840円/一人

今年の干支「猿、申」が付く山は少ない。その中で手頃な伊豆の「猿山」が目を引いた。調べていくと益々魅力的だった。静岡百名山の一座、伊豆半島のへそで秘境、美林、標高1000mジャスト、静かな山、コースがバリエーションである。コース決定までは手間取った。長九郎山まで縦走したい。が、十郎左エ門の直下が急登、朝発ちでは時間不足等がある。そこで林道を下山路にして諸坪峠までとした。

四つの関門があった。一つ目は太郎杉から滑沢峠までのコースだ。登山道は崩壊が激しく、尾根を直登すると聞く。すっーと伸びた太郎杉の下にはみつまたが色を添えていた。林道の終点で、二股を見過ごしルートを捜す。ワサビ運搬用の軌道沿いに細い登山道が伸びていた。辺りのワサビ田は青々としていた。渡渉を繰り返し、小規模なへつりもあり、緊張する。730m位で沢を離れた。はっきりした登山道が尾根を巻きながら上がっている。770m位で崩壊していた。そこで尾根に上がる。一汗かく頃に滑沢峠のある伊豆山稜線歩道に着いた。

二つ目は滑沢峠から猿山への入り口だ。登山道から尾根への取付きには小片の赤テープがあった。進路は小刻みに方向が変わるが、はっきりした踏跡があった。苔むしたブナの大木は枝張りが立派だった。ヒメシャラは独特な木肌の色が印象的だった。足元はシャクナゲの落葉がつもり柔らかい。広々として開放的な林もあった。照葉樹に囲まれた痩せ尾根も通過した。房総の樹林より明るい。前々日降った雪も残っていた。小僧山ではあるはずの山名板を探したが見あたらなかった。ゆっくりと休憩する。猿山山頂は広く平頂で、三等三角点が中心にあった。標高は999.8mだったが、再測すると1000mときく。樹林に囲まれ、うす暗く寒かった。猿のぬいぐるみが小枝に座り覗いていた。ここで昼食を摂る。

三つ目は猿山からの広い尾根の下山だ。先頭を長谷さんに替わって頂いた。三角点の位置に立ち、760mの鞍部にコンパスをあてた。コンパスの針をみながら進む。障害物はないので、直進し易い。970m位から西にそれて行くが、度合いが難しい。820m位でそれすぎたようで、文明の利器で確認する。東隣の尾根にトラバースすると鞍部に続く尾根にでた。そして760mの鞍部にぴったりと下りた。そこの立ち木には「→」と「猿山」の文字が赤ペンキで書かれていた。諸坪峠手前のピークは巻き道を通る。倒木を高巻いたり、細い登山道を慎重に通過した。岩稜帯を下りると夢に見た(?)諸坪峠で感激した。

四つ目は諸坪峠からの長い林道歩きだ。陽射しの中、お喋りしながら、快調に進む。黄金橋までは砂利道が多く歩き易い。黄金橋で一息入れる。ここから二本杉林道を北に進み、猿山に直登する人も多い。右側は萩ノ入川の清流があった。せせらぎや滝に疲れを癒される。左側の崖には白い実をつけたイズセンリョウが目に付いた。そして程なく車の待つゲートに着いた。なんとか4つの関門をクリアしました。

足並みが揃いハイペースな山行でした。諸坪峠まで下りたので、次に長九郎山まで繋げ易くなりました。既に歩かれた助廣さん、宮島さんからアドバイスを頂き、助かりました。終ってみるとバリエーションルートをたっぷり楽しめました。(安瀬はる江)


天城の太郎杉

滑沢峠に到着

小僧山山頂

猿山山頂

「山」の字

ヒメシャラの林

諸坪峠

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12.丹沢/大山北尾根~辺室山

日 時:3月26日(土) 小雪のち曇り

参加者:L佐藤邦弘、SL小磯登志子 前田省吾、宮澤恵子、大関史郎、山口音子、大貫文正、横川芳江、山崎洋子、服部 健、中村和江  計11名

コース:秦野駅735=ヤビツ峠820831―春岳山分岐902―春岳山90410―大山分岐913―大山100415―ネクタイ尾根分岐1038―西沢ノ頭1105112116号鉄塔1144913m付近11451215(昼食)―一ノ沢峠13121320―唐沢林道1333―物見隧道入口1443―物見峠145255―鍋嵐分岐1508―辺室山154348―土山峠1636=本厚木駅

① 大山北尾根は過去20125月、11月と二度計画したのだが、雨天のため未実施となっていた。大山三峰山に登ったときに、物見峠から煤ヶ谷へ抜けるトラバースの道は脇斜面が崩落していて道巾が狭く、悪路の印象が残っていたので、今回、後半のコース計画は物見峠から辺室山を越えて土山峠に降る計画に変更。

② 東京の桜が21日に開花したというのに、寒さが戻り、昨夜、大山は降雪があったという情報を得て、軽アイゼンを持参。秦野駅前のバス乗り場に向かうと、すでに登山客で溢れ、長蛇の列。路面凍結による運休が心配されたヤビツ峠行は運行され、臨時便もでた。

③ ヤビツ峠に着くと粉粒の雪が舞い落ちてくるという空模様。ほとんどの登山者は丹沢表尾根縦走なのだろうか、大山に向かう者は極めて少ない。イタツミ尾根を登って行くと、粉粒の雪は幾分多くなり、この先が気になりながら高度を上げる。登山路は数センチの雪が積り、見渡す山はすっかり雪景色。途中、イタツミ尾根をほんの少し離れ、春岳山に立ち寄る。山頂には「春嶽山949m」と記された標識が立っていた。

④ 大山山頂の手前の階段は雪が踏み固まって滑りやすく、慎重に上る。小雪はすでに止み、奥の院の周辺にはたくさんの登山客で賑わっている。休息した後、電波塔が立つ北側に回り、鹿よけ?のフェンスを越えるために置かれた脚立を利用して、北尾根の登山路に入る。間もなくしてモノレールが左側から現れる。ネクタイ尾根の下降点を確認するために右方向に戻るにように少し進む。色あせたネクタイが一本、立木にぶら下がっているのを発見。

⑤ 積雪の白い斜面だが、すでに人が歩いていて、歩いた個所は土が露出し、一本の細いレールのように続いている。忠実にそれを辿って行く。痩せ尾根が続く個所があり、緊張を強いられるが、16号鉄塔が下方に見えてきてホッとする。鉄塔付近に降りるともう雪はなく、いつしか雲が切れて西に表尾根や塔ヶ岳から丹沢山につながる稜線、東に大山三峰山などが望まれる。

⑥ 913m付近で昼食後、左に地獄沢橋に降る尾根を見て、一ノ沢峠への尾根に進む。ここからは登山者が少ない。痩せた尾根を慎重に降る。尾根が分岐している個所に出くわすので内心不安がよぎる。目をみはるモミの大木が目立つ静かな尾根と森で、この付近は大山の別の様相と雰囲気だ。一ノ沢峠には道標が立ち、四角いベンチが置かれていた。

⑦ 一ノ沢峠から唐沢林道に降りる。その途中、沢の傍らで死んで横たわっている鹿を見る。眠っているようなきれいな姿であった。物見隧道までは約70分の林道歩き。今日のコースの難である。林道は足に負担がかかり、いやなことに上りとなって続いている。物見隧道の入口が見えて、やっと退屈さから解放された。途中、フサザクラに出会う。

⑧ 物見隧道から物見峠の道は階段で脚にこたえる急登。物見峠で一息入れて辺室山~土山峠への道に進むと、花数が多く見応えのあるヤブツバキに感嘆の声。雑木林は好ましい雰囲気で、尾根は広く歩きやすい。キブシ、アブラチャンなどの春の到来を示す樹木の花。辺室山への道は登り返しもあり、予想外の疲れ。

⑩ 土山峠のバス時刻は1時間に一本の16時56分。辺室山でゆっくりとするわけにはいかず、集合写真を撮って山頂を後にする。順調に土山峠に降り立つと、無事の下山を歓迎するかのように満開の桜が待っていた。桜のそばには坐禅石と名付けられた巨大な石と説明板。運良く空いたバスがきて、だるい脚を携えてバスに乗り込んだ。(佐藤邦弘)


雨氷の樹林

西沢の頭

ミズヒの頭

一ノ沢付近

辺室山山頂にて

土山峠付近



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13. 阿賀野/五頭山縦走・菅名岳~大蔵山

期 日:4月2日(土)~3日(日)前夜発一泊二日  晴れ

参加者:L萩原克己、SL長谷千秋、松宮俊彦、矢澤孝二、飯嶋光江、武蔵野支部4名 :計9名

費 用:宿代¥115,020、車代¥93,800 高速代¥10,700 一人/¥約24,500

コ-ス:2日(土)安田IC=奥村杉キャンプ場6:45一6合目8:058:17一菱ヶ岳9:5510:14一中ノ岳11:0011:30一三叉路(五頭山鞍部)12:1012:3414:10どんぐりの森キャンプ場=咲花温泉(泊)

3日(日)菅名岳登山口8:30一椿平9:359:40一菅名岳10:4611:05一大蔵岳11:5512:10一4合目13:0413:1514:35いずみの里=宿(入浴)=安田IC=新宿 

2日(土)黒崎SAで男性だけマットを敷いて寝袋で仮眠し、早朝に奥村杉キャンプ場に着きました。

 登山口に着くと冷たい風が強く、二人の登山者が先行して登って行きました。

当初は樹林帯の中の緩やかな登りで菱見平を過ぎると雪も出てきて、北山の急登で二人に追いつき、私達はトラロ-プを使い北山を登り切りましたが!二人は雪道を巻いたのか見失いました。

 立派な三角形の菱ヶ岳が見え登高意欲をそそりました。稜線に出ると遥か彼方に二王子岳~豪雪の長大な飯豊連峰のパノラマに見とれました。

 頂上には単独行者が登って来て反対方向五頭山からの登山者はいませんでした。

 頂上で粟ケ岳、その奥に二年前にほぼ同じ時期にテントで二泊三日縦走した真っ白な矢筈岳(川内山塊)が確認出来、感無量でした。

 菱ヶ岳からは五頭山までは長い残雪の稜線漫歩でした。 五頭山直下を頂上を目指している登山者ははまるでヒマラヤの稜線を縦走しているような迫力を感じました。

 三叉路で休憩し912,5mを往復し頂上を目指しました。

 五頭山は一の峰~五の峰までの五つのピ-クを総称した名前で、三年越の計画で五年前に吹雪で踏めなかった念願の頂上に達しました。

 皆さんのご要望で早く温泉に入りたいとの事で最短のコ-スでどんぐりの森に下りました。

3日(日)登山口からは木の急な階段を標高差200mほどを喘ぎ汗をかきながら登りました。

それからは緩やかな尾根歩きで椿平に出て、Mさんは重いピッケルを置いていき、右に残雪の多い大蔵岳を望みながらドーム状の菅名岳を目指して登って行き着いてみると頂上はだだっ広く遮るもののない360度の展望でした。 

 皆さんのご票望で当初の予定にないなだらかな雪の多い稜線の大蔵岳を目指すことにしました。

 過去に登ったことのあるIさんとピッケルを椿平においてきたMさんは同じコ-スを戻りました。

 大蔵岳の頂上では地元の4人パ-テイがのんびり昼食をして、大蔵岳だけの下りでは地元の人がスパイク付き長靴を履いていて値段を聞いてビックリ! よく雪山では地元の人が長靴を履いて登っているのを見かけますが納得です。

下りは、二人に私たちの下山口まで車を回して貰うようお願いしましたのでいずみの里までゆっくり下りました。

 又、宿泊した宿のご好意でただで入浴出来、温泉も硫黄泉で食事も良く宿の人の対応も親切で皆さんに喜んで貰いました。

 もう一度、機会がありましたら計画しても良いかも!(特に危ない箇所もないので我々年配の登山者には安心です。) (萩原克己)


菱ヶ岳へ付近


菱ヶ岳から五頭山を望む


飯豊連峰遠望

菱ヶ岳山頂付近

中ノ岳付近

五頭山へ向かう

五頭山頂上直下

蒸気機関車
咲花駅にて

菅名山山頂

菅名山山頂にて

 

 

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14. 川崎・町田/黒川~小野路を歩く  

期 日:4月6日(水) 日帰り 晴れ 

参加者:L佐藤邦弘 SL大貫文正 森田隆仁 小原紀子 武末範子 大関史郎  計6名

コース:鶴川駅=真光寺緑地入口バス停855―真光寺緑地859―真光寺公園910―鶴川街道―馬頭観音―黒川の谷戸―明治大学黒川農場―尾根道(布田道)―小野路給水所―別所交差点―尾根の上110535(昼食)―妙桜寺―尾根道―関屋の切通し1204―小野路バス停―奈良ばい谷戸分岐―浅間神社1239―東谷戸―扇橋バス停1320―奈良ばい谷戸入口―トイレ―尾根―小野路城址1345―神明谷戸1355―五反田谷戸―並木バス停1433=町田バスセンター

① 今年1月に町田の鶴見川源流域から小山田~小野路と歩いた。このコースは小野路宿からみると西部にあたる緑地ということになるが、東部にあたる地域も自然がいっぱい残されている。今回は町田側の真光寺緑地からスタートすることにし、境界尾根を越えて川崎市の黒川地区へと入り、黒川の谷戸から小野路を目指すことに。また、お花見をするにもよい地域なのでサクラの季節に計画した。

② 真光寺緑地入口バス停で下車。通りを反対側に渡る。バス進行方向に進み、右折して階段を上ると難なく尾根の上。気持の良い緑の散策路が現れる。この尾根は境界尾根で西側が町田市で東側が川崎市麻生区。樹木は若葉を付け、草木の花が目を楽しませて、すっかり春の雰囲気。ウキウキ気分で足が軽い。麻生区や稲城市方面の展望も良い。程なくして満開のサクラが目に飛び込む真光寺公園内に降る。斜面を利用して造られた広い公園だ。高台からは真光寺や鶴川の町並みが見える。

③ 真光寺公園から鶴川街道を横断して黒川に向かう。大規模な墓地を左に見て、坂道を登って行くと祠に出会う。背後の山の斜面に階段が付けられている。この階段は小野路に続く尾根道の布田道。我々は北に降っている正面の細い道を進む。尾根を越えて町田から川崎市黒川に踏み入れたことになる。民家が点在している。坂道を降り終えて進むと、広々とした谷戸の空間になんとものどかな田園風景が広がっていた。青い空のもと、春の息吹を吸い込みながら黒川の谷戸を巡る。

④ 黒川の谷戸から西東京変電所の脇を通る尾根道の布田道に上る。小野路に向けて進む。不法投棄が目に付く。サクラの木がきれいな雑木林を抜けると小野路を囲む里山や森や畑が見渡せ、丹沢のやまなみと雪をかぶった富士の頭が望まれる場所に着く。すぐそばには廃棄物を扱う会社があった。小野路給水所付近まで歩き、横道から別所交差点へ。途中、段々畑から小野路宿東側の里山と谷戸の眺望を楽しむ。里の山々はサクラで淡いピンク模様。坂道の脇に満開のサクラの大木が並んでいる。

⑤ 別所交差点そばのコンビニの裏道に入ると布田道の標識。谷戸が広がっている。分岐があり、左の道は関屋の切通し。右の妙桜寺方面に進むとムクロジの木を見る。石鹸や羽根つきの羽根に利用されるという実が落ちていた。次の分岐は左の谷側の道を行く。右側が丘陵の斜面で畑となったところのてっぺんに上がり、草地に腰をおろして昼食。谷戸の地形と畑が見下ろせる見晴らしのよい場所だ。

⑥ 妙桜寺の駐車場から雑木林の道に。結構山深い雰囲気だ。カエルの鳴き声が聞こえてくると明るい谷戸の田に飛び出した。あぜ道を通り、さっきの別所からくる布田道に出る。簡易な野球場を過ぎるとまもなくして関屋の切通し。山を切り開いたことを窺わせる山肌。鬱蒼として竹林に囲まれ、小規模ながら古の歴史と風情が伝わってくる。

⑦ 関屋の切通しを通過した後、小野路宿の通りを横断。近くに小野路バス停。正面の道に進む。小野路宿の西部に入ることになる。春の谷戸の風景を見ながら浅間神社に向かう。途中、畑に収穫にされずに残された白菜からにょっきりと茎が出て、黄色い菜の花が咲いているのにビックリ。白菜もアブラナの仲間であったことを知る。右に一軒屋が建つ脇に小道が延びていて、この道を辿ると浅間神社。

⑧ 浅間神社から戻るように奈良ばい谷戸への道を進むと、間もなく左側に桜の大木を見る。右側に見落としやすい道が森に続いている。ここから東谷戸を目指す。寂しい山道だ。降りきったところから左方向に曲がると東谷戸の先端部。のんびりと広々とした谷戸の道を歩く。

⑨ 時間的余裕があり、前回寄らなかった神明谷戸を訪ねることに。扇橋バス停を通過し、奈良ばい谷戸入口にあるトイレの脇の階段から尾根道へ。小野路城址を経由して神明谷戸へ降りるとそこにはため池。手が入り整った谷戸の佇まい。帰路の並木バス停に向かう途中、五反田谷戸の入口で一本桜を見に来たという数人の人に出くわす。機会を逃してはと思い、我々も五反田谷戸の奥に足を踏み入れる。なるほど大きな古木に花が咲き、一見の価値がある見事なサクラであった。 (佐藤邦弘)



真行寺緑地

黒川谷戸の畑

別所の段々畑から小野道方面

関屋の切通し

神明谷戸にて

五反田谷戸の大桜

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15. 沢/鐘ケ嶽(本部集中山行)

期 日:4月10日(日)日帰り 曇り/晴れ

参加者:L助廣弘子、SL佐藤邦弘、森田隆仁、小原紀子、木村真知子、前田省吾、長谷千秋、竹田早苗、黒澤寿子峰尾欽二、大貫文正、神谷敏裕、神谷友子、篠崎文雄、吉田忠満(お試し参加)計15名

コース:厚木バスセンター8:00=鐘ケ嶽バス停8:40―登山口8:45―鐘ケ嶽山頂10:0015―隧道下山口10:50―七沢森林公園野外ステージ12:3015:30―七沢温泉入口バス停15:45=本厚木駅16:00

サクラが満開になってから天候不順で、肌寒い日が続いたが、この日は暖かくなるとの予報。厚木バスセンターには沢山の人が並んでいてバスは超満員。本部集中山行の案内には鐘ケ嶽へは広沢寺温泉入口で下車、とあったが、神谷さんの情報で鐘ケ嶽というバス停のほうが近いことがわかった。満員の車中でその旨伝達したら、一緒に乗っていた平日グループもそれに習って鐘ケ嶽バス停で全員下車。近々リーダーデビュウの神谷さんに先頭に立っていただいて出発する。東京支部の一行も同じコースだったが、なぜか追い抜くことはできなかった。登山道は植林帯の中で、左右に味わいある石像やミミガタテンナンショウを見ながら登って行く。途中で集中会場で支部旗を結ぶための枝を物色、手ごろな竹を見つけて、いつものように大貫さんに運搬をお願いした。

浅間神社の下の急な石段の連続はつらかった。気温が上がったこともあり、結構な汗をかいてようやく山頂へ。東京支部と互いに記念写真を撮りあう。 下山後の林道歩きが長かったが、里はサクラの盛りで、シダレザクラやヤマブキ、チューリップ、トキワマンサクが華やかに咲き誇り、タンポポ、ヒメオドリコソウ、スミレ等の可愛い野草たちも足元を埋めて、忙しく眼をやりながら楽しく歩いた。七沢森林公園の野外ステージが集中の会場。木村さんが直行していい場所を確保してくださり、竹田さんは1歳のお孫さんをベビーバギーに乗せて参加してくださった。黒澤さんのご馳走がいつものようにおいしく、皆お酒がすすんだ。イベント終了後、バス増発2便依頼したとのことで、長蛇の列であったが全員無事にバスに乗り込んで帰途についた。皆さまのご協力に感謝。(助廣弘子)


