2011年 山行記録
期 日:2011年1月2日(土)〜5日(日) テント3泊4日
天候:2日晴れ、3日晴れ、4日晴れ、5日晴れのち曇り
参加者:L 石塚孝彦、岩倉啓子 計2名。
薄雪の奈良田のバス停 送水管のある尾根を登りる(逆光) 黒河内岳東尾根登山口
山ノ神 1344m、トラロープが張ってある 黒河内岳東尾根水場分岐
急坂は残雪が多い(広角は坂に見えない?) 約2580m、赤石岳らしい稜線が見えた 黒河内岳(笹山)南峰から北峰を写す
黒河内岳(笹山)北峰の標柱にて 黒河内岳(笹山)北峰の標柱にて 標柱の文面(後ろは白河内岳方面)
南峰を写す 南峰にて 南峰にて
逆光の蝙蝠尾根は雲が少しあった 2256mのテント地
コースタイム:
2日 相模大野駅7:05=町田駅7:07〜20=八王子駅7:45〜53=高尾駅8:01=甲府駅9:46〜10:01=身延駅11:21〜45=奈良田バス停留所13:15〜30(運賃1750円、荷物運賃はなし)−塩見橋−第3発電所・管理施設周辺・黒河内岳登山口13:45〜50−コンクリ構造物14:15−山ノ神14:35〜36−1344b15:35〜39−テント泊地・約1400b付近15:50
(テント泊)
3日6:50−1603b水場分岐8:05〜12−111、109、108の杭を見る−テント場跡を見る−1932bのコブ10:18〜28−72杭11:26〜31−2100bの凹地付近で昼食11:38〜54−ガレ展望地12:20〜23−2256b地点13:18−ザックを取りにガレ展望地に戻る13:26〜29−2256b地点(テント泊)
4日7:02−凹地の手前の平坦地7:42−凹地が終わり巻き始める8:06−覚えている尾根上8:27〜36−2400b笹山へ1時間という表示8:40−時間がかかる−約2580b展望箇所10:31−時間がかかる−黒河内岳(笹山)・南峰12:57〜13:06−北峰13:22〜26−南峰13:39〜45−往路を戻る−約2580b展望箇所14:20〜30−覚えている尾根上15:04〜10−2256b地点のテント地に戻る15:37(テント泊)5日6:38−ガレ展望地6:46−1603b水場分岐8:26〜31−約1400b付近8:58−1344b9:04〜11−山ノ神9:43〜50−黒河内岳登山口10:19〜22−奈良田バス停留所10:40〜14:12=身延駅15:40〜16:12=甲府駅17:35〜18:08=高尾駅19:40〜42=八王子駅19:50〜55=町田駅20:20〜25=相模大野駅。
2日 岩倉さんとは身延駅で会えた。山交タウンコーチバスからは、前年夏のがけ崩れ箇所(バス停では時雨の滝〜蓬莱橋の間)の山間に入ると河原などに残雪が見えた。数人の乗客は途中で皆降りて、奈良田バス停留所で降りたのは我々だけだった。バス、年末年始は休日ダイヤではなく間引きがあり、ホームページでも出ていないとの事で事前に問い合わせをした。奈良田は開けた所で、2008年末からの冬も農鳥岳往復に来たのでなじみがある。同行者は農鳥岳に達したが、私は稜線上の先であきらめたという残念な思い出がある。また2010年の夏にも、黒河内岳(笹山)東尾根から転付峠へと縦走した折には、転付峠下ではない水場を発見して林道上でテント泊後、別当代山を往復し、転付峠から田代へ下った。定期バス路線があるのは、貴重の山域です。という事で、東尾根からの黒河内岳(笹山)は、冬でも安心感がある。
塩見橋のつり橋を渡り、登山口へ。車の跡がある。鉄パイプ手すりの登山道は結構長い。登山道ではなく、送水管の巡視路か。送水管も見えて、金網横の急坂を行くとコンクリ構造物、先の平坦地に山ノ神がある。ひたすら登る。一部に不鮮明な箇所があるが、とにかく登る。やがて左から右へ下っている北向きの尾根が見えてくる。その尾根に乗ると1344b地点で、トラロープが張ってあり、ここまで来たかという感じになる。アセビの多い細い箇所もある尾根道。時間的に少し先の約1400b付近でテント泊とした。ここは積雪約5〜10aであった。
3日 アイゼンで進む。約20aの積雪量となり、急坂も出てくる。1603b水場分岐に着く。先に123の杭がある。小さいピーク上の111やトレース者のテント場跡、やがて先人のトレースも無くなり、トラバースして戻ったり、急坂にかぎって残雪が多くなり、1932bのコブで休んだりして、72に達した。2100bの小凹地付近でお昼。深い積雪急登で荷物を背負っていては、交代してはいるが消耗するばかりとなる。右がガレの箇所(展望地)となり先は積雪急登、それではと、空身でラッセル、巻き登り急登する。それでも急登で胸まで沈没することもあり、平坦になると2256b表示が出てきた。ザックを取りに戻り、ここでテント泊とした。
4日 ほとんど空身で、樹林で展望のないテント地を出発。ガレ横登り、凹地の前の平坦地、ワカンに換えて、長い凹地が終わり、右へ広い斜面を巻き登る。巻き終わると覚えている尾根上となる。2400b笹山へ1時間という表示もあった。約2580b、稜線の無効に赤石岳らしいが見える展望箇所がある。笹山山頂も確認できる。が、この先は低い幼樹林でコースが不明瞭となったりして、結構時間がかかった。地図では現れないような小さいコルも2つくらい通過。笹山山頂付近となるとハイマツが埋まって雪面上となる。そして黒河内岳(笹山)南峰に着いた。岩倉さんが先に北峰へ向かった。大きな標柱があり、一部は岩の地面が出ていた。赤石岳、蝙蝠岳方面かは少し雲がある以外は展望よし。南峰に戻り、写真を撮って、テント地に戻った。
5日 2008年冬の農鳥岳残念感も消えて、満足感に浸り、信じられない時間で順調に下る。奈良田では相当時間があったので、集落内を散策。奈良田の里温泉は休みで残念。他の人に会わなかったが、トレースは残っていた。岩倉さんの奮闘、ご苦労さまでした。(石塚孝彦)
費用:相模大野駅〜町田駅 小田急 片道運賃 一人
120円
町田駅〜身延駅 JR 片道運賃 一人 2520円
身延駅前〜奈良田 山交タウンコーチ バス 運賃 一人 1750円
奈良田〜身延駅前 山交タウンコーチ バス 運賃 一人
1750円
身延駅〜町田駅 JR 片道運賃 一人 2520円
町田駅〜相模大野駅 小田急 片道運賃 一人
120円
期 日:2011年1月8日(土)晴れ
参加者:L河崎正道、中村 精、森田隆仁、池田憲一、木村真知子、小梶昌弘、大関清充、山本文夫、安瀬はる江、長谷千秋、松宮俊彦、宮澤恵子、助廣弘子、澁澤和子、市川静子、竹田早苗、佐藤邦弘、峰尾欽二、 計18名
コースタイム:相模湖駅10:04=相模湖プレジャーフォレスト(230m)10:12〜20−休憩(260m)10:50〜55−嵐山(・405.9m)11:40〜13:40−登山口(190m)14:10〜25−相模湖大橋(190m)14:30−相模湖公園(170m)14:40−相模湖駅(200m)15:05
山と言えば、朝早い集合が多いのだが、今日はゆっくりで調子が狂う。相模湖駅には一番遠くからの参加者の池田さんが、私が着いた時にはもう着いて待っておられた。バス停前の観光案内所には嵐山・石老山の立派な地図が置いて有った。
バスを降り、舗装道路を標識に沿って歩く。東海自然歩道の一部なので標識はしっかりしているが、プレジャーフォレストの横は道幅が狭くてフェンスが有るので歩きにくい。もう少し整備をすればと思う。小さな沢を何回か渡るが、日陰でぬかるんでいるので注意する所だ。以前歩いた時は誰にも会わなかったが、若い山ガールや何人かの人とすれ違った。今年もブームが続くと良いと思った。
嵐山が正面に見えるのだが、道は嵐山を左手に見ながら登る様に付いている。急登を一登りすると尾根に乗る、雑木で日が差し気持ちの良い尾根ですぐに山頂に着く。
相模湖方面の展望は良い、富士山も頭を見せている。早速、ベンチの上に鍋の用意。おでんが温まる前に、新支部長の挨拶のあと乾杯。ビール・ワイン・日本酒・焼酎など飲み物は豊富。
今日は暖かく、2時間ゆっくり食べたり飲んだりしながら、会話を楽しんだ。最後はおでんが少し残ったが、ジャンケンで負けた人に強引に食べて貰い完食と成った。
ダムサイドの登山口までは急な坂が続くのでゆっくり降る。帰りは木村さんの案内で相模湖公園の湖畔沿いの道を歩いて相模湖駅へ。
遠くから参加して戴きました池田さん有難う御座いました。体調が思わしくないのに参加して戴きました大関さん、その後如何ですか。新年山行初めて参加の佐藤さん、峰尾さん相模原町田支部を楽しんで下さい。当支部では、新年山行は支部長最後の仕事と成っているが、無事終わったのも皆様のお陰だと感謝しています。有難う御座いました。今年も宜しくお願い致します。(河崎正道)
期 日:1月15日(土)曇り後晴 日帰り