ミミガタテンナンショウ

鐘ヶ嶽山頂にて

お花見しながら

孫連れで参加

集中会場にて

緑の会場

支部挨拶

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16. 上野原/権現山北尾根~尾名手尾根

期 日 :4月23日(土)日帰り 曇り時々晴れ

参加者:L小磯登志子SL佐藤邦弘、矢澤孝二、前田省吾、峯尾欽二、杉江秀明、大関史郎、山口音子、大貫文正、松本悦栄、山本正、岡元美也子、山崎洋子、服部健 計14名

コース:上野原駅8:10=初戸8:4555―腰掛(北尾根取付き)9:25301084m 11:1520―権現山(1311.9m)・昼食12:1545―麻生山13:3540―三ツ森北峰14:3040―大寺山(1226m)15:1520850m分岐16:20―林道16:42―阿寺沢バス停16:55

新緑の季節、上野原駅前ロータリーはハイカーで大賑わいだ。鶴峠行のバスは定刻前の増発便が出たので3名が先発し初戸で合流した。権現山の稜線はガスがかかっているが、予報では晴れ間も期待できそうだ。林道歩き30分ほどで腰掛集落に到着。

林道から鶴川に下って橋を渡り民家の軒先を通らせていただくと尾名手川の堰堤下に赤い橋があった。橋を渡った先の長い階段から北尾根に取付いた。いつものことだが尾根の末端は急登だ。杉の植林帯を800mまで一気に上がると芽吹き始めた自然林が広がってようやくひと息ついた。

ミツバツツジや足元のスミレに目を楽しませてもらいながら1084m1090mの二つのコブを越える。1200m辺りで岩場が現れたので左の薄い踏み跡を拾って巻くが、そこから頂上まで急登のひと登りが待っていた。

飛び出た頂上には4~5人の先客がいた。ここで昼食をとる。

権現山から大寺山までは一般道だ。記憶ではアップダウンの少ない明るい尾根歩きと思っていたが、尾名手峠から三ツ森北峰の間は岩稜歩きが続いたので慎重に通過する。嬉しいことに岩場にはヒカゲツツジの大株がたくさんあってちょうど見ごろであった。三ツ森北峰でようやく岩稜歩きから解放されゆっくり休憩。山名板の下に大きな鏡があったのが不思議だ。

北峰を過ぎると登山道も少々薄くなったが歩き易い。大寺山に到着した時点で最終バスには間に合わないだろうと判断。足攣りの方も出たので無理しないでゆっくり下山しようと再確認し合って尾名手尾根に向かう。下るとすぐに登り返しのピークがあったが、その後は緩い下りで土も柔らかく膝に優しい。踏み跡もしっかり付いていたので地図読みもすんなり。1時間で850mの分岐に到着。時計を見ると何とかバスに間に合いそうだ。皆さんにもうひと頑張りをお願いして残りの標高差300mを下り、無事最終バスに乗ることができた。(小磯登志子)


尾名手川を渡り北尾根に取付く

権現山山頂

ヒカゲツツジ

ヒカゲツツジの咲く岩場

岩場の通過

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17.高尾/三国山・生藤山~倉子峠~鷹取山  

期 日:5月1日(日) 日帰り 晴れ

参加者:L佐藤邦弘 SL前田省吾 上野進 大関史郎 山口音子 大貫文正 山本正、山崎洋子 中野道子 佐々木勝 篠崎文雄 計11名

コース:JR上野原駅=井戸バス停810―軍刀利神社83338―本殿90711―奥の院920―女坂分岐94957―稜線(笹尾根)1008-三国山10191030―生藤山103545―甘草水11071145―佐野川峠1158―鎌沢分岐(三国山1.9㎞鎌沢1.5㎞と表示された道標地点)1205―倉子峠12461300―野沢峠(鷹取山登山口)1320―鷹取山13471400―藤野台団地下降点1405―鉄塔142530―藤野台団地1438―上野原駅1510

 当初予定はサクラの季節の4月17日(日)であったが天候不良のため延期しての実施。お陰様でこの日は文句なしの空模様。サクラに代わり、目に染みる若葉の季節の到来。ハイキングにはもってこいのうれしい一日となった。

 軍刀利神社の入口は井戸バス停から10分弱。ほどなくして大きな鳥居をくぐる。道の脇は軍刀利川(井戸川)が流れ、すがすがしい。急傾斜の石畳の階段を上ると本殿。額殿に大きな木で刀をかたどったものが飾られているのが印象的だ。さらにその先の山道を上がっていくと、奥の院が現れ、他を圧するように巨大なカツラの木がその前にそびえ立っている。山深く、沢が流れ、神秘的な雰囲気で神々が宿る場所にふさわしい。

 細い道の女坂から笹尾根にでる。ここから三国山は近い。残念ながら富士山は雲の中で姿を現わしてくれなかったが、三国山山頂からは扇山、雨降山、権現山などの山々が手に取るように見える。神奈川県最北端の山である生藤山はここから5分程度。山頂は狭く、長居は迷惑となるので、集合写真を撮り、直ちに山頂を去った。

 三国山に戻るように今来た道に進み、三国山の手前の分岐を左にトラバース。鎌沢からきている道に合流し、鎌沢方面に向かい、甘草水の入口となっているベンチが幾つも置かれた広く開けた場所で昼食休憩。甘草水は思いのほか水が流れ出ていた。

 南へと降り、印象の薄い佐野川峠を通過し、倉子峠へと分け入る道の目印は「三国山1.9㎞鎌沢1.5㎞」と表示された道標。あまり使われてはいない道のようで、気を付けないと見落とすに違いない。道らしき道を辿って降っていく。途中、木の根元にひっそりと石仏が置かれていた。分岐の箇所がいくつかあり、「御霊」あるいは「下岩バス停」と記された古びた割れた木片を見るが、無視して尾根筋を降っていく。目ざわりなほどにやたらとピンクのテープ。倒木のあるところを越えて進むと石塔や石仏がたくさん並ぶ倉子峠に降り立つ。辺りは暗く静かで、切通しとなっている峠の道(甲州裏街道であったという)は舗装されているが、今もその風情を残している。

 倉子峠を降ると鷹取山が南正面にその山容を現わす。のどかな下岩集落と茶畑。敷地斜面が濃いピンクのシバザクラで埋め尽くされて鮮やかな老人ホームの脇を通ると、すぐに一般道路にぶつかる。道路の正面向こう側が鷹取山登山口。この付近が野沢(やざわ)峠らしいが、一般道路が貫き、モダンな造りの老人ホームが背後にあって、峠の趣は欠ける。ここから登り返して鷹取山を越えなければならない。山頂まで急な登りが続く。苦闘30分の末、山頂に着く。鷹取山烽火台跡の標柱が立ち、釣鐘が下がっていた。

 山頂から小渕山へ方面に降って約5分。藤野台団地へと延びている尾根に下降する地点だ。道標はなく、トラロープが張られている。構わず踏み跡を見つけながら明瞭な尾根上に進む。新緑が実に鮮やかできれいだ。橙色の山ツツジが目につく。鉄塔にでた。西から山道がきているので、これを使い10分弱で、藤野台団地北端の西すみっこに飛び出た。

 国道20号を横切り上野原駅を目指す。近道を選んで、バス通りを避け、中央高速の上に架る橋を渡り、最後は長い階段を降って上野原駅に到着。30分強の街中歩きで、幸いにして飽き飽きするまでには至らなかった。(佐藤邦弘)


軍刀利神社奥の院の大桂

気持ちの良い新緑の道

三国山山頂にて

生藤山山頂にて

甘草水

甘草水入口の広場

倉子峠への道で見た石仏

倉子峠

倉子峠付近からの鷹取山

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18.丹沢/大山

期 日:5月15日(日)日帰り 晴れ

参加者:L竹田早苗、SL小原紀子、平本由美子(お試し参加) 計3名

コース:秦野駅8:27=ヤビツ峠9:0520―大山11:0040―春岳山12:45―ヤビツ峠13:3040―蓑毛バス停14:5515:00

秦野駅8時30分集合にしましたが3人揃ったのでバス停へ。ヤビツ峠行きの臨時便があり、予定より早くにヤビツ峠に着く。小原さんの指導で体操をする。経験豊かでゆっくり歩いてくれる小原さんを先頭に平本さん、ラストを竹田の順で歩く。水分補給を2度しながら気持ちの良い風を受けて時々おしゃべりしながら歩く。登山道も木道ができていて変化しているのを感じながら頂上へ。昼食後はトイレの裏から丹沢の山々を見て、鳥居に出てから同じ道を下山。途中春岳山によると立派な山名板「春岳山949m」があった。ヤビツ峠から蓑毛への道は細い登山道で歩きやすいが所々に小石がゴロゴロ。気を引き締めてゆっくり下山。一日中暑くもなく寒くもなく天候に恵まれました。(竹田早苗)


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19.丹沢/檜洞丸

期 日:5月19日(木) 日帰り 快晴

参加者:L佐藤邦弘、SL杉江秀明、前田省吾 計3名

コース:新松田駅715―西丹沢自然教室83343―用木沢出合908―犬越路104050―矢駄尾根(神の川熊笹の峰線)分岐12501310(昼食休憩)―檜洞丸山頂134255―ゴーラ沢出合154045―つつじ新道出口1630―西丹沢自然教室1638

 西丹沢の檜洞丸といえば、シロヤシオの群落で知られ、毎年、開花時期の5月下旬あたりはたくさんの人がこの山を訪れる。しかし、年によって開花時期が微妙にずれ、花の命は短い。読みが外れて、行ってみたらすでに散って仕舞っていたということはよく聞く話だ。そこで5月15日(日)の時点でネット情報を収集。今年のシロヤシオの開花状況、天気予報等を勘案して、当初計画の26日(木)を急遽1週間前倒しして実施することにした。

 犬越路から檜洞丸へのルートは、今回、快晴の好天に恵まれて、富士山の大きな姿や新緑に輝く西丹沢の山なみを望みながら稜線を歩き、青空に映えてより美しい上品な白色と形のシロヤシオの花と次々と出会い、とても印象深いものであった。紫色のミツバツツジも競うように咲いていたのもまた良い。途中、鎖場や梯子が続く箇所があり、気を抜けない場面もあったが、上りルートに取ったことは、越えやすく、正解であったように思う。

 見渡すと檜洞丸山頂のシロヤシオ、ミツバツツジを開花はこれから。帰路のバスの関係もあり、長居はせずに、つつじ新道へと向かって行くと満開の見事なシロヤシオが登山道の脇に咲きこぼれている。感嘆の声をあげながら急こう配の尾根を降る。つつじ新道は最短の登山道だが単調だ。ゴーラ沢出合までひたすら降り、17時05分発のバスに間に合うことを確認して一安心。

 よくこの季節にこの山を訪ねているハイカーの話では、今年のシロヤシオは当たり年で、花付きが去年と比較して良いと言っていた。体力的にはハードなものであったが、良い年、良い時期、良い日に檜洞丸に来たものだとその幸運を喜びながら帰路に着いた。(佐藤邦弘)



犬越路

矢駄尾根の分岐地点

満開のミツバツツジ

青空に映えるシロヤシオ

檜洞丸山頂にて

檜洞丸山頂付近のバイケイソウ

檜洞丸~つつじ新道で望む富士山

咲き誇るシロヤシオ

熊笹ノ峰~檜洞丸で望む富士山



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20.奥秩父/乾徳山~道満山 

期 日:5月21日(土)日帰り 晴れ

参加者:L助廣弘子、SL神谷敏弘、竹田早苗、佐藤邦弘、峰尾欽二、杉江秀明、山口音子、服部健 計9名

コース:町田6:30=徳和駐車場8:35―乾徳山登山口9:00―錦晶水10:15―扇平10:20―国師ケ原10:25―乾徳山12:1222―国師ケ原13:5014:30―道満尾根15:10―道満山15:25―徳和16:15=三富笛吹の湯16:3017:30=町田19:50

費 用:貸し切りタクシー(高速料金込み)41000円 三富笛吹の湯 410

久しぶりに天気良好、安心して出発する。徳和についてみると、若者たちが大勢いる。山では最近年寄りばかりを見ているので珍しい現象だ。あとからあとから来る山ボーイ・山ガールに道を譲りながら、私たちはゆっくり歩く。新緑のなかにミツバツツジがまだ美しい。伸びやかな扇平へ出ると、乾徳山の山頂がそびえている。ズミの木が真っ白い花をいっぱいつけている。岩場がでてきてクサリ場では山口さんのアドバイスが心強い。山頂直下の迂回路を3人が行き、あとの6人はクサリ場を登る。20年前に初めてここを見たときは「まさか、ここを登る?!」と驚いたが、特に訓練を積んだわけでもないが長年いろいろ経験してきたおかげで、怖さよりは面白さが勝るようになっていた。山口さんに見守られて、全員無事山頂に這い上がる。下を見ると順番待ちの若者が群がっていた。山頂も人でいっぱい。記念写真を撮って早々に下山にかかる。岩稜を慎重に下って水のタルで昼食を、と思ったが、この先下山道が結構大変だと山本さんが言う。安心できるところまで下って昼食にしようと、そのまま下ったが、岩場を過ぎても急な滑りやすいえぐれた道が続き、結局、国師ケ原まで降りて高原ヒュッテのそばの白樺の木陰で昼食となった。すぐ後ろで、大きなシカが一頭悠々と草を食べていた。ここから「大平・道満尾根」の標識に従って緩やかな道を行く。砂利を敷いた広い道の両側にワラビがまだたくさん生えていた。振り返ると乾徳山がすっきりした姿を見せていたが、見えるはずの富士山は見えなかった。大平分岐を過ぎて道は美しい樹林の中を緩やかに登って「道満山」四等三角点に到着。

先着のカップルに記念写真を撮ってもらう。下りもえぐれた急な道で、慎重に歩いた。徳和集落のバス停近くでタクシーに乗り込み、「三富笛吹の湯」へ。石黒さんが「道の駅」で割引券をもらっておいてくれたので100円安く入浴できた。そのうえアルコール販売なしを知って、あらかじめ冷えたビール9本、つまみ2,3品買っておいてくれて、ありがたく頂戴、無事の下山を祝って乾杯しました。(助廣弘子)


乾徳山登山口

国師ヶ原より乾徳山

乾徳山山頂にて

ズミの花

ミツバツツジ

山頂直下のクサリ場

水ノタルより乾徳山を見る

ハルリンドウ

道満尾根

道満山にて

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21.奥秩父/甲武信岳~雁峠

期 日:5月27日(金)~29日(日)一泊二日  曇後晴、晴、晴

参加者:L安瀬はる江、SL宮島陽子、前田省吾、竹田早苗(27、28日)、黒澤寿子、峰尾欽二、山口音子、大貫文正、松本悦榮、計9名

コース:27日信濃川上駅10:25=(タクシー)=毛木平11:1020―休11:5512:05―ナメ滝(昼食)13:0525―休14:0510―千曲川水源地標14:4015:00―稜線15:2025―甲武信岳山頂15:4016:00―甲武信小屋16:20(泊)28日甲武信小屋5:35―木賊山5:506:00―笹平避難小屋6:557:05―西破風山7:508:00―東破風山8:2530―雁坂嶺9:2540―雁坂峠10:1030―水晶山(昼食)11:1035―古礼山12:0015―燕山13:05―雁峠13:3550―分水嶺14:0010-笠取小屋14:20(泊)29日笠取小屋5:30―ヤブ沢峠6:05―1743m6:2025-1760m7:3540―1692.1m8:2035―1513.1m9:3040―1530m10:1030-白沢峠10:4050―林道11:2030―白沢橋12:0045=(タクシー)宏池荘13:1014:10-塩山駅14:301508=八王子16:42  

費 用:ジャンボタクシー     (信濃川上駅~毛木平)10,000円/1台       (円川~宏池荘)5,490円/1台

宿泊代 甲武信小屋 7850円(新ハイ割引300円)、笠取小屋7000円、宏池荘(入浴代)400

27日 家を出る時は雨だった。ほどなくあがり、山中に至ってはパラパラ程度だった。千曲川源流遊歩道は評判通りの自然深いコースで、清流、苔、原生林に癒された。緩やかな勾配で危険箇所もなく、歩き易い。千曲川信濃川水源地には立派な標柱があり、厳粛な趣だった。源流の水を背負い、つづらの急登を頑張ると縦走路に飛び出した。一登りで水源地と同じ標柱の立つ甲武信岳山頂に到着した。狭い山頂は賑やかだった。しばし山座同定する。富士山と勘違いした浅間山も頭を出していた。名残惜しみながらも急下降を小屋に向った。

甲武信小屋に着くと、既に混雑していた。60名程の宿泊者ときく。テントも多かった。部屋は2階の奥の間で、某ツアー客と向かい合わせだった。半分空いていて、ゆっくりできた。打ち上げの途中で夕飯になった。お決まりのカレーだ。夕食後はビデオ放映とギターのミニコンサートがあった。そして20時消灯。

28日 4時に起床。既に外は明るく、雲は多いも晴れていた。窓越しに朝焼けが見えた。5時から朝食で、温かい茶碗蒸しが嬉しい。

今日は奥秩父主脈縦走路を雁峠まで辿る稜線漫歩のコースだ。手始めに木賊山山頂を目指しそろりと登る。縦走路は露岩帯もあるが、終始優しく、穏やかな道だ。高低差も緩やかで助かる。西破風山山頂への道が一番急登で、途中休憩を入れた。

コース中、笹原が多い。笹平避難小屋はログハウスで、広い笹原の鞍部にある。外にテーブルとイスがおかれ、中も板の間が広い。次は利用したい。古礼山山頂は聞きしに勝る景観で、ここにも笹原が広がっていた。眼下には広瀬湖、遠くに富士山を望み素晴らしい山水画だった。辺りの枯木が一層引き立てていた。雁坂峠、雁峠も笹原だ。

雁坂峠は、日本三大峠(他は針ノ木峠、塩見峠)の一つで日本最古の峠だという。歴史の重みを感じる。峠を見下ろす小突起で雰囲気を堪能する。至極の時だった。眼前には乾徳山、黒金山の山塊が広がっていた。

雁峠も雁坂峠と景観は似ていた。ここで分隊した。竹田さんが家庭の事情で下山された。希望者5名が笠取山へ、3名は笠取小屋を目指す。

縦走路の辺りはまだまだ柔らかな新緑で期待以上だった。大樹のハウチワカエデの緑に足が止まる。山腹の春紅葉はもこもこしていて元気が貰えた。自ずと笑みがこぼれる。燕山の前は思いもしなかったシャクナゲが咲いていた。北斜面が咲き始めたシャクナゲの奇麗な色で埋め尽くされていた。更に南下していくと鮮やかな赤紫のミツバツツジの群落があった。道中ではオサバグサ、イワカガミも何株か目についた。

 笠取小屋には薪ストーブが焚かれていた。離れを貸切だった。例年、5月第3日曜日はお祭りで、ワインや山菜料理が振舞われるという。そのお零れの日本酒を頂いて、2時間の宴会は盛り上がった。夕食は拳大のまんまるコロッケで手作りだった。今晩は充分すぎる空間で床に就く。

 29日 管理人の計らいで一晩中ストーブが焚かれていた。昨日と同じ時間に行動し始める。朝食は海苔、生卵、納豆だった。今日は陽射しがある。小屋の周りに集まる鹿に残飯を餌付けしていた。

 白沢峠までは林道歩きになる。25千の地形図をみると、市境界線上に三角点が3箇所ある。それを捜しながら境界線を歩くことにする。縦走路と違い背丈以上の笹だった。枯れていたが手強く、埃もままならない。小屋の西側から鹿道を辿ると尾根にでる。すぐに1802.3mの三等三角点があった。「用地境界目標」と書かれた白いポールとコンクリート杭を辿る。細い道が一本続いていた。時々道を外し、非力さにめげる。なんとか藪を避けようと道捜しに懸命だった。地図読みの練習に全員が現在地を把握して進む。次の1692.1mは四等三角点で、こんもりした小ピークにあった。林道が終始並行しているので安心だ。所々で交差しながら進む。最後の三角点1513.1mで手間取った。手前のピークをそれと思い込む。四方に別れて捜したが、見当たらない。文明の利器で確認すると次のピークだった。刈り払われた小広いピークの真ん中に三等三角点はあった。ほっとして大休止する。次の鞍部で昼食を摂る。白沢峠手前のピークを踏まずに、林道に下りた。回り込んで行くと白沢峠に至り、シンボルの廃車があった。