参加者:L安瀬はる江、派田 正、飯嶋光江、宮澤恵子、竹田早苗 計5名
コースタイム:正丸駅8:33−馬頭さま分岐8:58〜9:03−小高山10:00〜05−伊豆ヶ岳10:33〜43高畑山11:35〜54−天目指峠12:35〜45−子の権現13:30〜45豆口峠14:18−竹寺14:38〜55−小殿15:25〜31=東飯能駅16:16〜41
早朝の空気は肌に刺してきた。電車を2時間程乗り継ぎやっと正丸駅に着く。池袋回りの飯嶋さんと東飯能駅を過ぎた辺りで車内で合流する。
先頭を竹田さんにお願いする。コースを小高山周りとして車道を歩く。ツララや石垣にマッチした大岩を見ながらでアットいう間だった。馬頭さま分岐から山道に入る。かめ岩など、大岩がある斜面を登って行く。階段混じりのジグザグ道だ。
縦走路に出た所が大蔵山だった。すぐ右下が長岩峠だ。小高山山頂へは10m程登った。展望が開け気分が晴れた。この辺りは地図により記載が違い、皆で検討した場所だ。
乾いた縦走路を快適に歩く。伊豆ヶ岳の男坂の岩場は個人の責任の下で通行可の表示があった。6、7人登っていた。安全な女坂の巻き道を進む。頂上につきロープが張られた岩場コースの入り口を見るとアタックしたくなった。狭い山頂は混み合っていた。
ベンチのある高畑山で早めの昼食をとる。寒いので20分で切り上げる。中ノ沢ノ頭は三等三角点があった。立派な道標が立っていた。林の中で展望はない。
天目指峠で車道を横切る。緩急のある道を子の権現へ進む。時折鐘の音が響いてくる。愛宕山の小祠を過ぎると子の権現だ。左右の展望がうっすらある。本坊の渡り廊下のあたりに福寿草が咲いていた。巨大ワラジと高下駄は何度見ても圧巻だ。あそこまで大きいと気持ち良い。今年の山行安全を祈願する。
竹寺への道は杉林の中で暗い。所々霜柱を踏む。泥濘はない。凍った所は一部だった。竹寺で茅の輪をくぐって、厄払いをする。男性が一人竹林から上がって来た。「飯能駅から天覚山、大高山を越えて来た」と言う。日本水仙が咲き始めていた。福寿草は去年より少ない。2、3株だった。1本、梅のような桜が咲いていた。名残惜しみながら小殿バス停に急ぐ。竹田さんの好リードで発車5分前にバス停に着く。
帰宅時間に制限があったが、皆様のご協力で無事予定コースを完歩。ありがとうございました。(安瀬はる江)
交通費 八王子―正丸(JR) 740円
東飯能―八王子(JR) 480円
小殿―東飯能(バス) 660円
期 日:1月19日(水)日帰り 快晴
参加者:L助廣弘子、小澤美喜代、山本文夫、安瀬はる江、派田正、宮澤恵子、渋澤和子、上野進、本山まり子、峰尾欽二、計10名
コースタイム:甲府9:21〜30=(タクシー)=幸澗院9:50〜10:00―860M地点10:45−918M地点10:55−980M地点11:08−送電鉄塔11:18−阿梨山(1102.4M)11:30〜12:00−見越山(1347.4M)13:15〜20−帯那山13:35〜45−奥帯那山(1422.3M)13:55−帯那山14:05−林道破線入口14:43−登山口15:10−戸市バス停15:20〜50―山梨市駅16:15〜25
費用:甲府駅=幸澗院 タクシー2400円、戸市バス停=山梨市駅 タクシー3950円
日本海側では連日大雪だが、関東地方は冷気に包まれてはいるものの、連日申し訳ないような晴天に恵まれている。今日も抜けるような青空に富士山、南アルプスの山々の冠雪が白く輝いている。2台のタクシーで和田峠を越えて幸澗院へ。墓地の脇を上がって松林の中を進み、尾根に乗る。主尾根のピーク860Mを目指したが、大岩を巻いてすぐ取り付いた人、次の大岩まで行ってから取り付いた人、もう少し先から取り付いた人、3つにわかれた。主尾根で全員そろって860Mを越え、陽のあたる場所で一休み。アカマツ、カラマツの多い明るい稜線歩きで気持ちがよい。980Mピークからは北に真っ白い金峰、南に甲府の街並みが見渡せた。阿梨山で昼食をとり、さらに帯那山を目指して稜線を行く。予想以上の急登があり、ところどころ雪がついたり土が凍ったりしていて苦労した。円筒形の無線中継所を見て、ガードレールのある管理道路に出たが、右手の藪の高みを目指して進んで、三等三角点のある見越山を見つけた。ここからまた管理道路に出て、ゲートから左へ尾根に上がる。なぜか、バラ線と鉄柵があり、乗り越えて帯那山へ到着した。大きな富士山が正面にどっしり聳えている。「関東の富士見100景」の大きな看板がある。山梨百名山の標柱があり、1422.3Mと書いてあるが、これは、さらに10分ほど北に行ったところにある奥帯那山の標高である。帰路は、林道をしばらく辿って、破線の沢沿いの道に入り、戸市へ向かう。沢沿いなので下りるにつれ、道が幅広く氷に埋まって歩きにくくなった。猟犬が吠えながら現れて驚いたが、人懐こい犬で、凍った道を喜んで駆け回っていた。戸市バス停で見ると17時までバスはない。通りかかった市職員が教えてくれた番号にかけて山梨市駅からタクシーを呼んだ。タクシーを待つ間に道端で派田さんが沸かして下さった熱いお茶とケーキを食べました。(助廣弘子)
期 日:2月9日(水)日帰り 雪のち晴れ
参加者:L助廣弘子、山本文夫、安瀬はる江、派田正、宮澤恵子、本山まり子、佐藤邦弘、鎌田文子(支部外)牟田英子、計9名
コースタイム:正丸駅8:20〜30−正丸峠9:33〜40−正丸山9:55〜10:02−カンゼ山(川越山)10:05〜15−渡渉11:15〜25−二子山入口バス停11:35〜12:05−取り付き点12:20−甲仁田山13:10〜20−二子山雄岳13:50〜55−雌岳14:05−浅間神社14:45〜15:10−芦ケ久保駅15:55〜16:19
予報では前夜の雨は朝9時頃には上がるとのことで、今回も中止は考えずに、みぞれの降る中、集合場所へ向かう。正丸駅に下りると吹雪! もうひと組、、伊豆ケ岳ヘ向かう二人がいて、前後して出発する。駅員が「気をつけてください」と声をかけてくれた。正丸峠の手前で雪が止んだ。ぴったり9時、最近の天気予報の正確なことに感心する。今日のメインは、カンゼ山西尾根だが、インターネットで調べても情報はないし、下った先で渡渉がある。一応ロープ30Mを背負ってきたが、天候が良くない場合は皆の安全のため、遠回りして初花まで林道を行ったほうがいいだろうと考えていた。だが、カンゼ山に着くと、陽が差してきて、ヤブもない綺麗な尾根が下っているのを見ると、気が変わった。「行っちゃいましょうよ」と本山さんも言ってくれたし。落ち葉が積もった上に雪が付いている急斜面を慎重に下る。思いがけず、ところどころに赤テープがあり、立ち木が伐採されて歩きやすくなっている。やはり、奥武蔵にもう秘境はなかったなあ、心配することはなかったなあと思ったことだった。650mで北西へ、600mで西へ尾根を選ぶのに、いつものように本山さんが率先して探して下さって助けられた。川に出ると、一軒の民家が対岸にあり、どこかに橋はないか探そうとしている間に、山本さんが下って行って渡渉してしまった。おかげで、全員そこを渡った。私一人、滑って片膝をついてしまったが。
車道に上がり、二子山バス停まで行って、無人の民家の庭先で昼食をとる。次いで、頂上に電波塔が建つ甲仁田山を見上げながら林道をしばらく西へ進む。橋を渡った辺で取り付き口があるかと予想していたが、なにもない。行きすぎてしまいそうなので、そのまま尾根に取り付いて、まっすぐ北を目指して登ることにした。300mほどの登りなのに、えらく長くつらく感じた。この登りでは、新入部の鎌田さんが強かった。頂上直下に大岩があり、テープが右へ巻くよう導いていたが、本山さんが岩の間に道を見つけて直登できた。甲仁田山山頂は広い草地で、立派な林道が初花方面へ下っていた。林道を外れて西へ尾根を辿って二子山を目指す。二子山雄岳から武甲山がまじかに見えていた。雌岳からの下りは一般登山道で、滑らないよう気をつければ問題はない。腰が痛くなった佐藤さんを安瀬さんがよくサポートして下さった。浅間神社で派田さんの熱い紅茶でケーキを食べて休憩し、川地でビールを調達して芦ケ久保駅へ向かった。(助廣弘子)
雪の正丸峠 |
甲仁田山より二子山 |
二子山頂 |
期 日:2月19日(土)晴 日帰り
参加者:L安瀬はる江、小澤美喜代、木村真知子、山本文夫、派田 正、松宮俊彦、市川静子、峰尾欽二、山村晶子 計9名
コースタイム:橋本駅7:02=赤倉ケ岳入り口8:40〜50―休9:50〜10:01−日向舟10:20〜27―
休10:50〜55−棚ノ入山11:45〜12:15―赤鞍ケ岳13:10〜30―岩戸ノ峰14:20
〜30−ヒカゲ舟15:40〜50―農道17:10―曽雌17:25〜40=橋本19:15