 白沢橋への登山道は細く気が抜けない難路だった。30分程で林道終点に着き、ほっとする。堰堤ができた為か渡渉を繰り返し国道140号に下り立った。タクシーを呼んで、塩山温泉宏池荘に向った。

3日間と長い山行でしたが、実り多く、愉しめました。山の上とは思えない沢山の差し入れをご馳走様でした。(安瀬はる江) 


笠取山遠望

三角点を探して

ナメ滝

源流歩道

千曲川信濃川水源地

甲武信岳山頂

一息ついて

雁坂峠

古礼山山頂

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22.奥秩父/竜喰山~大常木山~飛龍山

期 日:6月4日(土)~5日(日)一泊二日 晴・雨のち曇りのち晴

参加者:L助廣弘子、SL篠崎文雄、峰尾欽二、山口音子、松本悦栄、萩原克己、岡元美也子 計7名

コース:塩山駅9:3740=(タクシー)=三ノ瀬10:40―牛王院平12:40―将監峠13:10―将監小屋13:405:10―将監峠5:201883M 5:40―竜喰山6:1525―大常木山7:35―大ダル8:25―飛龍山9:3510:15―前飛龍11:20―熊倉山12:1525―サオラ峠12:5513:10―丹波14:10―バス停14:3015:40=(バス)=奥多摩駅16:3754

費 用:タクシー 10720円@3060円 将監小屋2食 7000円 バス 1010

当初矢澤さんがリーダー、吉田さんが別ルートで行って小屋で合流、2日目は9人で行動の予定だったが、吉田さんは個人山行とし、矢澤さんが急用で不参加となり、急きょ私がリーダーで7人で実施することになった。

初日は上天気。三ノ瀬からスタートする。濃い緑の中、やかましいセミの声に包まれて緩やかに登ってゆく。七ツ石尾根に入り、ヤマツツジの下で昼食。牛王院平めざして登山道を離れて笹原を登ってゆくと鹿よけネットに頭から突っ込んで抜けられなくなった若い鹿がいた。気の毒だが手は出せない。急いで脇を通り抜けた。稜線に出ると草原が広がって気持ちの良い風景だ。思い思いに広がってのんびり歩く。ズミの花の美しい広場に出ると、そこが将監峠だった。しばらく休憩して、眼下の草原を下るとすぐ将監小屋がある。きれいな水が勢いよく出ている水場に大きな花をつけたコンロンソウが咲いていた。時間はたっぷりあるので、談話室で飲み会。3時に吉田さんが元気に登場して、一緒に楽しい夕べを過ごした。夜半に激しい雨の音。

5時出発時には弱い雨になっていた。吉田さんは一般登山道を下って早く帰宅するとのこと。ついていきたそうな人がいたが、7人で予定通りのコースへ出発する。将監峠へ一気に上がると早くも息が上がって、昨日拾った大きい鹿のツノを、しょって行くのをあきらめて、峠の標識のもとに置いてきた。登山道を離れて東へ笹の中を1883Mのピークを目指す。かすかな踏み跡がある。登りつくと岩稜のピークで、そこから針葉樹に埋もれた尾根が竜喰山へ続いている。下っていく途中で将監小屋の青い屋根が思いがけず近くに見えて、そういえば昔竜喰山まで行ったときはもっと楽な道を小屋からたどったことを思い出した。県界尾根にこだわる以上やむを得ない。しばらく小笹の茂る気持ちの良い道を歩いて竜喰山に到着した。薄暗い山頂には4等三角点と山名板が二つあった。記念写真を撮って先へ進む。雨が上がり、雨具を脱いでほっとする。いつのまにか尾根は岩稜まじりで険しさを増し、よじ登ったり、巻いたり、忙しい。篠崎さんが身軽に様子を見に行ってくださって助けられた。1962Mの標高からここが大常木だろうと振り返ってみると、岩稜の上に古い木柱の根元があるのみで、山名板はなかった。岩稜の間をしばしば恐ろしいほど急に下ってゆくと巨木が美しい広々した場所に出て、そこが大ダルだった。飛龍権現まで一般登山道が伸びているが、あえて1847Mのピークを目指して笹の中を登る。楽そうな登山道を目に入れぬようにして、そのまま飛龍山への北西尾根にとりつくと、笹の中の登りがたちまち岩とコケと針葉樹林の中の急峻な登りとなり、やがてシャクナゲの花が一面に現れ、ちょうど満開の咲き具合だ。その美しさに疲れも忘れて登ってゆく。踏み跡はかすかで、右か左か巻くのか、相談しながら進む。遅れる人が出て、篠崎さんがついてくれて、女性陣が先行。ようやく2070M圏の北寄りに這い上がり、南へ少々進んで見覚えのある飛龍山の山頂に到着した。三条の湯から来たという女性2人がいた。男性陣を迎えてここでゆっくり昼食。昨年12月の時はみぞれが降り、今日も冷え冷えしている。鹿が56頭現れ、かなりそばまで来て、私たちの様子を首を伸ばして伺っている。登山者が食べ物をやったりしているのだろうか。鹿たちに見送られて帰路につく。昨年の忘年山行でたどった同じコースだが、今回は素晴らしいシャクナゲの花園で、何度も立ち止まって写真を撮った。飛龍権現の祠の中の温度計は8度だった。前飛龍の山名板があるところで休憩。ここまでくると登山者に何人も会う。柴犬にレインコートを着せて連れてきている人もいた。結構きびしい下りで気が抜けない。熊倉山がやけに遠く感じられた。サオラ峠からは岡元さんに先頭を歩いていただく。ゆっくりのつもりが、結構な速さで下山。丹波バス停で身支度して、隣の飲み屋で冷えた生ビールでゆっくり乾杯しました。(助廣弘子)



将監峠へ

将監峠にて

将監小屋へ

置いてきた鹿の角

竜喰山にて

境界尾根

ミツバツツジ

大ダワ

シャクナゲのヤブ

飛龍山山頂

鹿達に見送られて

花の中で

同じく花の中で

シャクナゲロード

サオラ峠にて


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 23.高尾/北高尾山稜~高尾山~極楽湯

期 日:6月10日(金) 日帰り 晴
参加者:L佐藤邦弘、SL大貫文正、前田省吾 助廣弘子 大関史郎 計5名


コース:JR高尾駅北口712―大下バス停730―小下沢野営場跡―81117―狐塚峠83945―杉の丸91622―黒ドッケ93340―大嵐山100103―三本松山101930―関場峠1045―堂所山111725―高尾・陣馬縦走路1130―景信山121555―小仏峠132530―小仏城山13531410―一丁平142631―もみじ平150008―高尾山151525―6号路―6号路出口1632―清滝駅1639―京王高尾山温泉 極楽湯1645

 雨天の予報のため6月9日(木)から10日(金)に順延しての実施となった。今回の山行目的は夏山に向けてのトレーニングと高尾山口駅そばに去年の秋オープンした話題の温泉に浸かること。北高尾山稜は八王子城山からつながり、小さなコブがたくさんあるのが特徴で、そこからスタートして高尾山となると、歩行9時間近くが見込まれる。そのため、入浴時間も考慮して小下沢野営場跡から取りつくことにして、コース計画の短縮を図った。

大下バス停で下車し、沢沿いの木下沢林道に進むと、空気は一変して冷たくなるのを感じる。小下沢野営場跡から北高尾山稜への登り口は新しそうな道標が立ち、迷うことなく稜線に出ると、そこは狐塚峠。尾根道は明瞭。おいしそうなクマイチゴ、モミジイチゴの果実に出くわし、口に入れたりしながら、杉の丸、黒ドッケ、大嵐山、三本松山と小さい峰を越え、関場峠に着く。前日の予報では気温が30度近くになるということで、日射しと暑さが気がかりだったが、雲も多いようで樹林の中は意外と涼しい。方向を南に変えながら踏ん張って登って行くと堂所山。平日のためか出会ったハイカーはわずか一人。北高尾山稜は予想以上に静かな雰囲気を醸していた。

 堂所山から高尾~陣馬の縦走路に降りて合流すると、歩きやすい道に変わり、ハイカーの姿が多くなって、人気の山域であることを印象づける。景信山の茶屋は本日休業。テーブルがたくさん並び富士山や丹沢、道志の山なみ、相模湖が望める場所で昼食休憩。生憎、富士の姿は雲隠れだ。次に向かう小仏城山が真正面に見える。

 小仏城山の茶屋は営業していて、二人が注文したかき氷はタワーのように高く盛られ、食べるのに一苦労。小仏城山を後にして高尾山に向かうと木道や木の階段がやたら現れ、歩きづらく、脚のダメージは大きい。心理的にも疲れが増すというものだ。歩く人が急増し、植生保護が目的で整備せざるを得ないのか。そんな中で一丁平にピンクのヤマボウシの花が心身を癒すように咲いていた。

 高尾山山頂はやはり人出が多い。若者の集団がゲームに興じて大声をだしている。外国人の姿も目につく。最近立ったのではないかと思われるドデカイ山頂標識を囲んで記念写真。いよいよ長丁場の本日の山行も沢沿いの6号路を降るのみ。途中で杉の木に白いものが付いていて、それはセッコクという花だと他の人から教えてもらう。杉の木は高く離れていて間近に見ることは無理だった。

 極楽湯は駅が間近の好立地。風呂の種類も多く、ヌルヌルとした湯触りは温泉らしい。平日ということもあって混雑することもなく、ゆっくりと浸かり、汗を流すことができた。靴箱や脱衣ロッカーは100円玉不要で、煩わしさがない。外国人客もチラホラ。お風呂は2階だが、必ず食事処を通るようなつくり。泡の浮かぶ冷えた飲み物で渇いた喉を潤し、本日の長い山行を締めくくった。(佐藤邦弘)


北高尾山稜縦走路

堂所山山頂

景信山山頂にて

景信山から相模湖

小仏城山の茶屋

高尾山山頂にて


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24.大菩薩/間ノ尾根~牛奥の雁ヶ腹摺山~雨ノ沢左岸尾根

期 日 : 6月18日(土)日帰り 晴れ

参加者 : L小磯登志子、SL助廣弘子、前田省吾、杉江秀明、大関史郎、山口音子、大貫文正、松本悦栄、山本正 計9名

コース : 甲斐大和駅=バス=」巡視路への降り口―木橋9:23196号鉄塔9:45(無名尾根)―日川林道10:5011:00―大平11:27―川胡桃沢の頭12:35~13:10-牛奥ノ雁ヶ腹摺山-13:4755―(雨ノ沢左岸尾根)―すずらん昆虫館前15:35=甲斐大和駅                                  バス代 : 片道 750

八王子発6:35松本行電車は始発の八王子ですでに座席が埋まってしまった。甲斐大和駅で下車する大菩薩方面のハイカーも多くて定時バスの前に臨時便が2台も出た。早く着いた6人が先発で乗車。巡視路の降り口で定時バス組と合流することにしたが、降り口を探すのに少々手間取ってしまった。

今回のルートだが、「新ハイ№690」で紹介していた間ノ尾根の破線ルートは日川を丸木で渡るとある。丸木橋は苦手な人もいるかな?と思いネットで検索したところ、少し上流から東電の巡視路に上がるための木橋があるようだ。そのルートは鉄塔を過ぎると1530mで破線ルートに合流していた。そこで今回は木橋から登ることにした。

赤い屋根のかつての日川小屋のところが降り口だ。日川に架かる木橋を渡ると巡視路が尾根に伸びている。ほどなく鉄塔が見えてきたのだがどうも標高が低すぎる。196号とあった。南側を見るとここより高い尾根に鉄塔が立っている。その尾根が目指していた尾根だと確信。196号鉄塔の立つこの尾根は1466mに続く尾根の一本北側だ。

しばし相談したが、鉄塔から先を見ると防火帯の明るい尾根が続いている。日川林道に出たら間ノ尾根に修正することにしてこの尾根を辿ることにした。しかし甘くはなかった。ルンルンの防火帯が終わると背丈を越える笹薮が待ち受けており、しかも足元には鹿フンに熊フン、新しい熊の足跡も現れたので賑やかに笛を鳴らしながら一本の踏み跡をひたすら追った。

1530m辺りでポンと一の平林道の末端に出た。明るい空を見てホッとしたのもつかの間、そこから日川林道までがまた酷い笹薮漕ぎだった。それでも予定していたタイムで日川林道に降り立つことができたのは皆の頑張りの結果である。

木陰で一休みし破線ルートに入る。残り標高差330m。藪は下部にあったのと比べれば大したことはなくテープもある。ただ尾根が広いところが多くて下りに使うのは難しいように思う。岩マークの辺りを過ぎると気持ちの良い草地が広がった。そこからすぐに登山道に出た。右に少し進むと川胡桃沢の頭である。陽ざしが強いので木陰で昼食タイム。

ここからは一般道で展望を楽しみながら牛奥の雁ヶ原摺山に向かう。小金沢連嶺を南下してくるパーティが思いのほか多かった。

さて下山の雨ノ沢左岸尾根だが、2016年版の昭文社では実線になっていた!歩き易い道で標識もたくさんあったので昆虫館までは余裕で下山した。

*帰宅後ネットを再検索したところ、巡視路ルートを紹介していた方は思い違いをしているようで、我々と同じルートを取っていた。(小磯登志子)


防火帯の尾根


大菩薩湖を望む

明るい小金沢連嶺

日川に架かる木橋

藪の切れた場所で休憩

日川林道に降り立つ

川胡桃沢ノ頭

牛奥ノ雁ケ腹摺山


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25.東北/焼石岳

期 日:6月24日(金)~25日(土)  曇時々雨、曇

参加者:L安瀬はる江、SL竹田早苗、峰尾欽二 計3名

コース:24日 東京7:56=(電車)=水沢江刺駅10:2225=(タクシー)=中沼登山口11:2040-中沼12:2530-つぶ沼コース分岐13:2535-銀明水避難小屋14:1025―姥石平分岐15:3040―焼石岳山頂16:0010―姥石平分岐16:3035-銀明水避難小屋17:30

25日 小屋7:20―つぶ沼コース分岐7:4050―石沼分岐8:4045-金山沢渡渉点9:3550-つぶ沼登山口10:40-つぶ沼園地キャンプ場10:4511:40―やけいし館13:0514:00=(バス)=水沢駅14:4015:10=(電車)=一ノ関15:3748=(電車)=東京18:24   

費 用:  電車 大人の休日クラブパス       15千円  

バス(ひめかゆスキー場~水沢駅)  810円

タクシー(水沢江刺駅~中沼登山口)  9320円/1台

やけいし館入浴代  500円 

 毎日変わる天気予報に思案していた。「雨でも行こう」の言葉に意を決して、21日(火)に計画を練り直した。24日は曇で25日が雨予報だった。少々無理もあるが、長日を生かして初日に山頂往復の計画にする。

24日 期待と不安を織り交ぜて、曇空の下、家を出る。中沼登山口に着くと霧雨だった。倉庫兼トイレの建屋があったので、そこで雨具を着けて出発した。雨はすぐ上り、中沼では陽射しもあり、咲き始めのあやめに感動する。ここからは花のオンパレードで、さながら天然の植物園のようだ。ゴーロの登山道は足元が悪く、沢状態だ。予断が許せず、ピッチも上がらない。つぶ沼分岐までは時間がかかった。木道は市松に刻まれ、安心して歩けた。

銀明水で取水する。避難小屋はすぐ上だった。先客があり、荷物がデボされていた。我々も荷物をわけて山頂へと向う。小屋の先には、大、中、小規模の雪渓が3箇所あった。アイゼンは携帯していたが、使用する程ではなかった。咲き競う花に元気も貰い少々ピッチをあげる。ガスで遠望がなく、無心で歩いていると呆気なく山頂に着いた。ガレの平頂で真ん中に山名柱が立っていた。その脇に一等三角点が寄り添っていた。風が強く、辺りはまっ白だった。記念撮影をして、早々に下山する。

登頂した安堵からゆっくり花を観賞する。中でもオノエラン、ムシトリスミレ、ヒナコザクラ、ミヤマタチツボスミレ、ウスユキソウ等、珍しい花に出遭えた。

小屋に着くとニンニクの香りが充満していた。カルボナーラを先客隊が作っていた。我々は定番のキムチ鍋をつつきながら、日本酒がすすんだ。

25日 9時まで雨予報だったが、7時頃には止んでいた。コースを決めかねていたが、予定通りのつぶ沼コースで下山する。分岐では間違いが多いという。立ち木に「つぶ沼コース」と書かれた大きな垂れ幕が下がっていた。泥濘やゴーロで手間取り、時間がかかった。金山沢の渡渉は川幅があり、水量も多く、場所選びに苦心した。このコースは樹林帯で花はなく淋しかったが、ブナ林が奇麗だった。

眼下に石沼を臨む所で、展望が開けた。天竺山、経塚山の稜線が垣間見えた。残雪のある景観は見応えがある。今回初めて山容が顔をだした。

そして、無事につぶ沼登山口に下りる。つぶ沼の畔、つぶ沼園地キャンプ場までいく。視界が開けほっとする。東屋で、身支度をして、行動食を摂り、長い車道歩きに備えた。車道は軽快に歩が進み、バスの時間まで一時間の入浴時間がとれた。弱アルカリ性の天然温泉で美肌の湯だった。汗と疲れを流し、家路についた。

 橋の崩落、天候と当初の計画から二転した計画になりました。梅雨時に降られずに登頂できて何よりでした。避難小屋も快適で楽しい時間でした。(安瀬はる江)


中沼をバックに

焼石岳山頂

イワカガミ

ヒナコザクラ

キムチ鍋

銀名水小屋先の雪渓

つぶ沼登山道のブナ林

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26.飯豊/杁差岳 

期 日:6月25日(土)~26日(日)一泊二日 天候 曇り・小雨のち晴れ

参加者:L岩田孝支、SL若松節子 計2名

コース:JR中条駅=(タクシー)=奥胎内ヒュッテ迄、奥胎内ヒュッテ(林道)1000-足ノ松尾根登山口104555-姫子の峰120015-大石山152530-杁差小屋1705着泊―600-杁差岳603-杁差小屋615-大石山71530-姫子の峰103040-足ノ峰尾根登山口113040-奥胎内ヒュッテ12301330=(シャトルバス・タクシー)中条駅1545

費 用:八王子=中条往復 JR 16700円(ジパング利用)                                タクシー13090円

今回の山行は3名と少なく、1名が天候が悪いとの事で前夜キャンセルした。

1日目は雨が降らず、大石山~風が強く、2日目に杁差岳に登頂した。カメラに収め、大石山迄の強風と小雨、大石山~下山は風無し、途中小雨止む、下山は木の根が滑るのでゆっくり慎重に予定時間で降りた。

奥胎内ヒュッテの臨時運行バス(1300)乗らずに林道を歩いた。

若松さんお世話に成りました。有難うございます。(岩田孝支)

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27.北ア/餓鬼岳~燕岳~大天井岳 

期 日:7月7日(木)~9日(土) 前夜発二泊三日 7日晴れ 8日晴れ 9日雨

参加者: L派田正、市川静子、山本正 計3名

コース:7日 信濃大町駅5:00=タクシー=5:20白沢登山口(993m5:25-紅葉の滝6:56-魚止の滝7:4050-ベンチ水場8:2540-大凪山(2079m)昼食11:1040-餓鬼岳小屋(2497m14:4015:23-餓鬼岳(2647m15:3055-餓鬼岳小屋16:00

8日 餓鬼岳小屋5:50-丸山新道・奇岩・標識7:10-東沢岳(2497m9:0040-東沢乗越(2253m10:4553(2725m)峰下方・残雪昼食12:3050-北燕岳稜線-燕岳(2762m14;2035-燕山荘(2704m14:50