山の名前に魅かれ、繋げたルートで計画した。週初めに積雪があった。当日は近辺の雪は溶け、穏やかな一日だった。参加者が増え、石黒タクシーにお願いする。これで安心して歩ける。取り付き点とヒカゲ舟からの下山ルートが今日の鍵だ。
赤倉岳のバス停から左に「二十六夜山登山口」とかかれた登山道を入る。すぐに沢沿いの道と合流、下車。少し戻り、送電塔を目当てに民家の間の道を登る。すぐに送電塔下に出る。尾根に乗りやすい所を探し、巡視路を西に少し進む。足場も良く、2m程の藪で乗れる所がある。皆を誘導して、無事尾根に乗る。
ヒノキ林の足元は柔らかい。平坦地の雛鶴姫の墓には何も見当たらなかった。自然林も交ざる。藪を避け、蛇行して歩いた。850m位から雪の急登になり、キックして登る。
日向舟は細長い平坦な山頂だった。遠目に舟の形をしている。雛鶴峠側の立ち木に木彫りの山名板が下がっていた。ヒカゲ舟への尾根も見える。ここからは登山道だ。雪の道志主脈を見ながらのんびりと歩く。
棚ノ入山で昼食。丁度日差しが戻る。陽だまりでお昼寝体制の人もいた。
ここから先導者が一人、真新しい大きな踏み跡があった。雪のある赤鞍ケ岳の登りは苦渋した。稜線上も雪があり、滑ったり、スキーを思い出したり、結構楽しめた。一つ目のピークで下山と勘違い。地図で確認して先に進む。岩戸ノ峰に着く。登山道と別れ、北西の尾根に入る。なんと先導者も同じ方向だった。
広い尾根で気分よく下山。雪はすぐまばらになった。所々にピンクのテープと境界見出標が立ち木に付いていた。ところが、ヒカゲ舟の寸前で尾根が寸断されていた。林道が伸びていた。11年版昭文社地図には載っていた。東側に階段があり林道に降りる。気を取り直して、反対側の楊壁の脇を尾根に登り返す。やっとの思いでヒカゲ舟に着く。木肌にマジックで山名が書かれていた。日向舟よりも広く日当たりが良い。東西の位置関係で名付けられたようだ。石黒さんと、下山時間の修正をする。
750m位から予想通りの蜜藪になる。伐採された木も足元に広がり、手強い。左側に里も見えてくる。尾根の末端までは諦め、650m位で山腹の伐採地を農道に下りる。
石黒さんと場所の確認がとれず、県道にでて15分程待ち、乗車。飲む前に費用一人3500円を集金。宴会車になって、あっという間に橋本駅へ。
最後の藪を除けば、優しい、ゆったりとした「母」なる尾根でした。未踏のコースを皆様のご協力でスムーズに歩けました。ありがとうございました。(安瀬はる江)
期 日:3月9日(水)日帰り 晴れ
参加者:L助廣弘子、小原紀子、安瀬はる江、派田正、竹田早苗、佐藤邦弘、鎌田文子(支部外)小林茂樹、後藤勝弘、計9名
コースタイム:御岳駅8:18〜30−光仙橋登山口8:50〜55−519M地点9:30−734M地点10:05−日の出山10:50〜11:30−梅の木峠12:17〜27−アタゴ尾根分岐12:45−三室山12:50〜55−分岐13:00−愛宕神社奥の院13:20〜50−愛宕神社14:25〜40−即清寺14:50〜15:50−日向和田駅16:30〜46
朝6時前、小田急江ノ島線が踏切事故のため不通となり、大和の山村さん、黒澤寿子さんが急きょ参加できなくなり、残念だった。
御岳駅から車道を歩いて登山口へ。光仙橋のすぐ先に苔むした石碑があり、細い階段が薄暗い樹林帯へ登っている。雪が付いているので慎重に登って尾根に出ると、急登だが踏み跡もしっかりあるいい登山道だった。やがて自然林となり、陽がまぶしく照り、雪は柔らかくて凍ってはいないので気分良くザクザク歩く。700Mを越えると積雪が20センチ程になり、ゲスト参加の小林さん、後藤さんに先頭に立ってもらって助けられた。日の出山山頂には結構大勢の人がいた。山ガール風の若い女性も3人ばかり見た。一人で北尾根を上がってきたという老年の男性が私たちの集合写真を撮ってくれた。ここから三室山までは一般登山道で歩きやすい。ちょっとした岩場を越えて三室山山頂へ寄ってからアタゴ尾根を下る。愛宕神社奥の院で派田さんの熱いハーブティでケーキを食べて一休み。山頂で出会った男性が追いついて、綺麗なスケッチを見せてくれた。絵地図を書いて販売しているとのことだった。愛宕神社の鳥居をくぐって解散とし、コンビニでビールその他を仕入れて即清寺辺の梅の木の下で花見としゃれた。鎌田さん持参のフランスワインがおいしかった。
(助廣弘子)
コースタイム:箱根湯本駅8:06〜16タクシー =元箱根バス停8:40〜45−箱根峠9:30−兜石分岐9:38〜45−推定平安・鎌倉古道入口石碑10:42〜49−扇平・そめい吉野桜(昼食)11:45〜12:25−山神社12:50−立体交差路上13:45〜14:00−小沢分岐・ゴルフ場14:10−老人福祉センター14:25−三嶋大社・しだれ桜15:00〜40−うなよしーJR三島駅17:19〜29
箱根神社の赤い大鳥居前をスタート。国道1号沿いの杉並木路は人影も無くとても穏やか。湖畔には多くのワカサギ釣り舟を見やりながら行く。関所跡を過ごし、交差点を右に曲がると箱根駅伝の往路のゴール点・復路のスタート点。広場に沿い市道を道なり行くと駒形神社ぎわの地蔵に着く。ここより石畳道になる。石畳はかなりの急坂で大きな石が整然と敷かれるも滑り易い。国道下を抜けると、向坂・赤石坂・釜石坂・挟石坂、そして急な石段を登ると国道に出る。複雑な交差点を過ぎると箱根峠、少し行くと峠茶屋。
右に行くと風除けの木々に囲まれた鎌倉古道分岐の兜石休憩所に着く。
芦ノ湖ゴルフ場と高原別荘地に向け、右下に広がる山なみと駿河湾の佳き景観を楽しみながら、広い車道を行く。高原別荘地内の各交差点は左側の車道をとって行くと海ノ平C−30大竹宅前に着く。
前方には目立たない推定平安鎌倉古道の石碑が建つ。その脇に新しく鎌倉古道入口の標識も建つ。
左折すると尾根沿いの檜林の中を下る山道となり、展望が全くきかない。山道の所々に石碑と標識が山神社まである。前年の豪雨のためか、山道は倒木が多く、荒れて排水も悪く、歩きづらい。
しばらく下ると山中城址に通じる林道と交差。ここを過ぎると間もなく桜の名所で石碑が建つ扇平。
ここでお花見を予定するも未だ花芽は固く、2W遅れの20日頃かな。路端で昼食。
古道のルートは大変解りづらい、迷いそう。左に林道を行くと山中城址方面。桜並木の真ん中の踏み跡を笹を掻き分けながら行く。3か所の林道を過ぎると解りにくいY字路があり、右の山道を行くと諏訪神社を見る。さらに山道を行くと小さな山神社に着く。
ここから三嶋大社まで一般道を歩くが石碑・標識が少なく道に迷いそう、気をつけて。
豚舎の先に小さな森があり、そこが元山中関所跡。少し行くと十字路があり、右折する。野菜畑と植木畑をの広がりを眺めながら下る。そして孟宗竹の林を抜けると急に前方が開け、三島市街地と駿河湾を遠望しながら野菜畑が続く一本道を更に下る。立体交差路の先にY字路の韮山辻があり、ここを左にとる。道なりに行くと広い道路に出る。ここが小沢分岐で推定平安鎌倉古道の石碑が建ち、前に三島ジャンボゴルフ練習場がある。
広い道路を右にとり、高速道路に架かる橋を渡ると市街地となる。老人福祉センター、桜ケ丘上バス停を過ぎ、新幹線と東海道本線に架かる橋を渡ると願成寺の前に出る。道なりに行き下神川橋を渡り、まっすぐ行くと三嶋大社の横に出る。左へ塀に沿って行くと大鳥居の前に出る。満開のしだれ桜の下を三嶋大社に詣でた後、綺麗なしだれ桜を眺め、お花見を楽しむ。大鳥居を出て右折、大通りを通り伊豆急踏切を過ぎ、十字路を右折し行くと「うなよし」。ここで楽しい反省会をして三島駅に着く。 (派田正)
期 日:4月17日(日)日帰り 晴
参加者:L木村真知子、森田隆仁、小原紀子、合田英興、安瀬はる江、松宮俊彦、市川静子、黒沢寿子、佐藤邦弘、山村晶子、松田照子 計11名
コースタイム:厚木バスセンター8:00(広沢寺温泉行)=バス停8:40〜55−広場登山口9:40〜45−尾根上10:00〜10−515ピーク10:40−弁天見晴11:10〜15−見晴B11:25〜30−見晴A11:38−東屋12:00〜45−キャンプ場奥13:55〜14:05−日向山14:40〜45−見城山15:00〜10−七沢温泉入口15:50
支部に入った時、みんなが歩いていないバリエーションルートを歩いてみて、支部の人にも再訪して欲しいと思って、地図を見ていたら見城山という未踏の山をみつけ計画をたてたのが今回の山歩きです。
幸い春うららの絶好のハイキング日和に恵まれ、予定通り歩いた感想はいろいろ体験でき、満足感の大きな思い出山行になりました。
まず、バス下車後、広い境内と立派な広沢寺を参拝して出発。弁天岩、弁財天、日向山登山口、通過して、道標のある登山口へ。そこから山へ入って行く仕事道は尾根に向ってまっすぐに、木の根を利用した急な上りで尾根に合流。そこからは山の景色が広がり芽吹き始めた木々が私達を迎えてくれる。