9日 燕山荘6:08-合戦小屋(2489m)6:43-第3ベンチ7:2328燕岳登山口(1450m8:38-中房温泉入浴9:0030-中房温泉BT9:3540=乗合バス=10:35JR穂高駅11:21

 7日 白沢登山口から林道に入り、白沢を左に眺め、伐採地を右に見ながら進むと登山道の標識を見て行くと白沢の小さな流れを渡渉し右岸を行く。間もなく、手すりの無い簡易な板橋

を左岸へ、右岸にと繰り返し渡り進む。山道は狭く山側は崖、谷側も崖と大変厳しい状況。ゆっくりと高度を上げて行くと紅葉の滝を眺める。更に行き木立越しに魚止めの滝を眺め、行くと白沢の分岐点に着く。簡易な板橋を渡り梯子を登り、鉄梯子を下り簡易な板橋を渡る。左岸を更に行くと簡易な木橋が架かりベンチあり、最後の水場・ボトルに水を満たす。稜線・平場の山道をゆっくり行くと大凪山(2079m)の標柱を見る。昼食休憩。

木立越しに北方向を眺めると、見事な稜線、大きな山塊の爺ケ岳を楽しむ。稜線の山道をゆっくりと行くと百曲がり入口の標識を見る。急坂の小さな曲がりを行くと小さな広場を見る。更に少し行くと餓鬼岳小屋の高台に着く、眺望良し。南方向には、美しく端正な富士山を遠望。南アの甲斐駒ケ岳など、中央アの木曽駒ケ岳などを遠望。目前に見る餓鬼岳(2647m)へ登る。梅雨時ながら雲無く、頂上から360度展望良し、稜線くっきりと。北方向に剣岳・立山を眺め、南方向に槍ケ岳・穂高岳を眺望する。小屋で夕日の木漏れ日を浴びながら、食事を楽しむ。

8日 餓鬼岳小屋の高台から、早朝に360度を展望する。先ず、雲海の広がり、八ヶ岳の頂上部が見えるのみ。南方向の丸山新道・稜線の尖った奇岩の連続、北燕岳稜線の眺望はお見事。その奥に鎮座する槍ヶ岳はお山の大将。高台から稜線に沿って行くと、尖った奇岩に沿って歩き・足場を使い・木や鉄梯子を登り下りすると標識を見る。少し行くとオオシラビソの茂る山道となり下る。行くと左側に高い絶壁を見る。大きなザレバを渡り、稜線を行く、多くの尖った奇岩に沿って行くと東沢岳(2497m)に着く。山道を一気に下ると東沢乗越(2253m)の標柱を見る。山道をゆっくり登り返すとと稜線に出る。餓鬼岳方向の展望が良い。凹部左側に沿い急勾配を登ると2728m峰付近の残雪ケ所の下部に着く。休憩昼食。

少し行くと山道沿いにライチョウ1羽に出合う。パチリ1枚。回り込み行くと標識を見る。北燕岳稜線の山道沿いに張られたロープの外側にはコマクサ、可愛いピンクの花がいっぱい。奇岩を横に見て谷側に下ると高山植物の色とりどりの花が咲き乱れとても美しい。北燕岳頂上から見た燕岳・燕山荘の眺めも素晴らしい。燕岳の頂上はとても狭く寂しいが槍ヶ岳・北尾根の眺めは素晴らしい。眼がね岩・イルカ岩・コマクサなどを楽しみながら行くと燕山荘に着く。

 夕方の天気予報では、今晩から降雨、明日は終日悪天候とのこと。山荘曰く、燕山荘から大天井岳間の稜線は強い風雨と思われると言う。依って、このルートは中止し、中房温泉へ下山する。

9日 燕山荘をスタート。良く整備された山道を行く。広場に三角点を見て行くと合戦小屋に着く。

合戦小屋は開店前の時刻、名物のスイカが食べられなくて残念。山道は良く整備され歩き易く、一気に燕岳登山口に着く。多くの登山者が雨の中登っていた。東屋風の建屋で休み、中房温泉でのんびりと風呂を楽しむ。近くのバス停から乗合バスを利用しました。(派田正)

 ※交通費 タクシー代 JR信濃大町駅~白沢登山口  4,000

      乗合バス代 中房温泉BTJR穂高駅    1,700

宿泊費 民宿 七倉荘 JR信濃大町駅前 素泊り  4,800円 (近くにスーパー有り)

    餓鬼岳小屋 12食 9,500

    燕山荘    12食 9,800


白沢簡単な板橋

餓鬼岳頂上

槍ヶ岳・穂高岳の稜線

北燕岳稜線からの富士山

燕岳・燕山荘

燕岳頂上

 

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28.北ア/雲ノ平

期 日:7月23日(土)~26日(火)  晴、晴、曇一時雨、雨

参加者:L安瀬はる江、SL杉江秀明、山本 正 計3名

コース:23日富山駅6:30=(バス)=折立8:3050―太郎平小屋13:0030―薬師沢小屋16:05(泊)
24日薬師沢小屋5:05―アラスカ庭園7:3045祖母(ばば)岳8:5055-雲ノ平山荘9:1540祖父(じじ)岳・テン場分岐9:5510:05-高天原峠12:0515―高天原山荘13:0525―夢ノ平・竜晶池14:0515―高天ケ原温泉14:3015:30(一浴)-高天原山荘15:50(泊)
25日高天原山荘4:40―水晶池6:0015―岩苔乗越8:2035―黒部川水源地の標9:3550-三俣山荘10:3011:05―三俣峠11:5012:00-三俣蓮華岳12:1525―双六岳14:0005―双六小屋15:10(泊)
26日双六小屋5:05―弓折岳分岐6:2025―鏡平山荘7:00―秩父沢8:50-わさび平小屋10:2040―新穂高温泉11:3513:40(一浴)=(バス)=平湯温泉14:1030=(バス)=日野バス停18:38

費 用:  宿泊     薬師沢小屋 8200円(夕のみ) 高天原山荘 9200円(2食付)

双六山荘 9500円(2食付)  

バス      富山駅~折立 3350

新穂高ロープウエイ乗り場~平湯温泉 890

平湯温泉~日野バス停 5250

    中崎山荘入浴代  500円 

23日 梅雨明けもなく、不安定な天候が続いていた。2名のキャンセル者が出て、結果3名になる。今年は富山駅から折立行のバス発車時間が6:00から6:30に変わっていた。風邪を押して参加された方がいたのでゆっくり行く。昨年歩いたルートでペースは作り易かった。太郎平小屋までは昨年より時間がかかった。

あの広い草原に花が少なく淋しいと毎回思う。眺望は良く有峰湖、太郎山、薬師岳が見えていた。

太郎平小屋からのルートは登山者もまばらになる。湿原や沢を渡り木道もある平坦な道が多い。ニッコウキスゲが盛りで、鮮やかなオレンジに元気をもらった。沢には橋がかかり徒渉することはなかった。中俣と薬師沢小屋へは急な下りだった。

薬師沢小屋は薬師沢と黒部川の出合の険しい岩の上にあった。日々、傾斜度が変わると聞く。1階と2階にテラスがあり、川の上に迫出している。どこまでも透明で豪壮な渓流の眺めに寛いだ。蛇口からは美味しい水が豊富にでていた。部屋は6人部屋の個室だった。夕食メインは豚角煮。

24日 朝食は自炊する。小屋の前の吊橋は桟の幅が狭く、両端が空いていて、恐る恐る渡る。右岸の岩場を回り込んでいくと、大東新道を左に分ける。鼻が突く様な急登の始まりだ。樹林の中、花も少ない。大岩がゴロゴロして、手足を使い、ひたすら高度を稼いで行く。

急に傾斜が緩み、木道になる。いよいよ楽園の始まりだ。360度の展望で、ガスもなく、昨年登った高峰に囲まれた。槍ケ岳も遠望できた。シラビソ、溶岩、池塘、草原がバランス良く広がり、独特な景観だった。祖母(ばば)岳を往復する。チングルマが最盛で白い花の畝ができていた。雲の平山荘は昨年再建された。周りに相応しいメルヘン的な建物だった。山荘内は無垢材がふんだんに使われ、ぜひ泊まりたい気にさせられる。テント場の分岐まで行き、祖父(じい)岳を仰ぐ。振り返ると、どこまでも広大な雲ノ平が見渡せた。心が開かれた。

高天原峠までは時間がかかった。長い梯子もあり、急峻な下りがある。一ヶ所迷い易い所にはロープで誘導されていた。岩岳小谷を桟橋で渡り、池塘がある開けた草原にでると、高天原山荘の赤い屋根が見えた。ランプの宿だ。

温泉に荷物を置き、夢の平、竜晶池に行く。静かな佇まいで趣きがあった。からまつの湯は温泉沢沿いに美人の湯、男湯、露天とあった。乳白色のぬるめの湯で長湯ができる。自然に感謝する。山荘に戻り、ビールで乾杯。夕食メインはハムカツ。

25日 先頭を杉江さんにお願いする。今回一番長い登りの始まりだ。キヌガサソウが沢山咲いていた。花を追いかけながら行くと水晶池の分岐に着く。少し下がると水晶池があり、水晶岳を映していた。ワタスゲが1、2本あった。分岐に戻って朝食を摂る。クルマユリ、ハクサンフウロ、ハクサンボウフウ等が群生していた。予想外のお花畑が続き、感動する。緩やかに登り、途中岩苔小谷を渡渉する。上部で登山道が沢状になり、不明瞭になる。稜線に向かい50m位直登した。

岩苔乗越から黒部源流地点までの下りは長かった。三俣山荘でたっぷり休む。体調を整えて、山頂への登りに掛かる。先頭を安瀬に替わる。三俣蓮華岳山頂からガスがかかり、次第に霧雨になる。視界が閉ざされ、双六岳への道のりが長く閉口した。斜面には残雪が多く、ハクサンイチゲの群生が奇麗だった。下りにかかると、晴れてきた。目前に聳える樅沢岳を見ながら、双六山荘へは一気に降りた。

双六山荘は広かった。お湯やお茶がポットに用意され、自由に補給できる。乾燥室も広くボイラーが焚かれて、濡れた物がすぐに乾いた。夕食まで談話室でたっぷりと歓談する。夕食の頃は激しい雨だった。夕食メインはてんぷら。

26日 昨夕からの雨は小雨になっていた。4:30から朝食が始まった。今日はほとんど下山なので、ゆっくりと行く。花見平は小平原でお花が盛りだった。今回も鏡平池に写る槍ケ岳はなかった。小池新道は良く整備され歩き易いが、ゴーロも多く、随所に危険箇所もある。雨も手伝っているので、慎重に歩を進める。秩父沢の流れは爆音を立てていた。渡渉地点があったが、桟橋がある。雨の中、大勢の登山者と行き交った。左俣谷に架かる橋が見え、林道に出る。崖のツリガネニンジンに疲れがとんだ。わさび平小屋でコーヒーを飲み一服する。新穂高温泉には予定の時間に着いた。バス時間を確認して、近くの中崎山荘で一浴する。フロ(26)の日で300円サービスだった。湯上り後食堂で高山ラーメンとビールで打ち上げ。

ペース配分に気を遣いながらも、沢山の花と温泉を堪能できました。(安瀬はる江)


ニッコウキスゲ

薬師沢前の吊橋

アラスカ庭園

槍ヶ岳遠望

広大な雲の平満喫

祖母岳のチングルマ

雲の平山荘

高天原峠への下り

水晶池

衣笠草

岩苔小谷登山道のお花畑

雨の弓折岳分岐

カラマツ美人の湯

カラマツ美人の湯外観

双六岳




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29.東北/朝日連峰縦走

期 日:8月12日(金)~15日(月) 前夜発三泊四日 3日間とも快晴

参加者:L松宮俊彦、SL矢澤孝二、杉江秀明、岩田孝支、岡元美也子 計5名

コース:

8月11日(木)新宿バスタ21:55発 夕陽号

8月12日(金)鶴岡エスモール5:20~7:50=(バス)=朝日庁舎8:20~25=(落合乗合タクシー)=泡滝ダム登山口9:15~9:30―大鳥小屋(タキタロウ山荘)12:55(泊)

8月12日(金)鶴岡エスモール5:20~7:50=(バス)=朝日庁舎8:20~25=(落合乗合タクシー)=泡滝ダム登山口9:15~9:30―大鳥小屋(タキタロウ山荘)12:55(泊

8月13日(土)大鳥小屋530―オツボ峰―以東岳92545―狐穴小屋11551225―寒江山13451400-竜門小屋1510(泊)

8月14日(日)竜門小屋5:30―西朝日岳7:00~05―大朝日小屋8:45-大朝日岳9:00~9:15―朝日小屋9:30~35―銀玉水10:00~05-小朝日岳11:05~35―鳥原山12:50~13:00―鳥原小屋13:30~40-登山口入口16:20-朝日鉱泉ナチュラリストの家16:50(泊)

8月15日(月)朝日鉱泉ナチュラリストの家­730=(マイクロバス)=左沢830=山形74048=東京

811

l  新装のバスタ新宿から夜行バス。一人新宿で間に合わなかったが、バスが東京、秋葉原と廻っている間に電車で上野に行き、上野から乗車し事無きを得た。

l  明朝4時半頃の起床時、窓から北方に鳥海山が望め、朝日が昇り始めていた。

812

l  鶴岡エスモールはバスの発着地で付近にコンビニもあり必要な物を買足した。

l  泡滝ダムのからは、東北らしい木立の中を、沢沿いの緩い登りを登っていく。12時前に、岩苔の間から清水が流れ落ちている箇所でゆっくり昼食。そこから大鳥小屋へは少し登りとなったが1時間足らずで着いた。

l  大鳥小屋は、約100人収容。今日は泊り客が少なく、1階の30人程度のスペースを我々だけで使えることになった。

l  今回は、事前に経験者と小屋の管理人のコメントを聞き、私を含めシュラフを持たずシュラフカバーだけにした人が多かった。ところが夜寒くて、各自ダウンを着たりカッパを着たりした。ところが翌朝起きてみて、窓が開いていたことに遅まきながら気が付いた(失敗)。なお、翌日の竜門小屋は2階で人も多く、シュラフカバーだけでちっとも寒くなかった。ちなみに両小屋とも、原則貸出をしないが有料だが毛布は用意してあるようだ。

813

l  大鳥池に、湖面の8割程度を占めて映る前方の山の影が、朝日を浴びて輝いている部分と浴びないで黒っぽいところの濃淡がついており、なかなか印象的だった。

l  以東岳には、オツボ峰コースを取った。初めから急登が続くが、1時間ほど休まず登ると、右側に以東岳や以東小屋が望める場所に出た。そこからは、広い尾根をゆっくり以東岳に向かう。途中から紫色のマツムシソウとリンドウの群落が続く。以東岳の手前で、左側に朝日連峰の長い尾根が見えてきた。また、右手の下に大鳥池が望めた。

l  以東岳の頂上は、各方面からの人でにぎわっていた。登山道を真っ直ぐ進むと以東小屋(建設中)に下るが、左手に見えている長大な尾根に向かい山名柱の所を左に曲がる。前回の支部山行では、ガスの中でここを直進したようだ。

l  以東岳から竜門小屋までは、まさに朝日連峰の中心部で連綿とうねっている尾根を行く。ガスっていた大朝日岳もくっきり顔を出してきた。山頂は、辺りのたおやかでゆったりした曲線のうねりの尾根とは印象が違い、尖ってスックと立っているのが特徴的だ。道の両側にはマツムシソウに加えハクサンイチゲ、ヒメリンドウ、キリンソウなどの花々が続く。遠方左には月山、右前方には飯豊連峰も望める。ただ、強い日差しを受けながらの歩行なので水が欠か

せない。

l  狐穴小屋の水場は、冷たい水が飲み放題だったのでこれは有り難かった。昼食は、冷たい水が食欲の増進を図ってくれた。皆さん1リットルくらいは飲んだのでは。それからは、北寒江山と寒江山を登り、竜門小屋に着いた。

l  竜門小屋は約30人の収容人数だが、我々とは逆経路の大朝日からの縦走の人々、日蔭沢から登ってくる人々も含めて、ほぼ満員の状態だったが寝場所の確保は問題なかった。叉水も豊富だしトイレも完備されているので快適。夏だけ管理人がいるが、8月後半までとのこと。

l  夜中に外に出たところ、天の川の両側にペルセウス座流星群の流星を30分で10個位見ることができた。

814

l   まず西朝日岳への登り。朝露の中を快調に登る。西朝日岳の三角点は少し尾根を西に行ったところにあるらしいが、今は道跡もわずかなのでパス。西朝日岳の手前で少しの間ガスったのがそれもすぐ晴れ、その後は快調に大朝日小屋まで。周りの花々は、ハクサンフウロ、タカネツメクサ、ハクサントリカブト等も出てくる。

l  大朝日小屋から大朝日岳頂上までは約10分のピストン。頂上からは、北方は昨日から歩いてきたうねった尾根の一部が、東方はこれから行く小朝日岳の岩っぽい姿が、南方は平岩山への尾根道が眼下に、それぞれ望める。

l  大朝日岳から大朝日小屋に戻り、途中銀玉水で冷たい水を飲み、小朝日岳へ。途中行交う人に聞くと、この道は古寺鉱泉からのピストンに使う人が多いようだ。小朝日岳の登りは、傾斜は急だが特に危ない箇所はない。こちらから見ると、大朝日岳の頂上は尖塔ではなく丸まった形に見える。

l  その後は一気に長い下りが続き、歩き飽きた頃鳥原山展望台に着いた。鳥原小屋はそこからまだ1kmほど先で、途中に三角点があった。鳥原小屋には朝日連峰全体を司る霊山朝日岳神社が祀られており、毎年開山式がここで行われるとのこと。

l  鳥原山からの下りは長かった。特に一気に沢まで下った後、緩いが長い登りが続くのが精神的に参る。その後は急な下りとなるが、参宮道でもあるせいかよく整備されていて歩きやすかった。登山道に出たところで弘法の水を飲み、一路朝日鉱泉へ。

l  朝日鉱泉ナチュラリストの家は、素敵な家と応対だった。風呂でゆっくり3日分の汗を流した。オーナーの西澤さんは「ブナの森通信」というご本を出されていて、話も好きな方のようだった。夕食の食卓は、15名。我々5名以外は、単独行で大鳥池からずっと前後を歩き挨拶しながら歩いてきた相模原在住の同世代の男性、それ以外の9名は全員NHKBSの百名山の撮影クルーだった。今日から数日かけて撮影し、放映は11月の予定とのこと。TVの画面に誰が出るのかと聞いたら、私の後ろの席の小柄な地味な女性がその役とのことだった。

815

l  朝日鉱泉ナチュラリストの家は、尾根を合間から大朝日岳が真正面に見える。オーナーによれば、夏に3~4日も続いて大朝日岳が見えることは本当にまれだとのこと。改めて、我々は天候に恵まれたことを胸にかみしめた。

l  7時半、今夏最後のマイクロバス朝便で左沢駅へ。

その他

l  事前予約が必要なのは、夜行バスと宿以外に、落合タクシー(泡滝ダムまで0235-53-2121)、朝日鉱泉からのマイクロバス(朝日鉱泉ナチュラリストの家へ予約090-7664-5880)。どちらも予約客で定員一杯だった。大鳥小屋と竜門小屋は特に予約は受付ていなかった。

l  今回は各自食料用意で、コンロ・コッヘルは4セットだった。簡単な食料なら3セットで各自ボンベ2個持っていけば十分だと思う。

l  今回初めてハイドレーションを使ったが、炎天下の長い歩行時の水分補給には有効だった。

l  費用:夜行バス7540円、バス770円、落合タクシー3000円、大鳥小屋1500円、竜門小屋1500円、朝日鉱泉ナチュラリストの家8000円、マイクロバス3000円、左沢~東京間JR運賃約11000

(松宮俊彦)


タキタロウ山荘

ヘビの抜け殻

以東岳山頂付近から望む大鳥池

マツムシソウ

マツムシソウの群落と行く手の尾根

以東岳山頂

以東岳付近

大朝日岳を望む

狐穴小屋に向かって

竜門小屋

西朝日岳から以東岳方面

大朝日岳山頂

大朝日岳山頂より

小朝日岳山頂から大朝日岳を望む

鳥原小屋にある霊山朝日岳神社

朝日鉱泉ナチュラリストの家

朝日鉱泉からの大朝日岳




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30.北ア/白馬岳

期 日;8月19日(木)~21日(日)前夜発二泊三日  曇り時々晴れのち小雨 晴れ 晴れ

参加者;L萩原克己、SL長谷千秋、派田正、山口音子、松本悦栄、岡元美也子、杉江秀明、本山まり子、近藤由美子、益田武良(武蔵野支部) 計10名

コース;19日 栂池自然園740-天狗原856-白馬乗鞍岳1010-白馬大池山荘10401120(昼食)-船越の頭1206-小蓮華山1302-三国境13501400‐白馬岳山頂1446-白馬山荘1458

     20日 白馬山荘545-小旭岳738-清水平815-清水岳820-清水平840-清水岳820-清水平840-不帰岳避難小屋11171147(昼食)-下山口1538-祖母谷温泉1611

費 用;毎日アルペン号+白馬山荘 16600円 祖母谷温泉 9500円 槻平-宇奈月1710円 宇奈月温泉-新黒部570円 黒部宇奈月温泉-東京11340円(新幹線)

19日 薄曇りの中、栂池自然園から歩きはじめる。白馬乗鞍岳前の雪渓はなかった。

白馬大池で昼食。去年7月末に来たときははくさんこざくらが咲いていたのに、もうこの時期になると花は見当たらない。

小蓮華山に向かう稜線は風が強く寒かったが登るにつれて暑くなる。

やがて、色々な花が出迎えてくれた。あずまぎく、うさぎぎく、いぶきじゃこうそう。

白馬岳山頂では小雨に降られる。が、そのおかげで、ガスの中、ライチョウとご対面。

20日 本日は長丁場。朝一番に食べるために430から食堂室の前に並んだ。わがグループが先頭である。

旭岳の花畑は素晴らしいとのことだが、終わっていた。

今日は昨日とうってかわって天気がすこぶる良い。剣岳、立山、槍が岳を眺めながらの歩きとなった。だが、この天気により後々体力を奪われることになる。

清水平の手前に見事なマツムシソウの群落があった。

清水平に到着、中々見つからなかった三角点を藪の中で見つけた。清水岳山頂は展望なし

清水尾根の花畑は健在。いぶきとらのお、マツムシソウのコラボは彩がよい。カライトソウ、しもつけのピンク、トリカブトの紫、歩いていて楽しくなってくる

しかし、楽しかったのはここまで。不帰避難小屋までが長かった。ここで昼。

避難小屋から中々高度が下がらず、また、沢を渡ったり、狭い道をトラバースしたり、倒木を乗り越えたりで、気を遣う。

いよいよ百貫の大下りから高度が下がっていくが、疲労のピークは最高潮。最後の下山口へはロープで下る。

舗装道路が出てきたときは安心した。祖母谷温泉に着いたら、宿のご主人が冷たい麦茶をサービスしてくれた。どんな高級な飲み物よりおいしかった。

追記1 初めての熱中症

途中、頭がぼーとしてきた。そういえば朝から尿意がない。汗もたくさん出ている。梅干し、飴をもらい、休みを多く取ってもらった。

一度熱中症になると、少しの休憩では治らない。熱中症にならないように準備するべきだった。

追記2 けが

初日、Mさんが岩があるところで転倒して額を切り、大出血。白馬大池山荘のあるところまで歩き(この気力がすごかった)、水の出るところで傷口を洗い流した。

ほどなく止血。山荘の方が消毒をしてくださった。改めて思う山荘のありがたさであった。(近藤由美子)


乗鞍岳頂上

白馬大池

小蓮華山頂上

白馬山頂を見る

白馬山荘前

剣岳・立山の稜線

不帰岳避難小屋


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31.秩父/栗山~大ドッケ~七跳山

期 日 : 9月3日(土)日帰り 曇

参加者:L小磯登志子、SL岡元美也子、助廣弘子、佐藤邦弘、山口音子、松本悦榮、横川芳江、中村和江 計8名

コース : 西武秩父駅8:15=タクシー=尾根取付き8:4050―栗山9:4450―大ドッケ11:30451395m(昼食)12:1840―大平山13:30-大クビレ13:43-七跳山14:1324―一杯水避難小屋15:4352―(横スズ尾根)―東日原17:40=奥多摩駅

8月下旬から台風11号・9号・10号と相次いで発生・上陸し大きな被害をもたらした。その後の天気も不安定で

予報も夕方から雨となっていたが、七跳山に上がってしまえば後は一般道なので大丈夫と判断し決行。

予報はいい方に外れてときおり陽が差し暑いくらいだった。

栗山は昭文社地図では丸山と表記されている。浦山大橋からネイチャーランド方面の林道に入り、8号鉄塔のポールが立つ階段から取付いた。一気に汗が噴き出る急登続きだ。きのこに目がない女性陣はイグチやムラサキシメジの収穫をしながら1時間弱で栗山に着いた。

1000m辺りに大きな岩があり山の神が祀られていた。そこからしばらくはちょっとした岩場が続き、両側が切れ落ちていて尾根も狭く慎重に通過した。地図に岩場記号はない。

バラモ尾根分岐にはテープ等はなかった。見上げるような直登をひと頑張りすると大ドッケの頂上だ。雪が付いていなくてもやはり狭かった。ここまで2時間40分かかっている。

大ドッケから先は踏み跡もはっきりして歩き易くなる。のびやかな尾根にブナの大木が元気に育っている様子を見るとなんだか嬉しくなる。1460m辺りの南側を見ると林道が目に入った。天目山林道が延びているのだろうか。大平山近辺にはツツジの木がとても多かった。

大クビレは広々してヘリポートにもなりそう。そこから登り返して2つピークを越すとようやく七跳山だ。展望はない。予定より30分遅れなので18時台の最終バスも視野に入れて出発。

アップダウンの少ない長沢背稜は本当に気持ち良いコース。ハナド岩も立ち寄ってみた。一杯水避難小屋の外壁に「スズメバチの巣有り」の注意書きがあった。

最後のご褒美は横スズ尾根の見事なタマゴタケ!来月の新人歓迎山行のキノコ汁に出ますのでお楽しみに。(小磯登志子)


岩場通過中

大ドッケ頂上

大クビレ


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32.中ア/将棊頭山 

期 日:9月16日(金)~18日(土)前夜発一泊二日

参加者:L池田憲一、SL安瀬はる江、峰尾欽二、堤理恵子、山口音子、中村和江、計6名

コース:   16日曇り 八王子駅=電車=塩尻駅―中村屋(泊)

17日曇り 塩尻駅6:51=電車=薮原駅7:20=タクシー=権兵衛峠登山口7:45-8::00-絆のカラマツ8:45-8:50-ヤセ尾根稜線17509:10-9:20-南沢山(烏帽子)の肩9:50P1897 10:25-10:30P1940 11:05-11:13-馬返し12:00-12:30-大樽小屋13:00-13:10-六合目13:5514:05-胸突ノ頭15:00-15:10-西駒山荘15:45-16:25将棊頭山16:45-17:00-西駒山荘17:10(泊)

18日 雨 西駒山荘6:30-胸突ノ頭6:45―大樽小屋8:15-8:30―馬返し9:00-横山分岐9:10-ブドウの泉10:05-桂小場登山口10:23-11:00=タクシー=みはらしの湯11:35-13:20=タクシー=伊那市駅13:4514:11=岡谷駅14:57-15:05スーパーあずさ22号=八王子駅16:49 

費 用:ジャンボタクシー代 薮原~権兵衛峠10040円、桂小場登山口~みはらしの湯7640

                みはらしの湯~伊那市駅4100

宿泊代 中村屋(素泊)約4100円、西駒山荘(2食付)8500円、みはらしの湯入浴代500

16日 台風が先島諸島にあって天候が危惧されたが、まだしばらくは持ちそうな予報なので、計画通り実施することになった。各自のスケジュールで塩尻駅近くの中村屋に集結した。
権兵衛峠から西駒山荘へのルートは山と高原のS 62年版には登山路が記載されているが、2016年版には尾根の境界線しか記載されていない。H27年の2万5千分1地形図も同じ状況である。インターネット等で調べるとヤブはあるが道はあるらしい。しかし、なぜ最近の25千分1地形図で消されているのか事情が良く分からないので万一のビバーグも覚悟して出かけた。

17日 朝、塩尻駅集合、薮原駅から予約してあったタクシーで権兵衛峠へ向かう。権兵衛峠へは、舗装の行きとどいた国道361号線を権兵衛トンネル手前でV字右ターンして権兵衛街道に入る。権兵衛街道は、道幅は狭いが舗装されている。途中、権兵衛峠への直登口があったが少し通り過ぎて広場のある峠の北側広場(トイレあり)で下車する。ここから尾根伝いに10分ほど行くと権兵衛峠がある。権兵衛峠は石碑が多数建っており、かつての賑わいを感じる静かな峠で、今もジャンボカラマツ等の散策ルートになっている。
峠からも、綺麗な林の気持の良い道が続く。 途中、登山路を右に100mほど入ったところに地元では有名な絆のカラマツ(ジャンボカラマツ)があるので観察して行った。樹の周りを一周すると、2本のカラマツが融合して大木になっており、絆のカラマツの由来がわかった。ジャンボカラマツからは少しササヤブの道になる。所々腰くらいのササがあるが、明瞭な踏跡をたどってP1654を越して、南沢山(烏帽子P1894)から東に張り出した尾根の稜線に予定時間どおりに着いたことをGPSで確認した。ここからは広い尾根をトラバース気味に南向きの尾根に乗換えなければならないので、もし踏跡がなくヤブが深いと、一番の難所になると危惧していた。しかし、はっきりした踏み跡が続き、ヤブも腰程度であり、ピークに続く斜面を右に見ながら緩い登りで南向きのヤセ尾に難なく乗れた。これでこのルートは大丈夫と安心した。ここからも稜線上の踏み跡を問題なく辿り、ほぼ旧地図のコースタイムで馬返しに到着した。しかし、馬返しの手前のP1927P1916の間のピークは2万5千分1地形図上では東側を巻く道が一部記載されているが、実際の踏み跡はピーク越しについていた。馬返しの近辺は、桂小場、横山、白川林道のルートが交差しているところである。しかし、この時点では、桂小場にエスケープルートをとって下山するとは思っていなかった。

権兵衛峠から馬返しまでは約4時間の歩程であったが、高度は400mしか上げていない。目的の西駒山荘までは、更に750m以上登らなければならない。ここからは体力勝負になると、少し長めの休憩をとって出発した。30分ほどで大樽小屋に到着した、この小屋は無人だが良く管理されておりシュラフ&マットを持参すれば快適に泊れる。胸突八丁から傾斜がきつくなり疲労が増してきたが、皆頑張って、稜線となる胸突ノ頭にほぼ予定通りに到着し、急な登りは終わりとホッとする。稜線上の道をゆっくり行き西駒山荘に1545到着。荷物を置いて将棊頭山を往復してくる。西駒山荘は最近建て替えられた綺麗な建物で床材等は下界の旅館よりも良い材料を使用している。木曽駒ガ岳一体は全て同じか知れないが、山荘は環境に配慮しており、各人の食器のふき取り等、作法は厳しい、またトイレは1回毎に回収パック使用だが、臭いがなくむしろ快適である。

夜になると急速に天候が悪化し風もでてきた、夜の天気予報は、明日は大雨で、明後日も回復の見込みがないとの事だった。山荘の説明では明日は雨風が強くなり、稜線上はとても歩けないだろうとの事であったので、最短で安全な桂小場ルートで下山することにした。

18日 一番組で朝食を済まし、安瀬さんが下山口である桂小場11時でタクシーを予約し下山開始した。西駒山荘から胸突ノ頭までの稜線は強風が吹いていたが樹林帯に入ると治まった。しかし、雨は徐々に強くなってきた。登ってきた馬返しの分岐を右に、桂小場ルートに入った。このルートはつづら折りの連続する歩きやすい道だった。木曽の美しい林の中を下っていく。雨で喜んだのか登山路で6匹位ヒキガエル見かけた。また途中の水場(ブドウの泉)の水は美味だった。桂木場の駐車場の休憩所で荷物を整理し終わる頃にタクシーが到着した。安瀬さんがスマホで探してくれた “みはらしの湯”に立ち寄り、雨で濡れた体をリフレッシュしてから、伊那市/岡谷駅経由で帰路に着いた。(池田憲一)


権兵衛峠

ジャンボカラマツを背に

馬返しの祠

大樽小屋

津島神社(洞窟)

胸突きの頭

西駒山荘


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33.北信/戸隠山・黒姫山

期 日:9月24日(土)~25日(日)一泊二日 曇り、晴れ

参加者:L上野進、SL矢沢孝二、杉江秀明、山本正、安瀬はる江 計5名

コース:24日 黒姫駅900=(タクシー)=林道ゲート91015―登山口920―シナノ木9551400m地点110005―日ノ出石1110―六合目113035―昼休11551215―八合目ヒカリゴケ1230―九合目あおとど帯131015―黒姫山134050―新道分岐153035―(大橋林道)―登山口1625―戸隠キャンプ場16451703=(バス)=中社1710―横倉旅館(泊)1720

25日 宿550=奥社参道入口555600―奥社63035―五十間長屋73035―百間長屋740―蟻の戸渡り830―八方睨90010―戸隠山92025―昼休9501010―九頭竜山1030― 一不動避難小屋113045―戸隠牧場13301423=(バス)=中社1430

費用:JR新宿~長野6,590円×2、長野~黒姫640円、バス戸隠キャンプ場~中社370円、~長野1,450円、タクシー320円、宿7,776円、日帰り温泉600円 合計24,3400

◆昨年雨で中止した山行のリベンジ。今年こその意気込みであったが、9月は異常に台風が発生し毎週のように日本に来る。今週も金曜日まで雨予報なので、危険な岩場のある戸隠山を2日目に変更した。その関係で山本さんと安瀬さんが1日目から参加した。

924日 黒姫駅から予約してあったタクシーで、表登山道の林道終点まで行ってもらうつもりであったが、御鹿山のかなり手前に林道ゲートがあり、そこで下された。正規の登山道の数百メーター先であった。登山道まで戻り、登り始めると35分でシナノ木に到着。ここまでタクシーで入るつもりであった。その先から傾斜がきつくなり始め、1200m付近の七曲、そして日ノ出石と急登が続く。その後も急登の連続で、こんなきつい山とは思わなかった。八合目ヒカリゴケの表示の前から各所でヒカリゴケが見られた。急登を上り詰め2000mで尾根に乗りしばらくで山頂に到達した。ここは外輪山で溶岩ドームの御巣鷹山(小黒姫山)が見えるはずであるが、残念ながら白い霧の中で、眺望は全く無かった。下りは戸隠キャンプ場のバスの時間があるので、新道分岐から古池コースを止め大橋林道を降りた。戸隠キャンプ場へは余裕で到着した。バスを中社で降り歩いて横倉旅館に行く。横倉旅館は宿坊、国民宿舎、YHを兼ねた宿で茅葺屋根の門や母屋が良い風情である。宿の皆さんはとても親切で部屋も小奇麗で感じ良かった。女性一人に割増なしで、小部屋を用意して頂いた。明日の早朝も奥社参道入口まで送って頂けるとのこと、助かる。

925日 今日はいよいよ戸隠の蟻の戸渡りだ。夜中に目を覚ますと満天の星で希望が膨らむ。おにぎり弁当を食べてから車で奥社参道入口まで送ってもらう。気持ちのいい杉並木を歩き急な階段を上ると奥社に着く。安全祈願をしてから登り始める。今日は久々の天気で日曜日であるため、登山者が多い。当然若い人も大勢いる。急な登りの連続の中、木の間越しに戸隠の岩峰が見える。五十間長屋、続いて百閒長屋を過ぎると、いよいよクサリ場が現れた。かなり長いクサリ場が、次々と続く。ガイド山行のグループはハーネスを着け完全装備だが、クサリを登るのにかなり時間がかかり、渋滞状態が続く。岩登り用の靴を履いた若い女性と中年の男性が勢い良く我々の後ろに迫ってきた。先に通せと言わんばかりに感じ、「あまり煽らないで」と言うと不服そうに「別に煽っていないよ」との答え。結局蟻の戸渡りまでは先を譲らなかった。やっとの思いで蟻の戸渡りに着く。数人がたむろしており、ガイド山行のグループがロープを張る準備をしている。蟻の戸渡りは30m程だが、幅50cm程で両側が1020m程切れ落ちており、凄い高度感だ。ここで若い2人に先に行ってもらう。なんと立ったまま蟻の戸渡りの中間までササッと行った。さすが!我々はロープを張る前に行かしてもらう。とても立って歩くのは不可能なので、四つん這いで出来るだけ下を見ないようにして、じりじり進む。何とかナイフリッジを渡り切り、皆が渡って来るのを写真に収める。矢沢さんだけは一部立って歩いていた。さすが支部のホープ!全員無事に渡り切り、八方睨で一息つく。寿命が縮む思いだった。他の登山者も全員が安堵の表情だ。ここは極めて眺望が良く、飯綱山、四阿山、浅間山(山頂は雲に隠れていた)が良く見える。戸隠西岳の鋸状の尾根も見える。とても行けそうに無いと感じた。北側には高妻山が堂々と聳えている。戸隠山山頂に向かい歩き始めると、蟻の戸渡りが横から良く見える。ロープが張られていたが、張られる前に通過して良かったと感じた。山頂は10分ほど行った所で高妻山をバックに写真を撮ってもらう。後は東側の崖を注意しながら、一不動避難小屋に着く。戸隠牧場までの下りは連日の雨の影響で、登山道が沢状態になっていた。無事に戸隠牧場に着きバスの時間までソフトクリームを食べたりドロ汚れを洗ったりしてゆっくり過ごす。矢沢さんは夜用事があるので、バスで長野駅に向かい、後の4人は中社で降り宿に預けた荷物を取り、歩いて戸隠神告げ温泉に向かった。湯上り後そばとビールで乾杯。食堂のおばさんにバス停までタクシーを頼むと、マイタケ天ぷらを追加注文すれば、送ってくれるとのこと。ありがたくお言葉に甘えた。(上野 進) 



奥社参道入口

戸隠山岩壁

蟻の戸渡り前の岩場

蟻の戸渡り前の岩場

蟻の戸渡り(1)

蟻の戸渡り(2)

蟻の戸渡り(3)

蟻の戸渡り全景

戸隠山山頂

高妻山

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34.八ヶ岳/ツルネ東稜~三ツ頭

期 日 : 10月1日(土)~2日() 曇り、曇り

参加者 : L小磯登志子、SL松本悦榮、山口音子、岡元美也子 計4名

コース :1日目:清里駅12:08=タクシー=美し森駐車場12:15―出合小屋14:45

2日目:出合小屋5:55―ツルネ東稜取り付き6:16-ツルネ南峰8:2040-権現岳9:4050―三ツ頭10:4250―前三ツ頭11:19―(題目尾根)―八ヶ岳横断歩道13:00~天の河原13:5514:10―天女山駐車場14:20=タクシ―=甲斐大泉駅

費 用 : タクシー/清里駅~美し森1070円、天女山駐車場~甲斐大泉駅2150

1日:秋雨前線が居座って毎週末雨模様が続いている。毎日天気予報とにらめっこしていたが、どうにか曇り予報に変わったので決行。小淵沢駅でメンバー全員が合流し、清里駅からタクシーで美し森駐車場に向かう。

川俣林道に入るとすぐにゲートがある。ダートの林道歩きを40分ほどで分岐があり、「出合小屋」のプレートの方向に進む。次の分岐もプレートがあった。左の林道に進むと地獄谷の沢音が近づいてきてやがて林道の終点である。上流には巨大な堰堤がそびえ立っていた。