そこから見晴A・Bまではいくつもピークをこえていく明るい尾根が続き、足取りも軽くアップダウンしながら進む。東屋に12時ピッタリに到着。思ったより時間がかかったが、その分山桜の美しい時期にであえて遠近の山々がきれいにみえ良かったと感じました。
下りは鹿柵のゲートを通過、植林帯につけられた作業道を一気に下り、沢沿いの道に出ました。
あまり人が歩かないのか何カ所かロープがはってあり、以前歩いた時より荒れた感じでした。
キャンプ場奥から長い階段を上り、中間道をいくと日向山の分岐にでて、日向山へ。いったん鞍部に下りて見城山へ登り返し、未踏の見城山の山頂を踏みました。そこからの下りも景色がよく、味わいのある尾根道を七沢温泉に下りて行きました。
今回御参加の支部の方の協力とお天気に恵まれ感謝です。(木村真知子)
期 日:4月24日(日)日帰り 晴れ
参加者:L佐藤邦弘、中村精、森田隆仁、小原紀子、山本文夫、安瀬はる江、宮澤惠子、市川静子、竹田早苗、山村晶子 計10名
コースタイム:大船駅8:40=朝比奈バス停9:08−朝夷奈切通し入口9:10−熊野神社分岐9:20−熊野神社9:26−熊野神社分岐に戻る9:37−三郎の滝9:53−十二所神社10:06〜10:11−番場ヶ谷秘境入口10:21−天園ハイキングコース合流10:41〜10:47−天園・トイレ休憩11:06〜11:10−市境広場11:39〜11:45−関谷奥見晴台11:57〜12:30−大丸山12:40〜12:50−円海山13:35〜13:40−いっしんどう広場13:43〜13:55−瀬上池分岐(A3)13:57−池の下広場14:13−県立横浜栄高校14:30−港南台駅14:51
前日の降り続いた雨はすっかりあがり、快晴の青空とは嬉しいかぎり。JR大船駅 8時40分発 金沢八景行に乗車して約30分 朝比奈バス停に到着。ここは横浜市金沢区に属し、朝夷奈切通しの最寄りのバス停である。バス停から少し戻り、横道に入ると、巨木のご神木が右手に現れた(この巨木は後で調べたらイチイとうい木であるらしい)。少し先に進むと、庚申塔が道脇にいくつか並び、緑の森が続いている。鎌倉時代のその昔、山を切り開いて人馬が通れるようにしたというこの道は、両脇が岩肌は露出して迫り、岩壁から流れる水で地面が湿り、森に覆われて薄暗く、磨崖仏(まがいぶつ)がいかにも古道を偲ばせて、はるか昔に帰ったような気分に引きずり込む。切通しの最後は小さな滝が流れていた。横浜から鎌倉に抜けたことになる。
支部だよりを作成して頂いている矢澤氏のご実家の脇を過ぎ、住宅地のはずれから、鎌倉の秘境とよばれる番場ヶ谷(ばんばがやつ)に突入する。踏み跡を辿り、手つかずの鬱蒼とした森林のなかを進む。地面は思ったほどぬかるんでいない。沢が流れている。吉沢川の源流である。苔むした岩の沢底がところどころ露出している箇所を慎重に遡行して渡る。山の斜面に二つの洞穴があり、「やぐら」と呼ばれる墓が目に入る(この辺りをお塔の窪というらしい。書物には三つのやぐらがあるというが、二つしか確認できなかった。三つのやぐらのうち中央のやぐらを「お塔やぐら」と呼ぶとしている)、なかを覗くと、石像が並んでいた。次第に沢筋は細くなり、沢筋が消えていく。さらに登っていくと天園から降ってくる天園ハイキングコースにとび出た。他のハイカーには出くわすこともなく、まさにここは異世界、秘境の雰囲気であった。
ハイキングコースが天園に向かってゆるやかに上にのびている。鞍部から岩場となっている見晴台に登る。鎌倉の街と相模湾の眺望は堪能できたが、今日は残念ながら富士山は雲の中に姿を隠したまま。ここからすぐ上が天園である。天園の茶屋の脇を通り過ぎると、すぐに横浜市内最高地点というプレートがあり、159.4mと記されていた。
トイレ休憩した後、茶屋の裏を通り、横浜へと続く尾根道に入る。ここからはアップダウンの少ない快適な道が続いている。鎌倉と横浜の境である市境広場で森田さん差し入れの冷たく、甘いパイナップルで全員エネルギーを補給して進む。ハイキングコースの脇から階段が付けられ、少し登ると関谷奥見晴台である。ベンチも複数あり、東側が開けて見晴らしがよく、ハイカーたちが昼食をとっている。わがグループもここで昼食休憩をすることにした。広場の山桜が盛りは過ぎていたがまだ花を残していた。ハイカーの食べているお弁当を狙うトビが急降下する姿に驚く。