ひと息入れようとザックを下ろすべく地面や岩を見ると、なにやら56cmの虫があちこちに蠢いているではないか!ものすごい数だ。ヤスデの仲間と思われる。なるべく見ないようにしながら渡渉と堰堤越えを繰り返してどんどん進む。

雨続きの為か水量は平水より10cm位増えていて渡渉点の岩は水面下になっている。十数回の渡渉を繰り返すと少しばかり開けた右岸にこじんまりとした青い屋根の出合小屋が現れた。今日は貸切だろうと思っていたら3人パーティが焚火をしていた。やはりツルネ東稜に行くとのこと。煙突掃除をしてストーブを点けてくれたので夜は暖かく過ごせた。

2日:さて心配していた雨だが明け方にザーッと降り出した。トタン屋根だから大きな音がして皆ごそごそ目覚めた様子。「増水したら沢の下降はできないから雨でも稜線に出るしかないな、ツルネの取り付きまでの徒渉は何回位あるのかな・・・」シュラフの中であれこれ考えながら朝を待つ。その後も降ったりやんだりしていが、出発の頃には止んでくれた。沢の濁りや増水もないようだ。予定通り出発する。

赤岳沢、権現沢と枝沢を分け上権現沢を渡るとツルネ東稜の末端でプレートも下がっていた。ツルネ東稜は上権現沢と地獄谷本谷に挟まれた尾根である。笹のかぶった取り付きは急登だったがその後は踏み跡もありヤブの少ない尾根である。2250m前後は痩せた岩稜帯だった。シャクナゲやハイマツがうるさくかぶるようになるとやがてツルネ南峰に飛び出る。ガスで何も見えない。風もあるのですぐに権現岳に向かい鞍部で休む。

権現岳、三ツ頭とピークを越え前三ツ頭に着く頃にはガスの切れ間から富士山や編笠岳が見えだした。紅葉もだいぶ進んでいるようだ。題目尾根の分岐は2180m辺り。天女山に降りる一般道がカクンと曲がる地点を直進すると踏み跡が延びていた。分岐にエフはなかった。

風に乗って流れるガスの切れ切れにこれから下る広い尾根の題目尾根が見え隠れする。カラマツの黄葉も始まっている。踏み跡は概ね尾根の右側に付いていた。行者が歩いたという古道の痕跡を幾つか確認しながら八ヶ岳横断歩道に出ればあとは整備された道が天の河原まで導いてくれる。(小磯登志子)


地獄谷の堰堤群

慎重に渡渉

出合小屋の朝

ツルネ東陵上部の様子

ザレた題目尾根

古道の面影を残すルート

雲海と富士山


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35.東北/安達太良山

期 日:10月14日(金)~15日(土)一泊二日  晴、晴

参加者:L安瀬はる江、SL大関史郎、小原紀子、前田省吾、木村真知子、宮澤恵子、本山まり子、竹田早苗、峰尾欽二、服部 健、中村和江、平本由美子、足立明子(お試し)計13名 

コース:14日 町田駅6:30=(バス)=奥岳登山口12:0515=ロープウエイ=山頂駅12:2030―表登山口分岐13:1015―乳首山14:0020―峰の辻14:55―くろがね小屋15:35(泊)

15日 小屋6:35―峰の辻7:1520―馬の背7:40―鉄山山頂8:1525ー笹平分岐8:55―箕輪山9:2535-鞍部10:5011:00-鬼面山11:15―野地温泉(一浴)12:0013:30

(バス)=町田駅19:05

費 用:  宿泊 くろがね小屋 6320円 ロープウエイ 1000円 入浴代 800

貸切バス(乗務員昼食代、宿泊代・高速代含む) 158330

14日 宿泊の山行が初めての方が多く、ぜひ晴れて高山の魅力を存分に味わって欲しいと願っていた。長居していた秋雨前線も南下したので安定した晴になった。

圏央道に入るまで時間がかかった。忘れ物の回収で折り返すハプニングもあった。奥岳登山口到着が12時過ぎになるので、車内で昼食を摂り、ロープウエイを利用することに決めた。広い駐車場は車で埋まっていた。ロープウエイも乙なもので木々の移ろいと眺めを楽しめた。

歩き始めると次々と来る下山者と行き交う為、立ち止ることが多かった。五葉平では視界が広がり、奇麗に染まった山肌が目に飛び込んできた。低木の紅葉で点描的な配色だった。最盛期手前の紅葉だった。ペースの違いが出てきたので、自己申告で2班に分隊した。

乳首山からの展望は雄大だった。東は二本松市街が、西はきらきらした猪苗代湖の隣に磐梯山が聳え、南は和尚山が錦を纏っていた。そして、北は足下に鉛色の沼の平が広がり、鉄山の奥には吾妻連山が望めた。満足して短い鎖場を慎重に下り、牛の背を進んだ。まじかに見る沼の平の異様さに歩が止まる。安達太良山の印象が変わる場所だった。

くろがね小屋まではゴーロで気が抜けなかった。紅葉の中、群生するススキの穂が西日に輝いていた。温泉臭がして、小屋の屋根が見えたところで安心する。待望の源泉掛け流し温泉は、桧の長方形の浴槽で、適度な広さで、山の温泉にはぴったりの雰囲気であった。夕食までの宴は大勢で話が弾んだ。飛び入りの手品も披露された。あっぱれでした。夕食は伝統のカレーで大きな人参がゴロゴロしていたが、味わい深かった。就寝前にもう一度温泉に浸かりほかほかで布団にもぐる。

15日 昨日より更に上天気。朝食は2回目の6時からだった。温泉卵が美味しかった。小原さん、木村さんは後発で、奥岳登山口に下山してから、貸切バスで野馳温泉に向う。

 小屋から馬の背分岐まで登り返す。ザレた馬の背の下りは手間取った。稜線は風もなく漫歩できた。進むにつれ変化していくパノラマは稜線上の醍醐味だ。西側に秋元湖、小野川湖が近づき大きくなってきた。飯豊連山もうっすら見えていた。鉄山の三角点は登山道より南に戻ったところにあり、四等三角点だった。吾妻小富士の裾野がすっきりと奇麗に見えてくる。

箕輪山山頂で休憩。下からの登山者が多くなってくる。ここからの下りは、道は狭く、深く抉れ、粘土質で滑る為難儀した。北斜面で乾くことはないのだろう。左右の笹に掴まり、確保していく。ここでも行き交う場所に迷う。紅葉の木々の中を集中して歩いていたので、味わう余裕もなかった。休憩場所がないので、鞍部まで下りて、登山道の脇で休んだ。鬼面山に少し登ると広く見晴らしがよさそうだが、そこまで登る元気がなかった。

温泉への気持ちが強く、鬼面山山頂は通過した。ここの下りは歩き易く、時間が稼げた。振り返って見た鬼面山は陽射しを受けて紅葉の色が冴えていた。

野地温泉ホテル裏側はぶな林で黄葉が始まっていた。空気が奇麗だ。植生なのか辺りとの違和感を覚えた。12時丁度に野地温泉ホテルに到着する。13時半まで自由行動で入浴、食事をして出発する。帰りは順調だった。途中、暮れ行く空に富士山を捜した。

移動時間が長く、じっくり山と向き合えず、残念な面がありました。初めての方、お久しぶりの方、皆様の協力的な歩行で予定通り消化できました。「ほんとうの空」を一見でき、奇麗な紅葉の山を眺めながら温泉に浸かり、大勢のお仲間と歓談でき、実り多い山行でした。(安瀬はる江)



紅に染まる山肌

紅葉に感動して一休み

安達太良山山頂

クレーターのような沼の平

鉄山を望む

くろがね小屋の前で

馬の背の前で偶然集合

吾妻山系をバックに鬼面山

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36.北上山地・白神山地・奥羽山脈北部/七時雨山・安家森・田代岳・藤里駒ケ岳

期 日:10月17日()~19日(水) 前夜発二泊三日 曇り、晴れ後曇り、快晴

参加者 :L吉田和興 SL杉江秀明、派田正、飯嶋光江、黒澤寿子 計5名

コース:10/17(月) 弘前8:05=レンタカー=七時雨山荘登山口10:20―七時雨北峰11:50―南峰12:00―北峰12:1528―登山口13:40=袖山安家森登山口15:30―安家森16:0010―登山口16:30奥中山高原センターハウス17:30(泊)

10/18(火) 宿7:25=大広手登山口11:304合目12:2540―田代岳13:4514:00―往路を戻る―登山口15:50=五色湖ロッジ16:20(泊)

10/19(水) ロッジ6:40―黒石沢登山口9:00―田苗代湿原コース―藤里駒ケ岳10:2049―新コース―登山口12:07=釣瓶落峠=百沢温泉(一浴)=弘前16:10

費 用:奥中山高原センターハウス8,224円、五色湖ロッジ2,100円(寝具、風呂、食堂、台所用品完備)

・七時雨山、時雨ならず、霧中(夢中)に錦の廻廊を歩む如く。安家森に急ぐ、途次、道路消失迂回、車程二時間弱、日没間近、遠別山を略す。何れも前庭に牧野あり、長閑。秋色盛。

・田代岳、未舗装林道八粁余難有、車程半時要。山頂に木造の社殿鎮座す、風雪にて崩壊寸前。直下の田代、即ち天上の楽園「神の田」とも云う。120余の池塘有と聞く、美景。

・藤里駒、白神山地の一角。快晴、橅の木漏れ日に錦の衣を着る。四囲の山々緑絶無、全山燃ゆ。頂上眺望、岩木、八甲田、白神、森吉、大平の山々、男鹿半島、遠く鳥海を認める。絶佳。(吉田和興) 

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37.大月市/百蔵山(新入会員歓迎旅行)    

期 日:10月22日(土) 日帰り 曇り

参加者:L佐藤邦弘、SL神谷敏裕、小原紀子、榎本美智子、前田省吾、安瀬はる江、黒澤正弘、宮島陽子、助廣弘子、上野進、竹田早苗、峰尾欽二、大関史郎、山口音子、松本悦榮、萩原克己、神谷友子、山本正、若松節子、山崎洋子、◎服部健、◎中村和江、◎平本由美子  計23名 ※◎印は新入会員

コース:JR猿橋駅83038―猿橋90010―隧道(中央高速)915―雇用促進住宅猿橋宿舎932―大月総合グラウンド939ー百蔵山東ルート登山口100005―コタラ山分岐1114―百蔵山山頂11181340(キノコ汁づくりと昼食1時間17分・ロープ講習1時間05分)―葛野分岐1353―展望地1405―西ルート登山口1435―百蔵山登山口バス停1453JR猿橋駅1520

 新しく加入された方の歓迎と交流が目的の新入会員歓迎山行は今年で3年目。今年はアンケート結果を参考に、中央線沿線の山で駅から歩くことも可能で計画しやすい、山梨百名山の一つで大月市が選定した秀麗富嶽十二景の一つでもある百蔵山にした。

 スタートとなる猿橋駅前で新入会員の3人をはじめとして参加者全員の自己紹介、支部長挨拶と続き、往路に立ち寄り場所となる日本三大奇矯の一つという桂川に架かる猿橋に向かう。線路沿いの道を歩き、その季節にはアジサイの花がきれいだという猿橋公園を通り、猿橋に到着。短時間ながら風情のある猿橋の上に立って、桂川の渓谷美や東側に架かる水路橋などを眺める。ここの紅葉は見事らしいが、まだこれからだ。

 猿橋からすぐのところに「百蔵登山道 出世大神宮」という案内板。そこの道を進んで行くと、鳥居があり、その背後には石段が続いていた。「出世」には全く無縁だからというわけではないが、この神社はカット。心月寺寄りの道から中央高速の隧道を抜け、昭文社の地図には記されていない山道に進入。緩やかな道は人気のない雇用促進住宅猿橋宿舎の前に飛び出た。ここからまた舗装道だ。

 大月総合グランドの脇を通り、道標に従って急坂を上って行く。左側の西ルート登山口への入口を見送る。さらに急坂は続き、百蔵浄水場が現れる。その少し裏に廻ったところが東ルート登山口。予定タイムより30分早い到着。一息入れる。

 キノコ汁をつくるための食材等を持った者を先にして出発。ジグザグに付けられた何の変哲もない単調な道をひたすら登る。やがて急登となり、ロープが出現。約10分間、ロープが張られた滑りやすくきつい急斜面が続き、あえぐ。我慢のしどころだ。コタラ山の分岐に出たら山頂は間近。山頂にはすでに20人程度のハイカーが腰をおろしていた。残念ながら富士山の姿はない。

 適当なスペースを見つけてザックをおろし、食材等を早速取り出す。手際よくコンロや鍋がセットされ、いつのまにか食べやすく切られたキノコ類がどっさりと大鍋に投げ込まれる。そして一挙にゴマ油で軽く炒めると、香ばしい匂いが漂う。今回は効率化のため鍋三つを使用。各自持参のお湯を使い、分担して用意したキノコ類のほか、差し入れの天然のキノコ類やさつま揚げなども加え、味噌味のキノコ汁が大量に仕立てあげられた。今年もまた女性陣の活躍が目立つ。新入会員のみなさんに温かくておいしいキノコ汁が振る舞われ、みんなでおかわりして楽しんだ。

 集合写真を山頂の標識を囲んで撮影後、ロープ等の安全講習に移行。場所はほんの少し移動し、立木のあるところで、宮島さん、黒澤正弘さん、山口さんによる安全確保のためのロープやスリングの使い方等の指導を受ける。スリングでつくる簡易ハーネス、立木にロープをかけて急斜面を登り降りする場合のロープの使用法や注意点。ロープを結ぶ場合などに使う8の字結びやカラビナの活用法。保温効果のあるエマージェンシーシート、ツエルトの紹介。足がつった場合の対処法や岩場での注意等、極めて実践的で有益な講習はまたたく間に終了の時間となった。

 下山路とした西ルートは登路の東ルートに比べて広く歩きやすい道に変化し、絶好の展望地もあり、好ましい雰囲気のなかを降る。水場らしきところを通過するとすぐに西ルート登山口。民家が並ぶ舗装道を降って行くと、往路の道に合流。百蔵山登山口バス停には予定より1時間超も早い。予想外のこの時刻にバス便はなく、猿橋駅まで歩き、山行はそこで解散とした。

 第二部の懇親会はJR八王子駅近くの居酒屋において、17時前から始まる。引き続き新入会員の方3名の出席を得て、都合18名。乾杯、そして改めて新入会員の方から自己紹介。入会の経緯などをお聞きし、その後は料理とお酒を口にしながらの和やかな交流で盛り上がり、約2時間経過後の19時前にお開きとなった。

 大勢の方のご参加とご協力を頂き、全スケジュールを滞りなく終えることができました。所期の目的も十分達成されたものと思います。皆様、ありがとうございました。

 ※不運なことにCさんがこの山行でマダニに咬まれ、翌日医院で処置を受けるということが起きました。マダニは日本全国に分布しているそうです。マダニが媒介する感染症に罹った場合、大変な事態に至ることがありますので、その知識と対策が必要のようです。(佐藤邦弘) 


特徴的な作りの猿橋

猿橋東側の水路橋

桂川の渓谷を見下ろす

完成間近のキノコ汁

出来上がったキノコ汁

百蔵山山頂にて

真剣なロープ講習

真剣なロープ講習

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38.船形連邦・奥羽山脈中部/黒伏山、大東岳、七ツ森、笹倉山 

期 日:10月24日()~26日(水) 二泊三日、曇り、晴れ、晴れ

参加者:L吉田和興、SL長谷千秋、黒澤寿子 計3名

コース:10/24() 仙台8:04=レンタカー=黒伏高原登山口10:03―黒伏山12:03―白森山12:3655―銭山13:30-福禄山14:031,095m峰14:26-登山口15:45=笹谷温泉一乃湯16:50

10/25() 二口温泉登山口5:455合目7:107合目7:45―大東岳8:3550―樋沢出合10:25―登山口12:55=秋保温泉一太郎の湯14:3515:50=くろかわ旅館17:00

10/26(水) 笹倉山登山口P6:05―笹倉山6:50―登山口7:20=滝運動公園P7:40―たがら森8:20―遂倉(とがくら)山8:55―鎌倉山9:3045―蜂倉山10:45―大倉山11:30―撫倉(なでくら)山12:1530―松倉山13:1540―信楽寺跡P14:15=タクシー=滝運動公園P14:30=富谷ゆったり苑(一浴)=仙台駅18:00 

費 用:笹谷温泉一乃湯8,000円、くろかわ旅館4,500円(2食付)、タクシー(信楽寺=滝運動公園)1,730

・黒伏山は黒伏高原の登山口を起点に、谷を囲み周回する様に稜線が連なっており面白い。黒伏、大東岳共に、南壁の紅葉を目指しこの時期としたが、麓は青い。麓が染まる晩秋の方が、より楽しめそうだ。

・七ツ森には、たがら森に文殊菩薩を、他の六山と、七ツ森から少し離れた笹倉山に薬師如来を祀る。この七つの薬師を一日で踏破する事を「七薬師掛け」と称し、願掛けに歩かれる。たがら森は文殊菩薩なので薬師掛けからは外れる。八山満願なるが、低山とは言え累計標高差は1,400mを越え、見かけによらず急峻な山が多く、特に蜂倉山と撫倉山はロープが連続する難山でした。紅葉を目指すなら11月中旬。

・初日の黒伏周回と3日目は多少厳しいと覚悟したが、足並が揃い意外と早く歩けた。(吉田和興)

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39.丹沢/焼山~黍殻山~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳 

期 日  : 10月29日(土)~30日()一泊二日 1日目:曇りのち小雨 2日目:曇り

参加者 :  L神谷敏裕、SL山本正、山口音子、大貫文正、峰尾欽二、佐藤邦弘、神谷友子 計7名

コース  : 1日目:橋本駅北口6:20=(バス)=三ケ木バス停=(バス)=焼山登山口7:30―焼山9:45
黍殻山11:0012:15姫次12:5014:35蛭ヶ岳―14:40蛭ヶ岳山荘()

2日目:蛭ヶ岳山荘6:40―棚沢の頭―8:40丹沢山9:0010:20塔ノ岳11:00―金冷シ―堀山
14:10大倉14:38=(バス)=渋沢駅

費 用  : 橋本駅北口~焼山登山口 \760、 大倉~渋沢駅北口 \210

10月29日 初リーダーに、いきなり試練が待っていた。JR町田駅に着くと横浜線が事故で動いていない! バスに間に合わないかとドキドキしたが何とか全員ギリギリに間に合った。焼山登山口でバスを下車。支度をしていると、地元の人からヤマヒルに注意するよう脅かされる。山道に入ると、すぐに脅かしでないことがわかる。焼山付近まで、足元にヤマヒルが次々と襲いかかる。ヤマヒルを払いのけながら山道を進む。焼山を過ぎるとヤマヒルは減り、1200mくらいから黄色に色づいた木々が増える。黍殻山避難小屋あたりからは、快適に紅葉の道を行く。姫次で昼食。すぐそこに蛭ヶ岳が見えるはずだが、霧で遠方は何も見えず。気温が下がり、雲息も怪しくなってきた。姫次からは、赤や黄色に紅葉した木々が、霧の中に幻想的に視界に入る。地蔵平を過ぎて徐々に高度を上げ始めると雨が降り出した。最後の階段の手前で雨支度。小雨の中、みんな無言で最後の急階段を登る。蛭ヶ岳山頂には14:35に到着。ほぼ予定通りのコースタイム。

蛭ヶ岳山荘の宿泊客は20人弱。夕食はカレーと聞いていたが、予想に反しておでんがでた。副菜も食べ放題で、思っていたより普通の食事だった。夜になっても雨は続いていたが、夕食が終わってまったりしていると、宿の主人が「夜景が見える」との声。皆が一斉にデッキに出てみると、一瞬ではあるが遠く都心のイルミネーションが、すぐそこに輝いて見えた。

10月30日 翌朝は朝から霧。蛭ヶ岳山頂からは、昨日同様何も見えなかった。6:40山小屋を出発。霧の中を下りていく。暫く進むと2ヶ所の鎖場。昨晩の雨で濡れており慎重に登る。登りきると軽いアップダウンが続く。前日午後の雨で所々ぬかるみがあるが、休憩をはさみながら順調に進む。丹沢山の手前が、また長い階段となるが全員順調にあがる。丹沢山頂も霧の中。頂上付近はマユミなど、赤い実をつけた木が目立つ。少し寒いがメンバーが入れてくださったコーヒーで温まる。丹沢山を過ぎても霧は晴れず。遠方は全く見えない状態で塔ノ岳へ。遠方は見えないが、所々に咲くリンドウに癒される。塔ノ岳山頂も霧で周りは全く見えず。あまり天気がよくないため、通常より山頂で休憩している人はまばら。少し早いが、ここで昼食とした。霧が晴れてくる様子はないため、早々に出発。ここからは大倉まで長い下り。地面はかなり濡れているため、滑らないように慎重に下る。途中、花立、小草平など4か所で休憩。高度が下がるにつれて霧も切れてきた。2日目もほぼ予定通りのコースタイムで14:10に大倉に下山。大倉からはバスで渋沢へ。男性は駅近くの居酒屋で無事の下山を祝った。

不慣れなリーダーを皆で支えてくださり、無事踏破できたことを感謝します。(神谷敏裕) 


蛭ヶ岳山頂

蛭ヶ岳山荘からの夜景

蛭ヶ岳小屋を出発

丹沢山山頂

塔ヶ岳山頂
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 40.安倍奥/安倍峠~十枚山

期 日 : 10月29日(土)~30日(日)一泊二日  曇り

参加者 : L小磯登志子、SL岡元美也子、松本悦栄 計3名

コース : 29/静岡駅8:48=<バス>=梅ヶ島温泉10:3950―八紘嶺登山口12:00―安倍峠13:05―バラの段13:47―ワサビ沢の頭14:33―大笹の頭15:20―テン場15:37()

30/テン場6:00―大光山7:00―刈安峠7:40―十枚山9:2541―十枚峠10:24―下十枚山10:3311:00―地蔵峠14:2030―細島峠13:05―有東木15:0533=<バス>=静岡駅

費 用 : 静岡駅~梅ヶ島温泉駅1650円、有東木~静岡駅1200

29日:横浜線鴨居駅の事故による遅れに少々焦ったが予定の新幹線に乗車できた。静岡駅前は曇り空。2時間弱バスに揺られて着いた梅ヶ島温泉はひっそりとしていた。稜線はガスに隠れている。バス停前の旅館のご主人がトイレをどうぞと声をかけて下さった。しばし山の情報をお聞きする。

植林帯の急登にひと汗かくと八紘嶺登山口に着く。4~5台の車。車道を少し歩くと旧安倍峠入口の案内板がある。サカサ川沿いの緩やかな流れを右に左に渡りながら20分ほど登ると「静岡市水源地」の看板あり。ここが源流だ。きれいな水が湧き出している。水を補給したザックが肩にずっしりとくるが、たどり着いた旧安倍峠の雰囲気は素晴らしい。オオイタヤメイゲツと大きなブナが気持ちよく育ち色づいていた。

安倍峠からバラの段、ワサビ沢の頭まではロープが張られた急峻な痩せ尾根が続く。ザックが重いのでバランスを崩さないよう慎重に歩く。ワサビ沢の頭を過ぎると尾根はがぜん広がり、色とりどりの落ち葉に覆われた道は遊歩道と見まがうほど。

大笹の頭を過ぎたあたりからガスも濃くなり小雨も降りだしたのでテン場を探しながら行くとブナ林に恰好の場所があったので荷を下ろしテント設営。冷え込みもなく快適な一夜。

30日:夜半は断続的な土砂降りだったが、朝方には雨も上がり6時に出発。ガスが濃いので展望は無し。1時間で大光山に到着。小さなアップダウンを繰り返すと開けた山頂の十枚山だ。

  時折り薄日が射すこともあったがガスはなかなか取れないので紅葉を愛でながら進む。地蔵峠には屋根付きの石垣に囲われたお地蔵さんが鎮座。大切に守られている様子に心温まる。

  予定では地蔵峠から下山だったが仏谷山の先にある細島峠まで歩を進める。バス時間を考えてここから有東木に下ることにした。急で浮石の多いガラガラ道を慎重に下る。ワサビ田を過ぎ林道に降り立つとどっと疲れが出た。さらにバス停までの車道歩きが待っていた。

次回は青笹から真富士山、竜爪山と安倍東稜を繋げたい。()小磯登志子 


旧安倍峠入口

サカサ川源流の湧水で水補給

旧安倍峠

バラの段手前のロープ箇所

稜線漫歩を楽しめた

お世話になったテン場を出発

大光山

十枚山

葵高原の車道に到着

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41.丹沢/手沢右岸尾根~大室山

期 日 :11月9日(水)日帰り 晴れ

参加者 : L小磯登志子、SL本山まり子、前田省吾、峰尾欽二、大貫文正、服部健 計6名

コース : 新松田駅8:25=<バス>=西丹沢自然教室9:3540―手沢橋10:07101055m 11:30―稜線<昼食>13:2040―大室山分岐13:5714:10―犬越路15:0815―西丹沢自然教室16:4517:05=新松田駅

丹沢の峰々はガスがかかり天気の回復が遅れているようだが青空を信じて山に向かう。西丹沢自然教室で下車したのは私達だけだった。駐車車両は10台ほど。雨上がりの林道を手沢橋まで歩く。

手沢右岸尾根の末端は岩混じりの急な崖だった。稜線の登山道まで標高差900m。3時間を目途に登り始める。木や根っこを掴みながらの登りだ。750mでようやく傾斜が緩み、明るく開けた1055mのピークでひと息入れる。紅葉の木々を見上げると雲ひとつない青空が広がっていた。澄んだ晩秋の空気に包まれた尾根はなんとも気持ちの良いもの。

1055mピークから真北に500mの登りが待っている。昨夜の降雪で冬姿になった富士山を見ながらひたすら汗を流すと鹿柵が出てきた。どうやら登山道に出たようだ。風のない日溜まりで昼食。

ここから先は一般道だが、足釣りの方も出たりでバス時刻まであまり余裕がない。昼食は20分とし希望のあった大室山往復もカットさせて頂き犬越路に向かう。下山はコースタイム内で歩けたので17:05のバスに間に合うことができた。一本前のバスに乗ってもう少し余裕を持った山行にすべきだったと反省している。(小磯登志子)



登り始めはいつもの急登

余裕で丹沢の秋を満喫しているMさん

痩せ尾根は慎重に

ハッとする美しさの富士山

葉を落とした稜線は冬支度

犬越路への分岐で集合写真

誰にも会わない静かな山道

 

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42.秩父/釜の沢五峰~般若山

期 日:11月12日(土)日帰り  晴れ

参加者:L助廣弘子、SL矢澤孝二、竹田早苗、佐藤邦弘、鎌田文子、大関史郎、山口音子、大貫文正、神谷敏裕 計9名

コース:町田駅6:30=(タクシー)=釜の沢キャンプ場9:45―うさぎ岩10:00―竜神山10:57―金精神社11:20―天文台11:2455―釜の沢五峰分岐12:05―モミの巨木12:10―鉄塔30312:33565M圏12:38―五ノ峰・四ノ峰12:44―三ノ峰13:14―三ノ峰(二ノ峰?)13:02―一ノ峰13:25―長若山荘14:00―般若山分岐14:18―鉄塔65514:50―奥の院16:10―法性寺山門16:30=(タクシー)=町田駅19:30

晩秋の寒い日が続いたが、今日は久しぶりに晴れて暖かくなるとの予報。嬉しそうな面々が早々とそろって貸切タクシーで出発する。登山口から濡れた落ち葉のつもる苔むした石段を急に上がる。一枚岩のうさぎ岩にはしっかり手すりがついていた。コースはおおむね急な斜面で、無理やりよじ登る私を後ろから「こっちに道がついているよ」と呼び止める声あり、しばしば修正しながら進んだ。竜神山の手前の送電鉄塔は伐採と補修工事中で、痛々しいようなコースになっていた。竜神山のピークはごく狭い。やがて金精神社が見えて県道に降り立つ。ここが文殊峠で、その先に民宿長若山荘の主が経営している小さな天文台があった。解放されている扉から入ると、両神山や武甲山など秩父の山の展望が素晴らしい。ここで日を浴びながら昼食。
山道へ戻り、分岐からいよいよ釜の沢五峰へ向かう。しばらくは林間の小道を緩やかに下る。開けた岩盤のピークに三角形の石塔があり、四ノ峰と書いてあるのを見て、知らぬ間に五ノ峰を通り過ぎてしまったことに驚いた。尾根は下っているが、クサリ場は登りについており、山口さんの指示を受けて、全員無事よじ登って、三ノ峰へ。矢澤さんはいつものようにクサリに頼らずスイスイと登った。しばし紅葉の山々の眺めを楽しむ。次に伐採されたピークへたどり着くと、そこにも三ノ峰の石塔があり、展望台になっている。二ノ峰はどこだったのか? 一ノ峰は小さい石塔が大きな岩盤の上に立っていた。
あっけなく一ノ峰に達したが、そこから長若山荘へ下るには、尾根を乗り越えなければならず、わかりにくくて林の中を右往左往してしまった。苔がついて滑る橋を渡って長若山荘へ。般若山への取り付きを探してしばらく県道を歩いたが、もう一度釜の沢五峰登山口へ戻って分岐を見つけ、そこからのスタートとなった。午後の急なのぼりがこたえる。途中、紅葉をまとう巨大な亀のような岩山を見た。尾根に出て送電鉄塔の下を通る。そこから急に下って沢筋を行く。「奥ノ院へ」の道標を見て進んでいたはずが、鉄塔655号を越えてまっすぐ進んでいるうち、いつの間にか道がなくなり、またしても右往左往。
矢澤さんが様子を見に戻って、鉄塔655号まで戻れとの指示あり、戻ってみると、見落としていた赤テープが右手への急な下りを指示していた。ここを下ると、大日如来の大岩、お舟観音の立つ痩せ尾根状の露岩がある。奥の院は古びた13体の地蔵さんが並ぶ岩屋だった。間違いなく法性寺境内に入っているのだが、普通のお寺とは大違いで、その先も大岩の間を鉄梯子やロープで無理やり登ったり下ったりのワイルドな道が続き、気が抜けない。般若山法性寺の立派な趣のある山門にたどり着いてほっとした。今回も、リーダーはしばしばミスを犯しながらも頼もしいサブと参加者に助けられて、無事このコースを完歩できました。感謝です。(助廣弘子)
 


登山口

うさぎ岩を行く

紅葉

左両神山、右二子山

武甲山

四の峰

クサリ場を登る

一の峰

お舟観音

法性寺奥の院

法性寺

山門にて

天文台にて

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43.播但/高御位山(播磨アルプス)書写山、雪彦山、朝来山(立雲峡)、竹田城跡 

期 日:11月14日()~16日(水) 前夜発二泊三日 曇り一時雨、曇り、曇り

参加者:L吉田和興、派田正、助廣弘子、本山まり子 計4名

コース:11/14(月) 姫路8:15=レンタカー=北池登山口9:00―松尾山―北池山9:30―北山奥山9:38 ―成井R分岐点―高御位山10:3511:00成井R分岐点11:10―北池登山口P12:10=書写山ロープウェイP13:15―写山円教寺14:1515:15=ロープウェイ=同P15:30=美香荘16:20(泊)

11/15(火)雪彦山登山口8:05―出雲岩9:05―大天上岳9:4510:05―雪彦山(三角点)10:40―新下山道―登山口12:30=丹波篠山14:0015:15=カッセル16:30(泊)

11/16(水)立雲峡P5:20―むささびコース登山口7:00―朝來山7:50―往路を戻る―立雲峡P9:20=武田城跡P9:50-竹田城跡103011:30=タクシー=駐車場12:00

費 用:   美香荘5,000円(2食付き)、スモールイン・カッセル10,300円(夕食&竹田城入場券付き)、

タクシー(竹田城跡=駐車場)2,000、レンタカー現地交通費6,000/

・初日、2日目と雨模様の天気予報であったが、殆ど降られることもなく予定通り歩けた。

・初日の播磨アルプスは高御位山を頂点として馬蹄形に歩く予定であったが、高御位山で小雨が降り出し、地元の方の御勧めにより最短ルートで下山した。全体が岩稜で遮る物もなく、天気さえ良ければ海を眺めながら楽しめる手軽なルートである。

書写山円教寺は平安時代初期、性空上人の開山で天台宗の別格総本山。清水寺に似た摩尼殿で知られるが、寧ろその奥に広場を囲む様にして、コの字型に佇む大講堂・食堂・常行堂の三棟の建物群が古色蒼然として実にすばらしい。林の中に忽然として現れ、しばし異次元に誘われ我を忘れる。

・雪彦山は天上岳(通称の雪彦山)、雪彦山(三角点)、鉾立山(最高峰)の三山を総称する。今回は天上岳から雪彦山三角点で折り返し、天狗岩からの長い鎖場を避け、新下山道を下りた。900m前後の低山にも拘らず雲上にあり、晴れ間がさし、雲海に浮かぶ秋色の山々を堪能した。楽しめる山である。下山後、時間があるので長躯、丹波篠山を散策した。

・雲海に浮かぶ竹田城は、向かい合う立雲峡から望遠レンズでもって撮った写真であり、肉眼で見えるものではない。期待外れであったが、城跡そのものの見応えはある。(吉田和興)

 


高御位山登山口

山頂からの眺め

書写山円教寺

大講堂

雪彦山登山口

雪彦山からの眺め

丹波篠山城址

朝来山登山口

朝来山山頂

竹田城址から朝来山

竹田城址

円教寺摩尼殿にて

雪彦山山頂にて

高御位山山頂にて

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44.道志/秋山二十六夜山

期 日:11月20日(日) 日帰り 晴れ

参加者:L佐藤邦弘、SL杉江秀明、前田省吾、峰尾欣二、小磯登志子、山口音子、大貫文正、岡元美也子、篠崎文雄、服部健 計10名

コース:JR梁川駅750―倉岳山登山口80610水場91020立野峠934―浜沢薬師堂前庭の大ケヤキ91216―浜沢バス停1019―玉の入まんじゅう店102025―アオゲラの森キャンプ場入口1026―あずまや104751赤鞍岳分岐1156―山頂分岐1206―秋山二十六夜山山頂121025―二十六夜塔前12301305(昼食)―登山口(門扉)1400―下尾崎バス停1410―西村バス停1450JR上野原駅1530

 昨年の同じ時期に鳥井立~大タギレ~阿夫利山と歩き、道志の山の紅葉にこころが惹かれ、今年は秋山二十六夜山を計画してみた。この山はアクセスが非常に悪く、往路のバス時刻と帰路のバス時刻を考え合わせなければならない。結局、往路のバスはやめ、梁川駅を早く発って立野峠を越え、浜沢集落に降り立ち、この山に登ることにした。立野峠を越えることにしたのは、倉岳山登山口から入ると気持ちよい沢沿いの道が続き、きれいな紅葉もまた見られるのではと踏んだからである。帰路のバスは下尾崎バス停1446。このバスを逃すとククシーに頼るほかない。

 19日(土)に予定していたが、あいにく雨の予報で20日(日)に順延。この日は晴れて、朝方濃霧が山を覆っていたが、いつのまにか消えて、絶好のハイキング日和となった。立野峠への道は倉岳山に登ったときに、幾度か歩いているが、清流を見、水音を聞きながら歩く道は飽きがこないなぁと思いながら足を運ぶ。目に映る紅葉もすばらしい。この時期ならではだ。

 真新しい道標の立つ立野峠から浜沢に緩やかな道が続いている。降り始めたころは自然林の紅葉が輝いて思わず感嘆の声。しばらく降っていくと暗くなり、植林に変わる。やがて沢沿いとなり、浜沢集落にでる。ネットの情報では浜沢は薬師堂庭の大ケヤキとまんじゅうやさんが見どころ。古木の大ケヤキを訪ねてパワーをもらった後、まんじゅうやさんに立ち寄る。かまどから煙がたち、極大のまんじゅうが売られている。一個150円。全員びっくり大のまんじゅうを購入。早速にパクつく人も。去り際にお店のサービスで一人づつ、ゆずが渡された。

 アオゲラの森キャンプ場に進入し、道標に従って行くと尾根に導かれる。二十六夜山はのっけから急登。急角度の尾根が続く。途中で大岩が登路に横たわる。力量に応じ、岩の上を登って越える者と巻き道をいく者に分かれて通過。見晴らしのよい場所があり、三つ峠山や遠くは頭部が白く輝く南アルプスを目にすることができる。近くの山々は紅葉の山肌で美しい。

 多少のアップダウンのある尾根道を進んでいくと、二十六夜山への分岐の道標。ここから5分程度で山頂。山頂には標柱が立ち、山梨百名山であることを示している。山頂は狭く、さらに道が続いているようであった。360度の展望は得られないが、樹間から北の方がチラチラと遠望できる。

 山頂を引き返し、山頂分岐のすぐ近くに置かれた石塔の二十六夜塔の前で昼食休憩。ここはだだぴろい場所で降路を探す。なんのことはない、食べていいるところのすぐ後ろに道が降っていた。登りの急斜面の尾根とは全然違い、緩やかな道で紅葉を楽しみながらのルンルン気分。やがて暗い植林帯となり、尾根から離れ、谷へと道が続く。どでかい岩が現れ、その横を通過。幾度か沢を渡り、民家が見えると、獣除けと思われる柵があり、ここが尾崎の登山口。尾崎集落は黄色く燃えた肌の山々に囲まれて、のどかそのものだ。今日はお陰でお天気に恵まれ、紅葉を堪能できたことに満足感。

 バス時刻に下山が間に合わないと困るなぁという心配は杞憂に終わり、下尾崎バス停で待つには時間が有り余るということで、さらに歩いて西村バス停で待つ。そして、だれも客が乗っていない空っぽの小型バスに乗り込んだ。(佐藤邦弘) 


立野峠から紅葉の森を降りる

饅頭屋さんの煙立つかまど

ほやほやの饅頭が並ぶ

二十六夜山の急坂

展望が利く高みから

二十六夜山山頂にて

紅葉真っ盛り

下山した尾崎集落



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45.大月/九鬼山 
期 日:11月23日(水)勤労感謝の日 日帰り 曇り
参加者:L 杉江秀明、SL吉田和興、山本 正、大貫文正、峰尾欽二、佐藤邦弘、小磯登志子、松本悦榮、山口音子、飯嶋光江 計10名
コース:禾生駅(900)―愛宕神社(915)―分岐1(950)―分岐21025)―九鬼山(1030)―紺場の休場・昼食(11201140)―札金峠(1200)―分岐31230)―馬立山(1237)―沢井沢ノ頭(1255)―御前山(1320)―神楽山(11355)―猿橋駅(1500

禾生から猿橋の行程は、急な登りが2-3か所、急な下りが4-5か所、またガレ場、岩場もあり、変化に富んだ山行であった。

九鬼山の山頂は霧のため視界不明であった

・九鬼山の山頂から下り約10分のところに「馬立山 下山」の標識があり、標識に従って行くと別の峰に移動した。

・昼食を取った「紺場の休場」は霧が取れ視界が良好であった。

・御前山は360度の視界が見られた。

・ヤマツツジの開花が随所に散見できた。(杉江秀明)  


九鬼山山頂にて

御前山山頂にて




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46.大菩薩/オッ立

期 日:11月26日(土)日帰り 晴

参加者:L安瀬はる江、SL山口音子、榎本美智子、大貫文正、山本 正、服部 健 計6名 

コース:笹子駅8:20―桜森林公園8:5055―道証地蔵9:3035―イラ沢取付9:45―尾根取付10:1015-P94510:4555-休み2回―オッ立山頂12:3555―大鹿山13:2530―休13:5514:00―田野集落15:00-景徳院15:0515-景徳院バス停15:2050-甲斐大和駅16:0015