横浜市の最高峰大丸山156.8mの頂上は整備された階段を登る。広い山頂でベンチが置かれ、おおぜいのハイカーが休んでいた。東側が開けて、眺望良く、横浜市金沢区の街並みと東京湾が眼下に広がり、房総半島が遠望できた。山頂標識横の四等三角点を踏む。記念写真を一枚。
今日の予定を変更して円海山を目指す。いっしんどう広場から東に進むと、あっけなく円海山153.3mである。山頂はフェンスで囲まれ、ひとが入れないようになっている。今は利用されない展望台もそのなかに立っている。その展望台の近くの立ち入りできなくしたフェンスに円海山頂上153.3mというプレートが付けられていた。
ここからまたいっしんどう広場の戻り、更に少し戻ったA3という標識のあるところから谷底に横たわる瀬上池を目指して降りる。そして広場に降り立ち、漆窪休憩所、池の上休憩所を経て、瀬上池へ。深い森に囲まれてひっそりと水を湛えている。ここも横浜とは。トンボ池にはとんぼが一匹飛んでいた。山と山に囲まれた谷戸の風景のなかをのんびりと歩き、県立横浜栄高校の脇に出た。ここで今日のハイキングコースは終了である。あとはコンクリートの舗装された街中の道を歩き、JR港南台駅で解散とした。
<付記>
番場ヶ谷については、「新ハイキング」誌(2001年2月号)に矢澤孝二氏が「鎌倉 番場ヶ谷をさぐる」と題して寄稿している。この地域を好み、歩き慣れた矢澤氏でなくては書けない内容になっているので、紹介しておきたい。番場ヶ谷を知るには恰好の資料だとおもわれる。
このなかで四つのルートが地図とともに詳しく記述されているが、今回のルートはお塔の窪ルートであったことがわかる。また番場ヶ谷という名は鎌倉時代の武将、梶原景時の家来である番場忠太の屋敷があったとされることによるという。
矢澤氏のガイドはおぼろげながら記憶にあったのだが、今回の山行後改めて読んでみて、他の三つの@霧ヶ谷ルートA送電線ルートB源流ルートも訪ねてみたいおもいにかられた。(佐藤邦弘)
期 日:4月29日(祝・金)日帰り 晴れ時々曇り
参加者:L助廣弘子、山本文夫、上野進、竹田早苗、本山まり子、峰尾欽二 計6名
コースタイム:三峰口駅8:42〜50−神明社8:55−山ノ神の祠9:38〜40−大峠725M10:00〜05−802M10:35−1165M11:50〜12:15−1307M13:10−三門ノ広場13:25−熊倉山13:35〜55−林道15:35−城山(熊倉城址)15:40〜16:00−白久駅17:05〜10
費 用:御花畑〜三峰口 430円、白久〜御花畑 430円
アカヤシオの花を期待して、この時期を選んだ。前日は6月並みの汗ばむ陽気だったが、この日の気温は10度も低く、三峰口から歩きだすと、爽やかな空気が気持ちいい。深入沢沿いに樹林帯のなかを行く。取り付きに迷って一時間ロスしたという人の話を聞いていたので、慎重に進んだが、テープがしっかり付いていて、沢を離れて尾根に取り付く地点にある山ノ神の祠をすんなり見つけることが出来てひと安心した。725M圏の大峠は杉の大木が並ぶ神社のような雰囲気で、右手に聖山があった。
1165Mで昼食。この先からアカヤシオが現れ、ちょうど咲き始めた綺麗な花弁が、まるで作り物ののようだと、皆でうっとり観賞した。急な登りが頻繁に出てくるが、設置してある古いロープを使う必要はなかった。唯一、この尾根一番の難所1307M手前で、トラロープを頼りに大岩を登った。山道の普請に来ていた男性二人とここですれ違った。谷津川林道コース分岐を過ぎると一般ルートとなり、ゆるやかな巻き道を通って三門ノ広場へ出て、すぐに熊倉山山頂に達した。
下りはいたるところに標識があり、殆んど迷うことはないが、落ち葉の積もった急な下りゆえ慎重に歩いた。1100M前後にまたアカヤシオが現れ、ヒカゲツツジやアセビと美しい色の競演を見せてくれた。足元にはカタクリがまだ咲き残っていた。林道に出たところで、山頂から一人で下りてきた男性はそのまま林道を白久駅へ向かった。我々も林道で駅へ行きたいという声が上がり、いや、林道歩きは足に痛いから尾根歩きしたいとの声もあり、とりあえず熊倉城址のある城山まで行ってケーキタイムを取る。ケーキを食べて元気になったようで、全員、せっかくだから城山コースを最後まで歩こうということになった。階段が延々と出来ており、綺麗な新緑の中、足元に咲くイワウチワやスミレを愛でながら、一時間歩いて駅へ到着した。(助廣弘子)