費 用:バス代 景徳院~甲斐大和駅 300円 

予定していた27日の天気予報が曇後雨で、前後の土、月は晴。皆さんに希望を聞き、参加者の多い26日(土)に変更した。参加できなかった5名の皆様申し訳ありませんでした。

2日前に降雪があり、中央本線沿線は電車が進むにつれ、白さが増していった。

電車のダイヤが遅れていたが、全員予定より一本前に乗車していたので、笹子駅を早く出発できた。車道は一部凍結していた。歩き始めは長い林道歩きが待っていた。滝子山への登山道の2本目が可愛い地蔵尊が立つ道証地蔵だ。そこから10分強で林道がヘアーピンカーブに差しかかった。ここからスミ沢の支流イラ沢に5m位下がる。林道のガードレールの端からいきなり雪の斜面を下りる。皆、戸惑いを隠せなかった。

しばし冒険の沢歩きになった。徒渉を3、4回繰り返す。積雪の中、行く手を捜す。山口さんの指揮の下、可愛いゴルジュを突破する。沢が広がるとそこが尾根への取付きだった。P945mに立つ送電鉄塔への巡視路が対岸の斜面に伸びていた。ザレの巻き道だったが、雪の恩恵で歩き易かった。

沢と巻き道の難所を通過して、尾根歩きと気楽になったのも束の間、いきなりの急登だ。雪は疎らだが、落ち葉で滑り、踏ん張りが効かない。後ずさりが多くなった。1020mの平坦地でアイゼンをつける。傾斜が緩み雪の尾根を楽しんでいると、第2弾の急登になった。露岩混じりでコース選びを強いられる。短い尾根と安易に考えていたが、積雪もあって、丁度いい頃合に「オッ立」山頂に立てた。樹間からは滝子山、大谷ケ丸が間近に見えた。しかし、遠望は霞んではっきりしなかった。ここの積雪は10㎝位だった。

立ったまま昼食を済ませ、急な西尾根を下る。たっぷり付いた雪と大格闘。シリセードも飛び出していた。縦走路に合流すると、立ち木にテープは目立つが道形はなかった。前爪のあるアイゼンのトレースがあり、雪は膝まで到達する所もあった。大鹿山の三角点は雪に埋もれていたが、大貫さんが捜し当てた。ここの下りは痩せ気味で、つづらも小刻みで慎重に通過した。

ガスが取れたお坊山を左に仰ぎながら、緩やかな広い尾根を田野に向けて下山する。こちらは道形もはっきりしている。先頭を皆で交代して、未踏の新雪を踏む快感を分かち合った。名残りの紅葉に西陽が射し、白い雪上の落ち葉の模様は小紋の反物を広げたようだった。今までの喧騒が払拭され、至福の時だった。田野集落に着いて、やっと雪から開放された。

いつもは通り過ぎる景徳院に立ち寄る。山本さんの解説付きである。山門が立派な武田勝頼一族のお墓をお参りした。景徳院バス停でトイレと身支度をしながら、甲斐大和駅へのバスを待った。

沢の上に雪のハードルも付き杞憂しましたが、新鮮な山の魅力に浸り、幸運な山行でした。全員の安全への意識の高さでハードな工程を無事こなせました。感謝いたします。(安瀬はる江) 



道証地蔵

ミニゴルジュ

難所のトラバース

雪のオッ立南尾根

オッ立山頂

景徳院鐘楼

落葉の模様

大鹿山山頂

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47.丹沢/高取山~聖峰~塔の山(本部合同)

期 日:12月3日(土) 日帰り 晴

参加者:L佐藤邦弘、SL助廣弘子、SL山口音子、SL大貫文正、上野進、榎本美智子、前田省吾、宮澤恵子、峰尾欽二、大関史郎、近藤由美子、松本悦榮、山本正、山崎洋子、篠崎文雄、平本由美子  計16名 その他支部外12名 合計28名

コース:伊勢原駅北口830=三之宮比々多神社905­―みかん畑の農道上部925­―獣除け柵1000―大山分岐1042―高取山10551105―弘法山分岐1112―聖峰11451220―保国寺1255―塔の山東側入口1310―関東ふれあいの道合流1316―長福寺1340―八幡神社1345―坪ノ内交差点1406―吾妻山分岐1415―鶴巻温泉駅1430

 今年2月に本部合同として計画されたものだが、雨模様で流れ、再度の本部合同の計画。大山南に位置する里山で、聖峰、塔の山は眺望がよく、麓にはミカン畑が広がっており、冬の季節に歩くのに適していると考え、本部要請である8月~1月の間の山行計画に合わせ、この時期とした。

 当日は絶好の空模様。まさにハイキング日和だ。歴史的に由緒ある三之宮比々多神社から出発。山の斜面にミカン畑が広がる農道を上がり切ったところに高取山の方向を示す道標。そこには1時間15分とある。振り向いて見ると山あいの三ノ宮地区が眼下に、これから目指す白い電波塔が建つ高取山やその手前にこんもりとした聖峰が見える。白い煙突の伊勢原清掃工場の建物がいやに目立つ。空は青く高い。

 伊勢原CCのゴルフ場を突っ切るように簡易の舗装道が続く。切り通しのようなところを抜ける。道標があり、右折して舗装道は終わると、すぐに左に道は回り、いよいよ山道。そこには獣除けの柵が設けられていた。これから進む山道はなんと呼んでいるのか。伊勢原観光協会のサイトを見ると、東尾根となっている。吉備人出版の登山地図を見ると鶴丸尾根と記されている。雑木林は紅葉で染められ、陽が射してより明るい道のなかを行く。雰囲気がすこぶるよい。足もとは落ち葉でやさしくなんとも心地よい気分。右側の木々の隙間から東京・横浜方面が望まれる。途中で大山の姿が間近に見える場所があった。

 一転して暗い森となり、少し急な斜面を登り切ると大山分岐に飛び出す。ここから高取山はすぐ。

高取山へ向かい始めたところから、右手方面に富士山の姿を追う。雲が多くて諦めて進んだが、「見えるよ」という後ろからの声にとっさに戻る。雲間に富士山の顔が確認できた。高取山山頂で、一息入れ、昼食場所と予定した聖峰に向かう。

 聖峰への道は降りの道。転ばないように慎重に一歩一歩足を運ぶ。紅葉の森を通過し、少し上がれば聖峰。前方の東は遮るものがない好展望が広がる。山頂は広く、昼食休憩には恰好の場所。時間もお昼時で、遠足にきた気分で弁当を広げた。今日は冬にしては気温が高く、視界は今一つか。房総半島は霞んでいた。

 女坂を利用して聖峰の山頂を後にして、聖峰の登山口に降りると、麓のみかん畑は食べ頃のみかんでいっぱい。収穫の最盛期か、みかん狩りを楽しんでいる家族連れも。これから塔の山を目指すのが当初の計画。しかし、木村真知子さんから、塔の山はイノシシの出没で人的被害が発生し、進入禁止との貴重な事前情報。山頂を踏み、坪ノ内交差点の方に降りることは諦め、塔の山の東側入口まで行き、その後は塔の山の南麓を歩く形となる関東ふれあいの道を歩くことにコース変更した。

 関東ふれあいの道に合流し、みかん畑などののどかな伊勢原の山里風景を見ながら、寺社に立ち寄り、短いながら山道を抜けて、坪ノ内交差点に出る。ここから団地を抜け、吾妻山、弘法山が連なる尾根を越えて、鶴巻温泉駅に向かった。

 たくさんの方のご参加とご協力本当にありがとうございました。合同山行ということで、集合時から解散時まで、一般参加者へのお心遣いとサポートに感謝です。(佐藤邦弘) 


盛りの紅葉

伊勢原CC付近の紅葉

気持ちの良い鶴丸尾根

鶴丸尾根から大山を見る

聖峰への下り

聖峰からの展望

聖峰にて

食べ頃のミカン



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48.道志/石砂山東尾根~北尾根~鉢岡山

期 日 : 12月10日(土) 日帰り 晴れ

参加者 : L小磯登志子、SL佐藤邦弘、前田省吾、助廣弘子、本山まり子、峰尾欽二、杉江秀明、山口音子、大貫文正、松本悦榮、山本正、岡元美也子、岩田孝支 計13

コース : 橋本駅7:24=<バス>=三ヶ木=<タクシー>=道志川の家8:1520425m9:00406m9:1722―石砂山東峰(昼食)10:4011:15―西峰11:28―川上ドッケ(499m)11:56―県道51712:49―鉢岡山13:3540―杉峠14:05―峯山14:2230―藤野駅15:30

 *タクシー代 三ヶ木~道志川の家 2170円×4

石砂山は低山ながら東峰・西峰と二つのピークを持ち、姿形の良い山である。ギフチョウの飛び回る季節は大賑わいのようだが、紅葉も終わりのこの時期は静かな雰囲気に包まれていた。

三ヶ木からタクシーを利用して道志川の家(廃業)の先で下車。霜の着いた吊橋の不動之橋を渡る。左側に現れる堰堤のすぐ上流は涸れ沢になっているので対岸に渡ると東尾根の取付である。植林の中にうすい踏み跡があるので急登をひと頑張り。概ね西に向かって小さなピークを越えていく。ところどころ藪っぽい所もあるが目指す石砂山が時折り木々の間に見え隠れしていい目標になった。

406mの先の藤野町基準点のあるピークからの下りは鋭角に左に曲がるので注意が必要。401m先の鞍部に左から東電の巡視路が上ってきていた。右には一軒家方面との標識があったが本当に家があるんだろうか。

石砂山直下は本日一番の頑張り処だった。ふかふかの落ち葉がとにかく滑る滑る。皆さん登り易いルートを選んで頑張った。バリエーションルートをしっかり楽しんで頂いたことと思う。

東峰で早めの昼食を摂り西峰に向かう。左側にゴルフ場を見ながら川上峠まで滑りやすい道を慎重に下る。

川上ドッケには山名板があった。北西に向かうと藤野やまなみ温泉、我々は篠原方面に進む。最後は尾根の末端まで行かないで釜の沢バス停近くの県道に向かって急斜面を降りた。

ここまでで3分の2の行程だ。ここから先はこのあたりに詳しい佐藤SLにトップを交代して頂く。しばらく車道歩きをして鉢岡山方面に入る。電波塔の裁つ鉢岡山は陽ざしがあってポカポカ。カヤトの滑りやすい道を降りると後は歩きやすい道が続き、14時杉峠に到着。時間もあるのでSLお薦めの峰山・八坂山経由で下山することにした。峰山は西側が伐採されており一気に眺望が開けて歓声が上がる。八坂山からは杉集落に向かう尾根を降りた。(小磯登志子)


不動橋からスタート

藤野町基準点

東尾根の急登

石砂山東峰

石砂山西峰直下

川上ドッケ

林道に降り立つ

鉢岡山

展望の開けた峰山

八坂山からの下山尾根

 

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49.奥武蔵/大仁田山

期 日:12月15日(木)日帰り 晴

参加者:L安瀬はる江、SL佐藤邦弘、大貫文正、萩原克己、服部 健 計5名 

コース:東飯能駅前広場8:38=(バス)=弁天前バス停8:559:00―間野富士山9:3035―新飯能変電所10:0040―愛宕山(昼食)11:4512:15―大仁田山12:5013:00―中屋敷バス停14:2031=(バス)=東飯能駅15:0006

予定の日の天候が危ぶまれたので翌日に順延したところ、快晴の穏やかな日和になった。

滝もあり、歴史深い富士浅間神社の裏から階段が延びていた。急斜面をつづらの階段に助けられ登り詰めると、そこは間野富士山中腹で「(うば)ケ嶽」と表示されていた。東側に巻いて行くとタブの巨木が大空に力強く聳えていた。見応えがあり、パワーを貰った。そこから間野富士山山頂に登り返した。

杉の植林の中、迷路のようなコースで、小ピークを登り下りしていく。お手製の道標が各所にあった。東京電力新飯能変電所は広大な敷地に拘らず、地図には表記がない。まるで山中の要塞のようだ。

394は消滅しているように思う。P408を過ぎ四十八曲り峠からは一般登山道を辿った。愛宕山にはベンチもあり、展望も開けていた。日溜りの鞍部に下りて昼食を摂る。

イボ取地蔵から細田集落に向う。そこは日当りが良く、広く開けた場所で、先人の知恵を感じた。

振り返ると、都心のビル群が霞んでいた。登山道は南斜面の畑の中を通っていた。北側に巻いて、程なくして大仁田山山頂に着いた。そこは小ピークで東側だけが伐採され、今日の道程が一望できた。

 下山はバリエーションの北東尾根を下り、唐竹橋に向った。道はよく踏まれているが、2,3箇所急な所があった。集落への下り口が行き止りなので、東にトラバースして階段に辿り着いた。待時間があったので、中屋敷バス停までは歩いた。

短いコースを地図読みしながら、ゆっくり歩きました。(安瀬はる江)


細田集落の畑を通過

タブの巨木


地図読み

イボ取地蔵

細田集落からの展望

大仁田山山頂

大仁田山山頂からの展望

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50.高尾/大戸緑地(忘年山行)

期 日:12月17日(土) 日帰り 晴

参加者:L助廣弘子、SL佐藤邦弘、森田隆仁、小原紀子、前田省吾、朝西芳徳、宮島陽子、宮澤恵子、本山まり子、大関史郎、山口音子、萩原克己、山本正、篠崎文雄 計14名

コース:八王子みなみ野駅825=榛名橋835―榛名神社850―榛名尾根ウォーキングコース入口901―法政大学ジョギングコース合流946―館町清掃工場入口交差点1005―権現平1030―雨乞い場の碑1050―草地広場11031250―大戸のおか1253―若宮八幡社1255―段木入の広場1308―段木入のおか1322―段木入1331―峠のおか1345―山桜のおか分岐1415―段木入の広場1427―青少年センター入口バス停1437―公会堂前バス停1453

 大戸緑地は町田市に属し、東京都が整備して平成2341日に開園したというから、まだ新しい。そのため、その名がまだ浸透していないきらいがあるが、相模原市・八王子市が隣接し、草戸山や高尾山も近く、手軽なハイキングコースが続いていて、来年4月の集中山行の候補地の一つになった。そこで今回、この一帯を歩いてみようというものである。

 横浜線八王子みなみ野駅前のバス停に集合。この駅は通常は通過駅。山に行くためにこの駅を利用するのはほとんどの人が初めてか。横浜線では最も新しく開業した駅ということで、駅周辺はいかにもは近年開発したような街並みだ。バスの客は我々のみで貸し切り状態で発車。

 榛名神社がスタート地点。急な石段を上がると立派な神社。信仰を集めているのだろうか、色が鮮やかで改修されていることが分かる。裏手に尾根筋への道が続く。上がりきったところを左に行くと、間もなくしてビックリ。真っ白い雪を被った富士山の頭部が青空の下にくっきりと見える。いっとき見惚れた後、館町団地が近接する雑木林を行く。気持のよい落ち葉の道。まさに残された貴重な自然だ。

 山道は法政大学ジョギングコースに合流し、解体中の館町清掃工場の横を通過。一旦山を降りて交差点を渡り、ここからまた山道に入る。取り付きのところにはトラロープがあった。町田市と八王子市の境界尾根で、右側は拓大の敷地なのだろう、バラ線と立入禁止の標識がいささか目障りだが、山深い雰囲気を醸している。明るい権現平に着く。ここは分岐点。雨乞い場の碑に向かう。道標は要所にあり、歩きやすい道が続いている。雨乞い場の碑がある場所は南東が開けて展望が利く。

しばし、遠く東京方面の高層ビルが浮かぶ眺めを楽しんだ後、東に降り、草地広場に出た。

 草地広場はあずまや、トイレもあり、昼食休憩にはもってこいの場所。あらかじめ分担した食材等を広げ、恒例となった煮込みラーメンを作る。女性の方々の奮闘努力により白菜、長ネギ、人参、鶏肉、シイタケなどがたっぷり入ったいかにもおいしい煮込みラーメンが完成。残すことなくお腹におさめ、約2時間という時間はあっけなく過ぎた。

 後半は大戸緑地探索だ。食後は身体が重い。意識的に脚に力を入れる。大戸のおかを越えて、段木入の広場の奥から段木入のおかに向かう。段木入のおかは東側が開けて眺望良。ここから草戸峠への道を歩いて峠のおかへ。峠のおかも東側が開けて眺めが良い。当初は草戸峠まで足を延ばすことにしていたが、すでに行ったことがある人が多く、草戸峠は割愛し、山桜のおかに直行。名称が山桜となっている通り、周辺は山桜の木が目に付いた。ここから再び段木入の広場に降りて、帰路の青少年センター入口バス停に向かう。運悪くバスは出たばかりで、公会堂前バス停まで歩き、橋本駅北口行に乗車した。

 橋本駅前のH居酒屋で多くの人が出席して二次会を開催。思いがけず日頃はお目にかかれないMさんが加わることに。高級でおいしいお酒をごちそうになり、親交を深めるとともに大いに盛り上がり、2016年の忘年山行を締めくくった。(佐藤邦弘)



榛名神社からスタート

富士山が見える

雑木林の中を落葉を踏んで歩く

まだツツジが咲いていた

雨乞い場の碑

煮込みラーメン鍋

鍋を囲んで

今年の山行も無事終了




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51.南ア/鳳凰(薬師岳、観音岳)  

鳳凰/薬師岳

期 日 : 12月29日()~12月30日()  前日発 晴

参加者: L萩原克己、SL宮島陽子、飯嶋光江、黒澤寿子、長谷千秋、安瀬はる江、杉江秀明、松本悦栄、(支部外)後籐勝弘 計9名

コース:12/29 芦安ペンション7:00=タクシー=夜叉神峠登山口7:15~25-夜叉神峠8:20~30-杖立峠道標9:55~10:00-苺平12:35~40-辻山13:10-南御室小屋13:45

12/30 南御室小屋7:00-薬師岳7:55~8:35-南御室小屋9:05~9:30-苺平10:10-杖立峠道標12:05~15-夜叉神峠13:20~30-夜叉神峠登山口14:10=タクシー=甲府15:10

費用 ; ジャンボタクシー(甲府駅⇔夜叉神峠登山口) 28,000円、 

芦安ペンションらんたん(夕食のみ)8,430円、南御室小屋(2食付き) 8,800円 

 前日に芦安のペンションに泊り、翌朝ジャンボタクシーで、夜叉神峠登山口に行く。登山口には既に多くの車が止まっていて、警察官や地元関係者が安全登山を指導している。登山届を提出して、歩き始めるが、雪は全く付いていない。杖立峠を過ぎると地面が凍ってきたので、アイゼンを付ける。左手には北岳・間ノ岳を中心に、真っ白な南アルプスの山々が見える。だんだん登山道に雪が付いてきた。樹林帯であるが、時々冷たい西風が吹きあげて来る。

時刻も早く踏み跡もあるので、苺平から辻山に登る。積雪量は30~40センチほどになる。辻山の山頂は遮る物が無く、ものすごい強風であるが、素晴らしい展望である。北岳を中心に南アルプスの山々が手に取るように見える。

今日から開けている南御室小屋の宿泊者は40人くらいである。テントも10張くらい張られている。小屋の夕食のビーフシチューは美味であり、美味しい水場もある。しかしトイレ()は外で、寒くて汚くて恐ろしい。

翌朝、氷点下12度の中、薬師岳に登る。山頂まではシラビソの樹林帯が風を防いでくれたが、山頂は風速17メートルの強風が吹き荒れ、非常に寒い。北岳は目の前で展望は素晴らしく、記念写真を撮る。あまりの強風で、観音岳は無理と思うが、10分ほど先に素晴らしい展望の場所があるので、そこまで行ってみる。やはり陵線の風は酷く、青空の下に輝く真っ白な南アルプスの大展望に満足して、引き返す事にした。

 南御室小屋に戻り、荷物を整理して、ゆっくり下山する。15時過ぎには甲府に着いたので、ほうとう屋で今年最後の山行を締めくくった。(宮島陽子)


間ノ岳・北岳

辻山山頂

南御室小屋

苺平


薬師岳へ

薬師岳記念写真

     

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